しょうの雑記ブログ

ファッション、音楽、物事の考え方、おすすめの商品、食べ物、プロ野球などについて書いたブログです。

プロ野球の開幕と「プロ野球の存在意義」について

 2022年3月25日(金)に、2022年シーズンのプロ野球が開幕しました。

 

 自分の趣味は、「プロ野球観戦」です。

 

 そして、ひいきのチームは「千葉ロッテマリーンズ」です。

 

 そのため、「今シーズンは、悲願の優勝を果たしてくれないかな」とワクワクしています。

 

 プロ野球が開幕すると、月曜日以外は、基本的に毎日試合があります。

 

 そのため、シーズン終了までは、ほぼ毎日、「今日は、ロッテは勝ったかな?」とチェックして楽しむことができます。

 

 ささやかな楽しみではありますが、毎日そういう楽しみがあるというのは、なかなか良いものです。

 

 そんなことを考えていたら、ふと、現・日本ハムファイターズの監督である新庄剛志氏のある名言を思い出しました。

 

 新庄氏は、ドラフト8位の新人である北山亘基を開幕投手に抜擢したり、自身の登録名を「BIGBOSS(ビッグボス)」にしたりと、監督になってもユニークなことをしています。

 

 しかし、この名言を見ると「ただおちゃらけているだけでなく、冷静に物事を見る目を持っているな」と感じます。

 

 その名言が、こちらです。

 

プロ野球の存在意義とは、その街の人々の暮らしが少しだけ彩られたり、単調な生活がちょっとだけ豊かになることに他ならない。

 

 この名言を改めて見直すと、「まさにその通りだな」と思います。

 

 正直、自分のひいきのチームが勝ったところで、自分の置かれている状況は変わりません。

 

 しかし、自分が置かれている状況は変わらなくても、「心の中」は少しだけ変わります。

 

 プロ野球の試合が行われることで、プロ野球ファンの心の中は、「少しだけ前向き」になったりします。

 

 プロ野球が、プロ野球ファンに与えてくれる影響は、ごくわずかなことかもしれません。

 

 しかし、ごくわずかであっても、確実に良い影響を与えてくれます。

 

 その効果は、意外と無視できません。

 

 単調でつまらない毎日が続いたとしても、プロ野球があることで、「毎日のちょっとした楽しみ」ができます。

 

 それがあるのとないのとでは、気持ちの面で大きく変わります。

 

 今の日本の社会情勢を見ると、あまり将来に希望は持てません。

 

 日本の経済成長は期待できず、給料が上がらない割に、物価も上がっています。

 

 それでいて、税金は下がりません。

 

 少子高齢化も進んでいます。

 

 将来のことを考えると、不安な気持ちになる人も多いでしょう。

 

 しかし、そんな中でも、プロ野球観戦が好きな人は、プロ野球の試合を見ている間、不安な気持ちを少し忘れたりします。

 

 プロ野球によって将来の不安は解消しないですが、「将来の不安を少しだけ忘れさせてくれる」だけでも、十分な価値があると思います。

 

 

 

 

 

 毎年、プロ野球が開幕すると、「プロ野球があると、生活がちょっとだけ豊かになるな」と感じて、この新庄氏の名言を思い出したりします。

 

 やはり、「プロ野球がある生活」というのは、なかなか良いものです。

 

 シーズンが始まったばかりですが、今年のプロ野球も、色々とワクワクさせてくれそうです。

 

 ちなみに、過去の記事でも、ここで取り上げた名言について書いているので、よかったらそちらも読んでみてください。

 

www.bamentekiou.com

 

 また、プロ野球観戦をする際は、「スラッガーのプロ野球選手名鑑」があるとより楽しめるので、観戦のお供として、この本はおすすめです。

 

 

スラッガーのプロ野球選手名鑑

 3月下旬になると、「もうすぐプロ野球が開幕するな」と毎年思います。

 

 「プロ野球の開幕が待ちきれない」と楽しみにしている野球ファンも多いでしょう。

 

 自分は、以前から、プロ野球観戦が趣味です。

 

 そして、プロ野球開幕前には、毎年、「プロ野球選手名鑑」を買ってきました。

 

 色々な選手名鑑を試してきましたが、今は、「これが一番」と思うものを見つけました。

 

 それが、「Slugger(スラッガー)特別編集・プロ野球・オール写真選手名鑑」です。

 

f:id:bamen:20220306232948j:plain

 

 

 「Slugger(スラッガー)」は、主にMLBについて扱っている雑誌です。

 

 その雑誌が、毎年、特別編集版として、プロ野球の選手名鑑を出しています。

 

 正式名称が長いので、プロ野球ファンは、「スラッガーの選手名鑑」と言っています。

 

 今回は、その「スラッガーの選手名鑑」の紹介をしていきます。

 

 また、メリットだけでなく、デメリットについても解説していきます。

 

 

 

 

 

 

 

メリット

データが豊富

 この選手名鑑の一番の売りは「収録されているデータの豊富さ」です。

 

 表紙にも「データ充実度No.1!」と書かれていて、データ量に対する自信がうかがえます。

 

 「打率」「本塁打数」「打点」「防御率」といった主要データはもちろん、メジャーリーグで用いられている「OPS」「UZR」「WAR」「WHIP」といったような指標もばっちり収録されています。

 

 その他にも様々なデータが収録されており、「細かいデータを参照しながら野球を見たい」という方には、うってつけです。

 

サイズがちょうどいい

 この本のサイズは、「B5」です。

 

 「縦25.7cm、18.2cm」というサイズです。

 

 このサイズが、なかなか絶妙です。

 

 他の選手名鑑だと、「プロ野球全選手カラー写真名鑑」も、データ量の豊富さでは引けを取りません。

 

 

 ただ、「プロ野球全選手カラー写真名鑑」は、「A4サイズ」で、自分としては、「サイズがちょっと大きすぎるな」と感じました。

 

 スラッガーの選手名鑑よりも、一回り大きなサイズです。

 

 そのため、プロ野球中継を見ながら、この選手名鑑をめくると、大きすぎて少し邪魔な感じがしました。

 

 その点、スラッガーの選手名鑑の場合は、「大きすぎず小さすぎず」といった感じです。

 

 このサイズ感は、野球中継を見ながらめくるには、最適なサイズだと思います。

 

小ネタが面白い

 この選手名鑑には、選手ごとに、「選手の紹介文」が載っています

 

 そして、その紹介文の最後に、「小ネタ」が載っていたりします。

 

 「小ネタ」が載っていることにより、選手のパーソナルな部分が垣間見られて、なかなか面白いです。

 

コストパフォーマンスが高い

 こちらの選手名鑑の価格は、「1000円(税込)」です。(2022年3月現在)

 

 オールカラーで、これだけデータがたくさん載っていて、1000円で買えるというのは、なかなかコストパフォーマンスが高いと思います。

 

デメリット

「細かいデータはいらない」という人には向かない

 こちらの選手名鑑は、細かいデータがたくさん載っているのが売りですが、それにより、パッと見で選手のことを把握しにくくなっています。

 

 そのため、「細かいデータはいらないから、パッと選手が把握できる選手名鑑が欲しい」という方には、この選手名鑑は向いていません。

 

文字が小さい

 この選手名鑑には、細かいデータが載っているため、どうしても文字が細かくなっています。

 

 そのため、「細かい文字だと読みづらい」という方には、この選手名鑑は向いていません。

 

球場に持参するには少しサイズが大きい

 この本は「B5サイズ」ですが、球場に持参するには、少しサイズが大きく、邪魔になるかもしれません。

 

 そのため、「球場に持っていく用の選手名鑑が欲しい」という方は、もっと小さいサイズの選手名鑑の方がおすすめです。

 

 スラッガーの選手名鑑は、球場で見るよりも、家でプロ野球観戦をしながら見る方が適しています。

 

 また、球場でスラッガーの選手名鑑のデータを熟読していると、ファウルボールが当たる確率が高くなるので、その点も注意して下さい(笑)。

 

 

 

 

 

まとめ

 「スラッガーの選手名鑑」を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

 多少のデメリットはありますが、トータル的に見て、かなり優れた選手名鑑だと感じます。

 

 「細かいデータが収録されたプロ野球選手名鑑が欲しい」という方は、ぜひ、この選手名鑑をチェックしてみて下さい。

 

 この選手名鑑があると、プロ野球観戦がより楽しくなると思います。

 

 

「ピンチの時こそ 相手を見下ろせ」(新庄剛志)

 自分は、Twitterで、新庄剛志氏のつぶやきをよくチェックしています。

 

 興味深いつぶやきが多いからです。

 

 なんとなくTwitterを見ていたら、2021年12月22日に、新庄剛志氏がつぶやいた言葉にハッとさせられました。

 

 それはこんな言葉です。

 

ピンチの時こそ

 

相手を見下ろせ

 

 

 

 これを見た時に、「まさにその通りだな!」と感心してしまいました。

 

 確かに、よく考えてみると、ピンチの時というのは、相手を見下ろした方がうまくいくことが多いです。

 

 例えば、会社員をやっていると、「やたらと無理なノルマを課してくる上司」に悩まされる場合があります。

 

 そこで、月のノルマが達成できないと、上司から責められ、ピンチに陥ってしまいます。

 

 多く会社員は、「上司が偉くて、部下は偉くない」と考えています。

 

 そういう考え方だと、「偉い人の言うことだから、ちゃんと聞かなきゃ」となります。

 

 そうなると、「ノルマを達成するため、さらに仕事をする」ことになります。

 

 しかし、元々無理なノルマが設定されていた場合、ノルマを達成するために、長時間の残業をしなければなりません。

 

 長時間の残業が続くと、過労で倒れたり、うつ病になってしまうこともあります。

 

 そうなると、さらにピンチが広がってしまいます。

 

 このように、ピンチになった時に、「相手の方が優れていて、自分は劣っている」と考えるのは良くありません。

 

 それだと、心に余裕がなくなり、良い考えも浮かんできません。

 

 良い考えが浮かばないと、ピンチを脱出できる確率も低くなってしまいます。

 

 ピンチになった時は、「相手の方が上」とは考えず、相手を見下していた方が、心に余裕ができます。

 

 そうなると、「ピンチを脱出するための良いアイデア」が浮かびやすくなるので、ピンチ乗り切りやすくなります。

 

 

 

 

 

 この会社員の例だと、上司に対して、「こいつは、できもしないノルマばかり課してくるバカだ」と見下ろしていた方が、ピンチを脱出しやすくなります。

 

 その方が、「ノルマを達成するためにがむしゃらに頑張る」以外の方法が浮かびやすくなります。

 

 このピンチを脱出する方法の一つとして、「その上司よりも上の役職の人に相談する」といった方法もあります。

 

 その人に、「今の状況では、このノルマを達成することは不可能です」と相談してみるのです。

 

 そうすることで、「確かに無理だな」とわかってくれるかもしれません。

 

 そうなれば、上の役職の人から上司に注意が入り、ノルマが低く設定されるようになるかもしれません。

 

 また、それ以外だと、「上司がノルマについて言ってきてもスルーする」という方法もあります。

 

 そもそも達成不可能なノルマが設定されているのであれば、ノルマを達成できなく当然です。

 

 ですから、上司が「今月もノルマが達成できていないな」と小言を言ってきたとしても、聞いているふりをして受け流せばいいのです。

 

 それに、達成不可能なノルマが設定されているとしたら、自分以外の同僚も、おそらく達成できていないはずです。

 

 そういった状況であれば、上司の小言を受け流しても、自分はあまり不利な立場にはなりません。

 

 「上司の小言を、聞いているふりをして受け流す」というのも、ある意味、「ピンチを脱出する方法」だったりします。

 

 そうすることで、「ノルマを達成するために、さらに仕事を課せられる」ことを避けられる訳ですから。

 

 これはピンチを脱出する一例ではありますが、「相手を見下ろしている」と、頭も柔軟になるので、ピンチを脱出するためのアイデアがどんどん浮かんできます。

 

 そういったアイデアが沢山出てくると、ピンチを脱出できる可能性もどんどん高まります。

 

 新庄剛志氏が言うように、ピンチになった時は、あえて「相手を見下ろすクセ」をつけるようにしましょう。

 

 それが習慣化すると、ピンチの時でも、どんどん良いアイデアが浮かぶようになります。

 

 そうなると、段々と「ピンチに強くなっていく」はずです。

 

 

 

新庄剛志氏の「ワクワクを最優先する生き方」

 2022年シーズンから、新庄剛志氏が日本ハムファイターズの監督に就任することが決まりました。

 

 それにより、野球界が盛り上がってきました。

 

 自分も、このニュースを見て「どんな采配をするのだろう?」とワクワクしました。

 

 新庄氏というのは、現役時代から引退した後も、何をしでかすかわからない雰囲気があります。

 

 こういう人は、見ていてとてもワクワクします。

 

 しかし、改めて新庄氏の生き方を振り返ってみると、「この人は、いつも自分のワクワクを最優先させて生きているな」と感じます。

 

 新庄氏を見ていると、どうしても、お金や名誉より、自分のワクワク感を最優先して生きているように思えます。

 

 自分のワクワクを最優先にして生きているため、色々と面白いことが巻き起こっています。

 

 そこで今回は、新庄氏の「ワクワクを最優先する生き方」を改めて振り返ってみます。

 

 

 

 

 

 

 

敬遠球をサヨナラヒット

 新庄氏は、高校卒業後、阪神タイガースに指名され、阪神に入団します。

 

 彼は、阪神在籍中も様々な話題を振りまいてきましたが、その中でも特に印象深い出来事が、「敬遠球をサヨナラヒット事件」です。

 

 2021年時点でのプロ野球では「申告敬遠」の制度が導入されています。

 

 そのため、今では、打者を敬遠するために投手が敬遠球を投げることはありません。

 

 しかし、90年代のプロ野球界では、まだ申告敬遠が導入されておらず、投手は、敬遠の際にもボール球を4球投げる必要がありました。

 

 1999年6月12日、甲子園球場で、阪神・巨人の首位攻防戦がありました。

 

 延長12回裏、一死一・三塁の場面で、新庄氏に打席が回ってきました。

 

 ここでヒットを打てば、阪神がサヨナラ勝ちです。

 

 巨人の投手は、槙原寛己氏でした。

 

 しかし、巨人ベンチは「敬遠」を選択します。

 

 槙原氏は敬遠球を投げますが、その2球目をなんと新庄氏が打って、打球は三遊間を抜けてヒットになります。

 

 三塁ランナーが生還し、見事、阪神がサヨナラ勝ちしました。

 

 ヒーローインタビューは、もちろん新庄氏です。

 

 そのインタビューで「明日も勝つ!」と力強く答えたことも話題になりました。

 

 「敬遠球を打つ」という発想は、ワクワクを優先する新庄氏らしいなと感じます。

 

 普通のプロ野球選手は、「敬遠球を打とう」という発想はまずないと思います。

 

 そもそも、敬遠球というのは、ほとんど打てるゾーンに来ません。

 

 仮に打てるゾーンに球が来ても、打つのには相当勇気がいるでしょう。

 

 プロの打者であっても「打ち損じ」はあります。

 

 敬遠球を打ち損じてアウトになったりしたら、ファンから「何で敬遠球を打つんだ」と叩かれることが想像できます。

 

 打てるゾーンに敬遠球が来ても、失敗した時のファンからのバッシングが頭に浮かぶと、打つ勇気のある選手はなかなかいないでしょう。

 

 ましてや、新庄氏が所属していたのは、ファンの目が厳しい阪神です。

 

 敬遠球を打ってアウトになったら、他球団より激しくバッシングされるでしょう。

 

 「阪神の選手が敬遠球を打つ」というのは、とんでもなく勇気のいる行為だと思います。

 

 しかし、新庄氏は、「ワクワクを最優先させて生きている人」です。

 

 そのため、失敗した時のリスクより、「敬遠球を打ってヒットにしたら、ヒーローになれるぞ」というワクワク感が勝ってしまったのでしょう。

 

 ワクワクを最優先に生きている新庄だからこそ、「敬遠球をサヨナラヒット」という名場面が生まれたのだと思います。

 

 ちなみに、新庄氏本人は、後に「敬遠球を打つ練習をしていた」と語っています。

 

 また、コーチにも「敬遠球を打つかもしれない」と事前に伝えていたようです。

 

 敬遠球を打ったのは、単なる思い付きのように見えて、実は色々と準備をしていたというのはさすがですね。

 

 「敬遠球を打つ」という行為は、ワクワクを最優先した結果だと思いますが、ワクワクだけではなかなかヒットになりません。

 

 ヒットにするためには、事前の準備も必要です。

 

 「敬遠球をサヨナラヒット」という名場面は、「敬遠球を打ったらどうなるんだろう」というワクワク感と「事前の準備」が合わさった結果ということですね。

 

12億円のオファーを蹴って、2200万円でメジャー移籍

 新庄氏は、2001年に、阪神からメジャーリーグのニューヨーク・メッツに移籍します。

 

 彼のメジャー移籍が決まった時、日本中で大きな話題となりました。

 

 2000年のオフ、新庄氏は、FA権を取得しました。

 

 その際、阪神は新庄氏に「5年12億」という金額を提示し、残留交渉をしたとされています。

 

 当時の新庄氏は、阪神の主力選手でしたし、何より言動に華がありました。

 

 阪神としても、「球団の看板選手として、なんとか残ってほしい」という思いでこの金額を提示したのでしょう。

 

 それに対し、ニューヨークメッツは「1年2200万円」という条件を提示しました。

 

 「メジャーリーグ移籍」というのは、選手にとっては憧れでしょうが、阪神とメッツでは、あまりに年俸が違いすぎました。

 

 「この2つのどちらかを選べ」と言われたら、大半の人は、「阪神残留」を選ぶでしょう。

 

 当時の新庄氏は、阪神の主力選手でしたが、日本プロ野球の中で圧倒的な成績は残せていませんでした。

 

 そして、当時は、日本人野手でメジャー挑戦していた人はいませんでした。

 

 確かに、メジャーリーグというのは「成功をすれば大金を掴める世界」です。

 

 しかし、成績が上がらなければすぐ契約を切られてしまうシビアな世界でもあります。

 

 「日本でそれほど突出した成績を残せていない選手が、メジャーリーグに挑戦する」というのは、とんでもなくリスクのある行為です。

 

 しかし、ここでも、新庄氏はワクワクを最優先します。

 

 新庄氏の中では、阪神が提示した金額やリスクよりも、「メジャーリーグの野球を経験してみたい」「メジャーで活躍したらヒーローになれる」というワクワク感が勝ったのでしょう。

 

 その結果、「年俸2200万円でメジャーリーグに挑戦」という決断をします。

 

 ちなみに、世間の大半の人は、新庄氏のメジャー移籍のニュースを見た時、否定的な見解を示していました。

 

 みんな、「新庄がメジャー挑戦したところで通用しない」「どうせ通用せずに1年も経たずに帰ってくるだろう」と言っていました。

 

 ただ、世間の人は新庄氏の実力を信じていなかったけれど、新庄氏本人は自分の実力を信じていたということですね。

 

 いくらワクワクする気持ちがあっても、自分の実力を信じていなかったら、メジャー移籍の決断はできませんから。

 

 

 

 

 

メジャーから日本ハムに移籍

 新庄氏は、メジャーリーグに3年間在籍し、まずまずの成績を残しました。

 

 メジャーでの通算成績は3年間で打率.245、本塁打20、打点100です。

 

 4番を打ったこともあります。

 

 守備もメジャーの中でも上手い方でした。

 

 3年間でこの成績で、守備も良いとなれば、「メジャーで通用した」と言っていいでしょう。

 

 また、年俸が上がったり、CM契約が入ったりして、大金も手にしました。

 

 しかし、メジャーでの成績にも少し陰りが見え始めてきたところで、日本プロ野球界の復帰を画策します。

 

 ここでも、水面下で、様々な日本の球団からオファーをもらっていたと思います。

 

 しかし、ここで、意外な球団を選びます。

 

 新庄氏が入団を決めたのは「日本ハムファイターズ」でした。

 

 ここであえて、「日本ハム」を選ぶところがなかなか凄いと思います。

 

 実際、メジャーリーグから日本に復帰する場合、元の所属チームを選ぶケースが多いです。

 

 きっと、阪神も、交渉はしていたでしょう。

 

 また、古巣に復帰しない場合でも、ビッグネームで大金を積んでくれる球団に移籍したりします。

 

 そこで、当時あまり人気のなかった「日本ハム」に入団するとは意外でした。

 

 しかし、これも「ワクワクを最優先した結果」だったと思います。

 

 その時、ちょうど、日本ハムは、本拠地を北海道に移転するタイミングでした。

 

 新庄氏は、きっと、「チームが北海道に移転するタイミングで、自分も移籍して、一からチームを作っていったら面白そうだ」と思ったのでしょう。

 

 また、「自分の力で、人気のなかった日本ハムを人気球団にしたい」という思いもあったでしょう。

 

 そういった「新たなチャレンジ」として、新庄氏は、2004年から日本ハムに加入します。

 

シーズン初めに「今シーズンで引退します」と宣言

 2004年から日本ハムに入った新庄氏は、様々な話題を提供しました。

 

 かぶり物パフォーマンスをしたり、オールスターでホームスチールを決めたことも話題となりました。

 

 選手としても好成績を残し、主力として活躍しました。

 

 そして、2006年の4月18日、シーズンが始まったばかりにも関わらず、「今シーズンで現役を引退する」と宣言します。

 

 これには、みんな驚きました。

 

 シーズン初めに引退宣言をする選手というのは、なかなかいません。

 

 普通は、シーズン終盤になって、今年の成績を振り返って、「自分はもう現役は厳しい」と感じて引退宣言します。

 

 しかし、新庄氏の場合は、肉体的にはまだそこまで衰えを見せていないのに、シーズン初めにそのシーズン限りでの引退を宣言したのです。

 

 これも、おそらく、「シーズン初めに引退を表明する選手はいないから、自分がやってやろう」というワクワク感によるものでしょう。

 

 そして、「そうすれば、さらにチームにも注目が集まる」という狙いもあったと思います。

 

 それが功を奏し、日本ハムへの注目度はさらに高まります。

 

 チームの指揮も上がり、なんとその年の日本ハムはリーグ優勝して、日本一にもなりました。

 

 新庄氏は、選手として最高の形で、ユニフォームを脱ぎました。

 

 

 

 

 

バリ島に10年以上住む

 現役引退後は、野球から離れ、タレント活動をするようになります。

 

 そして、2010年頃には、バリ島に移住します。

 

 バリ島に移住してからは、メディアにもあまり出なくなりました。

 

 はたから見ると、「何で唐突にバリ島に移住するの?」と不思議でした。

 

 別に、バリ島で仕事をしているような様子でもなかったですし。

 

 ただ、これも、本人なりに「ワクワクを追求した結果」なのだと思います。

 

 誰しも、一度くらいは「南の島に移住したら楽しそうだな」と空想したことがあるでしょう。

 

 しかし、ほとんどの人は、空想で終わって実行しません。

 

 それに対して、「楽しそう」と思ったことをパッと実行してしまう新庄氏はさすがです。

 

 その後は、たまに日本のテレビ番組には出たりはしていましたが、普段は何をしているのかよくわからない感じでした。

 

 みんな、「なんか新庄らしく、自由にやってるね」という感じで見ていたと思います。

 

現役復帰を目指し、トライアウトに挑戦

 メディア露出が極端に減っていた新庄氏ですが、2019年の11月13日、唐突に、自身のインスタグラムに「現役復帰を目指して、2020年のトライアウトに挑戦する」と宣言しました。

 

 これにはみんな驚きました。

 

 そして、賛否両論が巻き起こりました。

 

 「新庄ならできる」「また現役の新庄が見たい」という声もありました。

 

 しかし、どちらかというと否定的な意見の方が多かったです。

 

 「その年齢で現役復帰は絶対に無理」「冷やかしでトライアウトを受けるな」という厳しい声もありました。

 

 みんながそう言うのも無理はありません。

 

 インスタグラムで宣言した時、新庄氏の年齢は、47歳です。トラアウトを受ける時は48歳になっています。

 

 しかも、現役引退後は、完全に野球から離れています。

 

 そんな人がいくら努力したとしても、「さすがに無理」と思うのが普通です。

 

 自分もそう思いました。

 

 しかしどこかで、「新庄なら、もしかしてやってくれるかもしれない」という気持ちもありました。

 

 その後、インスタグラムにトレーニング動画をあげたりしていましたが、それが思った以上に良い動きだったので、「もしかしたら」という気持ちも少し高まりました。

 

 40代後半で「またプロ野球選手になりたい」と言うのは突拍子もないことですが、これもワクワクを最優先した結果でしょう。

 

 新庄氏の中で野球への熱が急に高まって、「この年齢で再びプロ野球選手になれたら面白い」と考えて、そういったことを言い出したのでしょう。

 

 そして、2020年の12月7日、本当にトライアウトに参加します。

 

 参加しただけでなく、なんとヒットも1本打ちました。

 

 ヒットを打てると思っていた人は少なかったので、これにはみんな興奮しました。

 

 そして、ヒットを打ったことで、再びプロ野球選手になる可能性も出てきました。

 

 しかし結局、獲得する球団は現れず、現役復帰の夢は叶いませんでした。

 

日本ハムファイターズの監督に就任

 2021年シーズン、ファイターズは不振にあえいでいました。

 

 そして、その責任を取るという形で、2021年の10月16日、栗山監督の退任が決まりました。

 

 次の監督については、「稲葉さんか?」「小笠原さんではないか?」といった予想が飛び交いました。

 

 「新庄だ」という予想はほどんどなかったと思います。

 

 何しろ、ずっと野球界から距離を置いてましたし、プロのコーチ経験もない訳ですから。

 

 しかし、その後、「次期監督には新庄氏が有力」とマスコミが報道しました。

 

 これにはとても驚きました。

 

 そして半信半疑でした。

 

 しかし、2021年の10月29日、「新庄剛志氏が日本ハムファイターズの監督に正式に就任した」という報道がありました。

 

 そして、11月4日には、監督就任記者会見が開かれました。

 

 会見の模様はこちらです。

 

www.bamentekiou.com

 

 新庄氏のところに球団から監督就任の話が来たのは、2021年の10月12日だったようです。

 

 新庄氏は、監督就任の話が来た時のことについて、「1秒で受けると決めた」と語っています。

 

 「監督就任を即決する」というのは、なかなか凄いことだと思います。

 

 プロ野球の監督というのは、とても魅力的な職業ですが、その反面、大きなデメリットもあります。

 

 チームの調子が悪いと、監督は、ファンやマスコミからバッシングされます。

 

 プロ野球の監督になるような人というのは、メンタルが強い人ばかりです。

 

 しかし、そんな人達でも、チームが連敗してバッシングが強くなると、なかなか眠れなくなったりするようです。

 

 そういうリスクを考えると、監督就任の話が来ても、即決はせず「少し考えさせてください」と言うのが普通でしょう。

 

 しかし、そんなリスクがあっても、ワクワクを優先して即決するところは、いかにも新庄氏らしいです。

 

 

 

 

 

まとめ

 新庄氏の「ワクワクを最優先する生き方」を振り返ってみましたが、いかがだったでしょうか。

 

 改めて見てみると、新庄氏が常に「自分がワクワクすること」を優先して生きてきたかがわかると思います。

 

 新庄氏の歩みを振り返ってみると、彼は「非常に開拓者精神が強い」とも言えます。

 

 きっと、「自分で道を作っていく」ことに、強いワクワクを感じるタイプなのだと思います。

 

 逆に、「他人の決めたレールに乗る」ことについては、大金を積まれたとしても、全くワクワクしないのではないでしょうか。

 

 日本ハムファイターズは、2023年に新球場が完成し、札幌市から北広島市に本拠地を移します。

 

 そいういう意味では、チームとして、ちょうど変革の時が来ています。

 

 そんなタイミングで監督に就任したのですから、新庄氏は、「自分がファイターズの新しい歴史を作ってやる!」とワクワクしながら、意気込んでいるでしょう。

 

 プロ野球ファンとしても、ワクワクしながら、彼の今後の一挙手一投足を見守っていきたいと思います。

 

 監督としても、また、「新庄劇場」を見せてもらいたいです。

 

 

新庄監督がプロデュースしそうな選手

 2022年シーズンから、新庄剛志氏が日本ハムファイターズの監督に就任することが決まり、世間は盛り上がっています。

 

 会見では、「ピッチャー3人、野手4人のタレントを作りたい」と語っていました。

 

 新庄氏としては、「実力があり、なおかつキャラの立った選手を育てていきたい」という気持ちがあるようです。

 

 やはり、そういう選手がいると、チームが注目されます。

 

 そして、チームだけでなく、プロ野球界全体も盛り上がっていきます。

 

 新庄氏は、きっと、「こいつだ!」と思った選手をプロデュースして、キャラ付けをしていくのではないかと思います。

 

 そこで今回は、自分なりに「新庄監督がプロデュースしそうな選手」を予想してみます。

 

 新庄氏が言っていたように、「投手3人」「野手4人」の計7名を選出してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

投手

吉田輝星

 投手でまずパッと思いついたのが、吉田輝星選手です。

 

 吉田輝星選手は、秋田の金足農業高校出身の選手です。

 

 彼は、高校3年生の時に出場した夏の甲子園で有名になりました。

 

 金足農業は、部員も少なく、下馬評は低い高校でした。

 

 しかし、エースの吉田選手を中心に、チーム一丸となって戦い、名門校を次々と破っていきました。

 

 そして、準優勝まで上り詰めました。

 

 甲子園では、勝った高校が校歌を歌いますが、反り返って全力で歌う、「全力校歌」も話題となりました。

 

 そして、ドラフト1位で日本ハムに指名されました。

 

 しかし、プロに入ってからは、プロの壁にぶつかっています。

 

 彼の一番の売りはストレートですが、まだ1軍の選手を圧倒できる程のストレートは投げていません。

 

 変化球の精度もまだまだで、これからさらに変化球も磨いていく必要があります。

 

 ただ、ドラフト1位で指名された選手ですし、十分な才能は持っています。

 

 また、彼は、ルックスもなかなかもいいです。

 

 ルックスに関しては、栗山前監督が初めて会った際に「かっこええな」と言っていたくらいです。

 

 また、ルックスが良いだけでなく、結構、お調子者キャラのようです。

 

 「甲子園のスター」「ルックスが良い」「お調子者キャラ」ということを考えると、彼は、既に良いキャラを持っています。

 

 そこで、新庄氏がさらにキャラを際立たせて、実力もつけば、スター選手になる可能性は十分です。

 

 新庄氏は、「彼が既に持っているスター性」をクローズアップして、うまくプロデュースしそうです。

 

伊藤大海

 伊藤大海選手は、2020年のドラフトで、1位で指名された投手です。

 

 彼の大きな売りは「北海道出身」ということです。

 

 日本ハムがドラフト1位で指名した選手で、北海道出身の選手は、彼が初めてのようです。

 

 名前も「大海」で、いかにも北海道を想起させる名前です。

 

 いわば、「地元の星」と呼べる選手です。

 そして、実力も申し分ありません。

 

 ルーキーイヤーに2桁勝利をクリアし、防御率も2.90と好成績でした。

 

 新人でありながら、既にチームの主力として活躍をしている選手です。

 

 また、侍ジャパンにも選ばれ、東京五輪にも出場しました。

 

 国際試合でも、堂々としたピッチングを披露しました。

 

 そういう意味では、メンタル的にタフで、気の強い選手だと思います。

 

 実力的には十分なので、あとは、「いかにうまくキャラを付けて売り出すか」が鍵となりそうです。

 

 新庄氏は「北海道出身」「気の強さ」という面を前面に押し出し、うまくプロデュースしそうな気がします。

 

上沢直之

 上沢直之選手は、非常に安定感のある投球をする先発投手です。

 

 2021年シーズンでは、12勝6敗、防御率2.81と、「エース」と呼べるような投球をしていました。

 

 2019年シーズンでは、打球が膝を直撃し、膝の皿が割れる大けがをしました。

 

 「選手生命は大丈夫か?」と心配する声もありました。

 

 しかし、膝を手術し、リハビリをして、2020年シーズンに1軍復帰しました。

 

 そして、2021年シーズンはエースと呼べるような活躍をしましたから、本当に凄い選手です。

 

 2022年シーズンも、おそらく、上沢選手はローテーションの軸になると思います。

 

 そういう選手ですから、実力は既に十分です。

 

 また、色気があるルックスで「イケメン」と言えます。

 

 そして、この見た目にも関わらず、実は結構冗談も言ったりするキャラのようです。

 

 ただ、他球団ファンから見ると「実力はあるけど、キャラがちょっと薄い印象」がある気がします。

 

 新庄氏は、彼を、「イケメンで、なおかつ面白いキャラ」として、うまくプロデュースしそうな気がします。

 

野手

万波中正

 野手で、まず初めに思いついたのは、万波中正選手です。

 

 万波選手は、横浜高校出身の若手選手です。

 

 吉田輝星選手と同学年です。

 

 コンゴ出身の父を持ち、非常に高い身体能力を持っている選手です。

 

 「走攻守」に優れ、並外れたパワーを持つ外野手です。

 

 そういった意味では、新庄氏の現役時代と重なる部分が多い選手です。

 

 また、彼も新庄氏も右打ちなので、おそらく新庄氏が直接指導もするでしょう。

 

 今はまだ、1軍では良い成績は残せていませんが、新庄氏の指導により、覚醒する可能性は十分です。

 

 また、性格的にも明るいキャラのようです。

 

 「高い身体能力を持った外野手で、性格も明るい」となると、新庄氏は彼に力を入れてプロデュースしそうな気がします。

 

 十分な実力が付いて、しっかりとキャラ立ちしたら、新庄氏は「万波が俺の後継者だ」と言い出すかもしれません。

 

 新庄氏がプロデュースしそうな選手の大本命です。

 

清宮幸太郎

 清宮幸太郎選手は、高校では、歴代最多となる111本塁打を打った内野手です。

 

 その実力がプロにも評価され、ドラフト時は、ドラフト1位で7球団も指名する注目選手でした。

 

 くじ引きの結果、日本ハムが引き当て、日本ハムに入団しました。

 

 また、父親は元ラグビー選手の清宮克幸氏であることも話題になりました。

 

 ドラフト時は非常に注目されましたが、プロに入ってからは思うような結果が残せていません。

 

 2軍では結構ホームランを打っていますが、1軍に上がるとなかなか打てません。

 

 また、打率に至っては、2軍ですらあまり良い成績を残せていません。

 

 怪我が多いのも、良い成績を残せない原因の一つだと思います。

 

 プロでの成績では、同期のヤクルトの村上選手に大きな差をつけられてしまいました。

 

 本人も球団側も「こんなはずでは」と悩んでいると思います。

 

 しかし、7球団競合した選手ですから、潜在能力が凄いのは間違いありません。

 

 「ホームランを打つセンス」は、プロの中でも優れたものを持っていると思います。

 

 また、性格的には、「おっとり系の弟キャラ」といった感じで、多くの人から愛される要素もあります。

 

 新庄氏は、「彼の持ち前のスター性」と「おっとり系の弟キャラ」という面をうまく組み合わせてプロデュースしそうです。

 

野村佑希

 野村佑希選手は、打撃が売りの、若手の内野手です。

 

 恵まれた体格で、長打も打てて、スケールの大きさを感じる選手です。

 

 ポジションは、主にサードを守っています。

 

 球団としては、「将来の大砲候補」として非常に期待している選手だと思います。

 

 また、野球に関すること以外では、「アメリカ生まれ」ということも話題になりました。

 

 ミドルネームは「ジェームス」ということで、ファンからは「ジェームス」と呼ばれていたりします。

 

 ただ、野球の面を見ると、実力的には、まだまだといった感じです。

 

 1軍の試合に出たりはしていますが、胸を張って「レギュラー」と呼べるような選手になるには、さらにレベルアップする必要があるでしょう。

 

 また、有望株ではありますが、キャラクターがちょっと弱い気がするので、新庄氏がうまくキャラ付けしていってほしいところです。

 

 

 

 

 

まとめ

 「新庄監督がプロデュースしそうな選手」を7名選出してみましたが、いかがだったでしょうか。

 

 この予想は、もしかしたら当たるかもしれませんが、完全に外れるかもしれません。

 

 新庄氏のすることは、なかなか予想がつきません。

 

 「え、そんな選手をプロデュースするの?」という選手になる可能性もあります。

 

 そういう意味では、この予想が当たっても当たらなくても、楽しむことができそうです。

 

 新庄監督の采配に関しては、みんなが注目していると思います。

 

 しかし、それだけでなく、「プロデューサー新庄」の手腕にも注目していくと、さらに面白くプロ野球が観られると思います。

 

 

新庄剛志氏のファイターズ監督就任会見

 「新庄剛志氏が日本ハムファイターズの監督になる」というニュースを初めて聞いた時は、「本当か?」と驚きました。

 

 だた、それと同時に、「何をやってくれるんだろう?」とワクワクしました。

 

 新庄剛志氏は、2022年シーズンから、日本ハムの監督になります。

 

 それに伴い、2021年11月4日、新庄剛志氏の監督就任会見が行われました。

 

 この会見も「新庄流」で、とても面白かったので、その内容をまとめます。

 

 

 

 

 

 

 

会見時の格好について

 まず、会見時の服装が相当インパクトがありました。

 

 赤系のチェックのスーツに、非常に襟が高い白のシャツを着ていました。

 

 胸元は開いていて、ネックレスをつけていました。

 

 シャツは、あまりに襟が高かったので、最初は「中に白いパーカーでも着てるのかな?」と思いましたが、よく見るとシャツでした。

 

 日本の監督就任会見で、これだけド派手な格好をする人を初めて見たので、まずそこから度肝を抜かれました。

 

 ちなみに、このシャツとスーツは、オーダーメイドのようです。

 

www.nikkansports.com

 

 

会見時の注目発言

監督ではなく「ビッグボス」と呼んでほしい

 新庄氏は、この会見の中で、「今までの監督像を変えたい」と発言していました。

 

 そして、「監督ではなく、『ビッグボス』と呼んでほしい」と言っていました。

 

優勝は目指さない

 会見では、「優勝は目指さない」と言っていまいた。

 

 これだけ聞くと「やる気がないのかな?」と思いそうですが、そうではありません。

 

 「まずは一戦一戦に集中して、9月に優勝が狙える位置にいたら、そこで初めて優勝を目指す」ということでした。

 

 新庄は、破天荒に見えて、意外と地に足のついた考え方をしていますね。

 

レギュラーは一人も決まっていない

 普通、新監督というのは、「この選手を軸に、チームを組み立てよう」というイメージを持って、監督に就任します。

 

 しかし、新庄の場合は、「今の時点で、レギュラーは一人も決まっていない」と言っていました。

 

  実際に見て、良ければ、「ドラフト1位の新人を開幕投手にする可能性もある」と言っていました。

 

 この発言は、今までレギュラーを張っていた選手に凄く刺激になる言葉だと思います。

 

 これを聞いて、レギュラーだった選手も「しっかりやらないと、レギュラーを取られるかもしれない」と危機感を持って野球に取り組むようになります。

 

 また、若手や新人選手も、「頑張れば自分もレギュラーになれるかもしれない」と意気込むようになります。

 

 そういった意味では、監督就任会見で「レギュラーは決まっていない」と発言することは、選手にとって良い影響をもたらすのではないかと感じました。

 

夢はでっかく、根は太く

 質疑応答では、「ビッグボス新庄としてのスローガンは?」という質問がありました。

 

 そこで、「夢はでっかく、根は太く」と答えていました。

 

 これも、とても新庄らしい発言だなと思いました。

 

 新庄は、ちゃらんぽらんに見えますが、現役時代は、練習はしっかり行っていたようです。

 

 だからこそ、プロ野球やメジャーリーグでしっかりした成績を残せた訳です。

 

 「夢はでっかく」だけで終わらず、「根は太く」とつけたところに、新庄なりの真面目さが垣間見えました。

 

礼儀のなってない選手には注意する

 会見では、「礼儀のなっていない選手がいたら、しっかり注意する」という発言もありました。

 

 新庄というのは、一見ちゃらんぽらんに見えますが、実は人に対する礼儀はしっかりしているようです。

 

 「破天荒なことをしても、礼儀はしっかりしている」という点が、新庄が多くの人から愛されている秘訣なのかもしれません。

 

 やはり、礼儀のなっていない選手は、いくら実力があって面白くても、なかなかファンから愛されなかったりします。

 

 そのため、「礼儀」の面も、しっかり選手に教えていってほしいですね。

 

 新庄のキャラならば、選手も素直に聞き入れてくれるような気がします。

 

トライアウトに出たい

 新庄は、2020年シーズンのオフに、再びプロ野球選手になるために、トライアウトを受けました。

 

 そこで、残念ながら再びプロ野球選手にはなれませんでしたが、トライアウトでヒットを打ったりして、プロ野球ファンを沸かせました。

 

 そして、現在も、トレーニングは続けているようです。

 

 そのため、「トライアウトに出たい」という発言もありました。

 

 もし現役の監督がトライアウトに出ということになったら、前代未聞のことです。

 

 監督がトライアウトに出られるのかは謎ですが、新庄がトライアウトに出て、「監督新庄が選手新庄を獲得する」という場面も見てみたくなります。

 

試合中にインスタライブをやりたい

 会見では、「試合中にインスタライブをやりたい」とも言っていまいた。

 

 インスタライブをやるとしたら、ベンチでやるのでしょうか?

 

 もし本当にそれをやったら、前代未聞のことなので、そのインスタライブの視聴者は、凄い数になりそうです。

 

 そして、相手チームの監督も、情報収集のため、新庄のインスタライブに参加するかもしれません(笑)

 

 

 

 

 

まとめ

 新庄の監督就任会見についてまとめましたが、いかがだったでしょうか。

 

 この会見は、「見ていてとてもワクワクする会見」でした。

 

 一般的に、監督就任会見というのは、当たり障りのないことばかり話す人が多く、見ていて退屈だったりします。

 

 しかし、新庄の場合は、突拍子のないことばかり言うので、「次は何を言うのだろう?」と思い、会見から目が離せなくなりました。

 

 これだけワクワクする監督就任会見を見たのは初めてでした。

 

 そして、ただ面白いだけでなく、「しっかり鍛えて、選手やチームを成長させる」という意志も感じました。

 

 2022年シーズンは、間違いなく日本ハムとビッグボス新庄がプロ野球界の話題の中心になりそうです。

 

 実際にどんな采配をふるうのか、今から楽しみです。

 

 また、この会見については、パ・リーグTVの方にもまとめ動画があがっていたので、そちらも貼っておきます。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

 

 

千葉ロッテマリーンズ、51年ぶりの9月単独首位

 2021年の9月17日現在、千葉ロッテマリーンズは、パリーグの首位です。

 

 9月以降で、ロッテが単独首位になるのは、実に51年ぶりとのことです。

 

 自分はロッテファンですが、51年ぶりというのは、驚きました。

 

 実に半世紀ぶりです。

 

 ロッテがシーズン1位で優勝したのは、1974年までさかのぼります。

 

 ということは、47年間、シーズン1位での優勝から遠ざかっている訳です。

 

 ロッテは、2005年と2010年に日本一になっています。

 

 しかし、どちらの年も、1位で優勝した訳ではありません。

 

 ロッテファンは、「シーズン1位での優勝が見たい」と前からずっと思っています。

 

 ロッテにとって、シーズン1位での優勝というのは、非常にレアです。

 

 他球団の比ではありません。

 

 そのため、「自分が生きている間に、一度でいいからシーズン1位での優勝が見たい」というファンも多いです。

 

 これは、野球に詳しくない人からすると、「そんな大げさな」と思うでしょう。

 

 しかし、ロッテファンにとっては、大げさでも何でもありません。

 

 ほとんどのロッテファンは、シーズン1位での優勝を自分の目で見たことがないのですから、そう思うのも自然なことです。

 

 今年のロッテは強く、十分に優勝が狙えるチームです。

 

 そこで、ここからは、今年のロッテがなぜ強いのか、自分なりに分析してみようと思います。

 

 

今年のロッテが強い理由

打線が強力

 今年のロッテは、「打率、得点、本塁打」全てで、リーグのトップクラスにいます。

 

 やはり、「荻野、中村、藤岡」といった、中心選手の打撃が好調なのがその要因の一つでしょう。

 

 また、「マーティン、レアード」といった外国人選手が好調なのも大きいです。

 

 今年は、他球団の外国人打者は苦戦しています。

 

 しかし、ロッテの場合は、ホームランを打てる外国人打者が2人もいるので、打線に厚みがあります。

 

 そして、レアードに至っては、打率も例年より高いので、他球団にとっては、より脅威です。

 

 それ以外に、「角中、安田」も、勝負どころでしぶといバッティングをします。

 

 「山口」も、打率は低いものの、一発があります。

 

 今年のロッテは、好調な選手が多いため、「切れ目のない打線」になっています。

 

 そのため、下位打線からでも、チャンスが作れます。

 

 切れ目のない打線になっているため、今年のロッテは、終盤での逆転も非常に多くなっています。

 

勝ちパターンの継投が安定している

 現代の野球においては、「7回、8回、9回」の継投が非常に重要になっています。

 

 ここに安定した投手を置けるかで、勝ち数は大きく変わってきます。

 

 今年のロッテは、「勝ちパターンの継投」が非常に安定しています。

 

 現在は、「7回・国吉」「8回・佐々木千隼」「9回・益田」という勝ちパターンになっています。

 

 中継ぎに関しては、シーズン途中で唐川が離脱したことにより、「ロッテの中継ぎは、厳しいのではないか?」という声も挙がっていました。

 

 しかし、シーズン途中で加入した国吉が、その穴を見事に埋めてくれました。

 

 国吉は、横浜では「便利屋」的な扱いで使われていました。

 

 しかし、ロッテでは、「勝ちパターンで、基本的に回またぎはしない」という方針で使われています。

 

 それにより、本人の中に責任感が出て、良いパフォーマンスに繋がっているのではないかと思います。

 

 佐々木千隼は、今年、中継ぎとして見事に復活しました。

 

 最初は「果たして、中継ぎの適正があるのか?」と言われていましたが、現在は、中継ぎとして素晴らしい仕事をしてくれています。

 

 ゆったりしたフォームの割に強い球が来るので、打者は打ちづらいようです。

 

 益田は、シーズン初めは、立て続けに救援を失敗する場面がありました。

 

 そこで、「今年の益田はダメだ」と言う人が沢山いました。

 

 しかし、そこから見事に立て直しました。

 

 今では、「益田なら、きっと抑えてくれる」という信頼感があります。

 

守備が安定している

 今年のロッテは、内野・外野ともに、守備が非常に安定しています。

 

 そのため、「エラーで大量失点」という場面が少なくなっています。

 

 また、抜けそうな当たりを守備で防ぐ場面も多く見られます。

 

 シーズン途中は、「捕手の守備がイマイチ」という評価もありましたが、田村が復帰して、加藤匠馬をトレードで獲得したことにより、捕手の守備も安定しました。

 

 また、今季から加入したショートのエチェバリアも、「さすが元メジャーリーガー」といった凄い守備を見せています。

 

 現在のロッテは、守備に大きな穴はないと思います。

 

 やはり、守備が安定していると、勝ちを拾えます。

 

盗塁でかき回せる

 ロッテには、「荻野、藤原、岡、和田」といった足の速い選手がいます。

 

 また、「中村、藤岡」も、足は遅くないので、盗塁できます。

 

 そして、マーティンも、走塁意識が高いので、隙があれば盗塁を狙ってきます。

 

 そういったことで、チーム盗塁数は多くなっています。

 

 「チームとして盗塁ができる」ことで、攻撃力はより増しています。

 

 特に、「和田」の足は、相手チームにとって脅威だと思います。

 

 終盤に代走で出てくることが多いですが、和田の足で拾ったような試合も、沢山あります。

 

シーズン途中の補強が当たっている

 今年のロッテは、「国吉」「加藤匠馬」をシーズン途中のトレードで獲得しました。

 

 国吉は勝ちパターンに入り、加藤匠馬は正捕手になっています。

 

 また、「ロメロ」もシーズン途中に獲得し、先発として素晴らしいピッチングをしています。

 

 独立リーグから「小窪」も獲得しましたが、初スタメンの試合で、いきなりホームランを打ちました。

 

 「シーズン途中の補強」がことごとく当たっているのです。

 

 これも、ロッテが首位にいる要因の一つだと思います。

 

チームの雰囲気が良い

 ロッテというのは、元々、「上下関係がそれほど厳しくないチーム」です。

 

 「ベテラン選手には絶対に逆らえない」といった堅い雰囲気はあまりありません。

 

 例えば、野手では、荻野は、ベテラン選手ですが、若手とフランクに話している場面もよく見ます。

 

 投手陣では「益田、石川、美馬」がベテランですが、こちらも、年上として偉ぶるような様子はありません。

 

 外国人の「レアード、マーティン、エチェバリア」あたりも、明るい性格で、日本人選手ともうまくコミュニケーションを取っています。

 

 キャプテンの中村奨吾も、キャプテンだからといって偉ぶる様子はありません。

 

 最近は、広報が選手の日常に関する動画をあげてくれていますが、そういうのを見ても、「チームの雰囲気はいいんだろうな」というのが伝わってきます。

 

 チームとして風通しが良く、雰囲気が良いため、よりチームとして強くなっているような印象があります。

 

監督・コーチの手腕

 今のロッテの快進撃は、「監督・コーチによるチーム作り」の成果だと思っています。

 

 井口監督は、監督に就任した時から、長期的な視点でチーム作りをしてきました。

 

 ドラフトでは、その時点では粗削りでも、伸びしろの大きい選手を多く指名してきました。

 

 そういった選手が、少しずつ育ってきています。

 

 また、監督の人脈も使いながら、指導や育成力に定評のある優秀なコーチを集めています。

 

 ロッテの守備力が向上したのは、「鳥越2軍監督」や「森脇守備コーチ」の指導も大きいと思います。

 

 また、今のロッテの投手がうまく機能しているのは、吉井コーチの手腕が大きいと思います。

 

 吉井コーチは「理論派」として知られるコーチです。

 

 連投の制限、球数の制限を行い、選手に負荷がかかりすぎないよう、しっかりと管理しています。

 

 それにより、投手が力を発揮しやすくなっています。

 

 また、ロッテの打撃が好調なのは、松中臨時打撃コーチの指導の影響もあると思います。

 

 井口監督は、ただ監督として采配を振るうだけでなく、「コーチを含めた長期的なチーム作り」を行ってきました。

 

 それにより、徐々にチームが強くなり、首位に立つまでになりました。

 

 井口監督の采配については、「バントを多用しすぎる」という批判もあります。

 

 確かに、見ていて、「そこまでバントにこだわらなくてもいいのでは?」と思う場面もあります。

 

 しかし、細かいだけでなく、「周囲の予想を裏切る、思い切った起用」をして、それが当たる時もあるので、采配面でも光るものは感じます。

 

まとめ

 今年のロッテについて詳しく見ていくと、「大きな穴がないチーム」と言うことがでるでしょう。

 

 今のロッテに、「球界を代表するようなスーパースター」はいません。

 

 しかし、そういう選手がいなくても、「走攻守」のバランスが良く、強いチームになっています。

 

 強いて言えば、先発投手がやや物足りない部分がありましたが、後半になって調子を上げてきました。

 

 そうなると、余計に隙がありません。

 

 ただ、まだ試合は32試合も残っていますから、油断は禁物です。

 

 油断していると、調子を落とし、首位から陥落する恐れもあります。

 

 しかし、今年のロッテは、十分に優勝を狙えるチームですので、ファンとしては、何としてでも「47年ぶりのシーズン1位での優勝」を達成してほしいです。

 

スポーツ観戦でストレスを溜めないようにするコツ

 みなさんは、普段、スポーツ観戦をしたりするでしょうか?

 

 野球やサッカーを始め、スポーツ観戦が好きな人は多いです。

 

 スポーツは劇的な場面が多いですし、ひいきのチームや選手が勝つと、スカっとしてストレス解消になるので、スポーツ観戦を趣味にしている人は沢山います。

 

 ちなみに、自分は、「プロ野球観戦」が趣味です。

 

 プロ野球チームの中では、千葉ロッテマリーンズを応援しています。

 

 試合を観戦していて、ロッテが勝つとスカっとして、良い気分になります。

 

 ただ、試合を観戦していてロッテが負けると、イライラして、逆にストレスが溜まります。

 

 たまに負けるくらいなら、そこまでストレスは溜まらないかもしれません。

 

 しかし、チームの調子が悪く、連敗ばかりしていると、「自分は何のために野球観戦をしているんだ?」という気分になります。

 

 ストレス解消目的で観始めたはずなのに、逆にストレスが溜まってしまっては、意味がありません。

 

 そこで、今回は、「スポーツ観戦でストレスを溜めないようにするコツ」をお伝えします。 

 

 

 

 

 

 

 

スポーツ観戦でストレスを溜めないようにするコツ

ひいきのチームが勝ちそうな試合だけ観るようにする 

 スポーツ観戦が好きな人の中には「負け試合を観ると、凄くストレスが溜まってしまう人」もいます。

 

 そういう人は、負けそうな試合を無理に観続けない方がいいでしょう。

 

 「負け試合を観るとすぐイライラしてしまう」という自覚のある人は、「ひいきのチームが勝ちそうな試合だけを観る」ようにしましょう。

 

 大量リードして、「これはまず勝つだろう」という試合だけ、じっくり観るようにしましょう。

 

 逆に、序盤に大量リードされたり、中盤や終盤に明らかに劣勢になってきた時は、中継を消して、試合を観ないようにした方がいいと思います。

 

 現地で観戦している場合でも、明らかに負け試合だなという時は、早めに帰宅してもいいと思います。

 

 そして、後々、試合結果だけをちょっとチェックすればいいでしょう。

 

負け試合の情報はシャットアウトする

 また、試合結果をチェックしして、負けたことが分かった場合は、「その試合の情報をシャットアウトする」ということも重要です。

 

 その日のテレビのスポーツニュースは、見るのを辞めましょう。

 

 また、その試合に関するネット記事や動画、SNSでの呟きも、見るのを辞めましょう。

 

 そういったものを見てしまうと、再び「負けた悔しさ」が蘇ってきて、さらにストレスが溜まります。

 

 負け試合の情報を、シャットアウトしてしまえば、余計なストレスを溜めなくて済みます。

 

 そうすれば、負け試合が続いてもストレスは溜まりづらいので、精神衛生上、良いと思います。

 

 

 

 

 

「勝ちそうな試合だけ観るなんて、邪道だ」と言われても気にしない

 世の中には、「勝ちそうな試合だけ観るなんて、邪道だ。ファンならば、負けそうな試合でも応援しないと」と言う人もいます。

 

 言いたいことはわからなくもないですが、負け試合を観るとストレスが溜まるのならば、そういう人の意見は聞かなくていいと思います。

 

 負け試合を観て、ストレスを沢山溜めるくらいなら、さっさと中継を消しましょう。

 

 最近は、ひいきのチームが負けると、その選手をSNSなどで誹謗中傷する人がいます。

 

 そういうことをすると、選手も傷つきますし、それを見た他のファンも不快な気持ちになります。

 

 SNSで選手を誹謗中傷する行為には、デメリットしかありません。

 

 そういう人を見ると、「負けた時に選手を誹謗中傷するなら、負けそうな試合は観なければいいのに」と思ってしまいます。

 

 観るのを途中で辞めれば、ストレスも和らぎますし、「選手を誹謗中傷してやろう」という気持ちも、自然に薄らぎます。

 

 負けそうな試合は早めに観るのをやめるようにした方が、SNSで選手を誹謗中傷する確率は明らかに減ると思います。

 

 勝ちそうな試合だけ観るファンに対して、「浅いファン」とけなす人もいます。

 

 しかし、負け試合をなるべく観ないようにして、自分でストレスをコントロールしているファンは、ある意味、「良いファン」と言えます。

 

 全試合熱心に観るけれど、負けたら誹謗中傷するファンより、勝ちそうな試合だけ見て誹謗中傷しないファンの方が、よっぽど「良いファン」です。

 

 そういうファンの方が、選手やほかのファンに迷惑をかけない善良なファンなのです。

 

 そのため、勝そうな試合だけ観てることに対して、人から責められても、気にしなくていいと思います。

 

 堂々と勝ちそうな試合だけ観て、ストレスを溜めないようにしましょう。

 

まとめ

 結局、スポーツ観戦というのは娯楽なので、「ストレス解消」のために観るものです。

 

 娯楽なのに、ストレスを溜めては、本末転倒です。

 

 ですから、「勝ちそうな試合だけ観る」という行為は、余計なストレスを溜めないためには、非常に理にかなった行為です。

 

 ひいきのチームが全ての試合に勝てば、ストレスは溜まらないかもしれません。

 

 しかし、プロ野球の歴史を見ても、シーズン全勝したチームはないので、それは不可能です。

 

 どんなに強いチームでも、ある程度は負けます。

 

 また、万が一、ひいきのチームがシーズン全勝したとしたら、確かにストレスは溜まらないかもしれません。

 

 しかし、シーズン全勝するとなると、「またどうせ今日も勝つだろう」という気分になって、面白みが薄れます。

 

 シーズン全勝するようなチームがあったら、ファンも途中で「面白くない」と思って、シーズン途中でみんな観戦をやめてしまうでしょう。

 

 やはり、スポーツというのは、「もしかしたら負けるかもしれない」という気持ちがあるからこそ観ていて面白いのです。

 

 そのため、「負ける」ということは、スポーツ観戦を面白くするスパイスとして、なくてはならないものです。

 

 そして、負けた時にがっかりしてストレスを感じることも、スポーツ観戦にはつきものです。

 

 しかし、「勝ちそうな試合だけ観る」「試合に負けたことを知った後は、情報をシャットアウトする」といった工夫をしたりすることで、そのストレスをうまく軽減できたりします。

 

 やはり、「勝ちそうな試合はしっかり観て、負けそうな試合はなるべく観ない」ように心がけることが、スポーツ観戦で余計なストレスを溜めないようにするコツだと思います。

 

 

 

プロ野球「パ・リーグ」の順位予想(2021年シーズン)

 2021年の3月26日に、プロ野球が開幕します。

 

 自分は、千葉ロッテマリーンズのファンなので、セ・リーグよりも断然パ・リーグ派です。

 

 そこで今回は、2021年シーズンのプロ野球「パ・リーグ」の順位予想をしていきます。

 

 では早速、自分が予想した順位を発表していきます。

 

 

1位:福岡ソフトバンクホークス

2位:東北楽天ゴールデンイーグルス

3位:千葉ロッテマリーンズ

4位:オリックスバファローズ

5位:埼玉西武ライオンズ

6位:北海道日本ハムファイターズ

 

 

 このように予想しました。

 

 ここからは、それぞれのチームについて、詳しく解説していきます。

 

 この順位にした理由についても解説もしていきます。

 

 

 

 

1位:福岡ソフトバンクホークス

 自分が1位にしたのは、福岡ソフトバンクホークスです。

 

 これは、誰もが納得するでしょう。

 

 先発候補は「石川、東浜、千賀、和田、武田、高橋礼」と豊富です。

 

 中継ぎも「泉、岩嵜、嘉弥真、モイネロ」など、沢山います。

 

 抑えには、鉄腕の「森」がいます。

 

 打線も「中村晃、今宮、栗原、柳田、グラシアル、デスパイネ」と強力です。

 

 盗塁の期待できる「周東」もいます。

 

 控えにも「明石、川島、川瀬」など、実力ある選手がいます。

 

 「投手」「野手」ともに非常に層が厚く、死角は見当たりません。

 

 今シーズンも、優勝の最有力候補でしょう。

 

 自分が今シーズン注目している投手は、モイネロです。

 

 直球・変化球ともに超一流で、今すぐメジャーに行っても通用すると思います。

 

 そんな選手が、今年もどんなピッチングをするのか、気になります。

 

 野手では、リチャードに注目しています。

 

 1軍にはまだ出場していませんが、非常に体が大きく、将来の大砲候補です。

 

 今年、1軍の試合に出るようになれば、一気にブレイクする可能性もあると思います。

 

2位:東北楽天ゴールデンイーグルス

 今年の楽天は、メジャーリーグのヤンキースに所属していた田中将大が帰ってきます。

 

 また、ドラフトでは、注目されていた早川を引き当てました。

 

 この2人の加入は、大きな戦力アップです。

 

 先発陣は「田中将大、則本、岸、涌井、早川」と非常に豪華です。

 

 中継ぎには「ブセニッツ、牧田、酒居、宋」がいます。

 

 抑えには、実績のある「松井」がいます。

 

 打線は「浅村」が軸となり、「茂木、鈴木大地、島内、田中和基、小深田」といった好選手がいます。

 

 ただ、ロメロが抜けてしまったのは大きな戦力ダウンだと思います。

 

 打線は、浅村が徹底マークされると思うので、その他の選手がどれだけ頑張れるかが鍵になりそうです。

 

 今年の楽天は、先発陣は本当に強力で、全体的に戦力は整っています。

 

 そのため、2位になる実力はありますし、うまくいけば、優勝も狙えます。

 

 また、今年から就任した石井監督がどのような采配をふるうのかも気になります。

 

 自分が注目している投手は、田中将大です。

 

 これは、自分だけではなく、プロ野球ファンみんなが注目していると思います。

 

 ヤンキースでローテーションを守ってきた投手が、日本に帰ってきてどのような成績を残すのか、今から楽しみです。

 

 野手では、茂木に注目しています。

 

 やはり、茂木が打つかどうかでチームの勢いも変わるので、野手のキーマンになると思います。

 

3位:千葉ロッテマリーンズ

 自分は、ロッテファンですが、今年は3位と予想しました。

 

 ロッテは、若手が台頭してきており、勢いを感じるチームです。

 

 ただ、3位にしたのは、「まだまだ戦力的に物足りない」と思うからです。

 

 先シーズンは2位と躍進しましたが、地力はまだまだ足りない部分があると思います。

 

 2位になれたのは、実力というより「うまく勢いに乗れた」という側面が大きかったように思います。

 

 投打ともに好選手は沢山いますが、「超一流」の選手がいない印象です。

 

 ただ、その分、「チームとして相手に向かっていく」という意識が高いチームなので、それがハマれば、もっと上の順位も狙えるでしょう。

 

 先発候補は「石川、二木、美馬、小島、岩下、中村稔弥、鈴木昭汰」です。

 

 好投手は揃っているものの「絶対的エース」がいないのが気がかりです。

 

 そのため、相手のエースと当たった時、先発投手がいかに粘れるかが重要になってきます。

 

 中継ぎは「ハーマン、小野、東條、唐川、松永」と駒は揃っています。

 

 抑えには、安定感のある「益田」がいます。

 

 野手では「荻野、中村奨吾、井上、マーティン、レアード、安田、角中」などがいます。

 

 ここでも「打線の軸になるような絶対的な打者」がいない印象です。

 

 ロッテ打線を見ると、「うまく繋いで、いかに点を取れるか」がポイントになってきそうです。

 

 自分が注目している投手は、ドラフト1位で指名された新人の鈴木昭汰です。

 

 力強いストレートが魅力の左腕です。

 

 ドラフト時の評価は楽天の早川の方が上でしたが、早川を上回るような活躍を期待しています。

 

 野手では、山口に注目しています。

 

 山口は、まだ1軍出場はありませんが、非常に体格が良く、ホームランを期待できる選手です。

 

 今年ブレイクして、「ロッテの右の大砲」に育ってほしいところです。

 

4位:オリックスバファローズ

 先シーズンは最下位に沈んだオリックスですが、「平野、ロメロ、能見」を獲得して、戦力がアップしました。

 

 また、若くて実力もある選手も多いため、最下位を脱出し、4位となると予想しました。

 

 先発陣は、絶対的エースの「山本由伸」を中心に「山岡、田嶋、榊原、山崎福也、宮城、K-鈴木」など、若くて良い投手が並びます。

 

 また今年は、「ディクソン」も先発にまわるようです。

 

 中継ぎは「ヒギンス、能見、澤田、漆原」などがいます。

 

 抑えは「平野」になると思います。

 

 打線は、首位打者を取った「吉田正尚」を中心に、「ジョーンズ、モヤ、太田椋、T-岡田、大城、安達」などがいます。

 

 全体的に良い選手がいるものの、オリックスというチームは、フロント・監督・コーチ陣のチグハグさが目立ちます。

 

 そのあたりがうまく機能すれば、良い選手が多いため、Aクラスも狙っていけると思います。

 

 投手では、平野に注目しています。

 

 メジャーリーグ帰りで、再び活躍できるのか、気になるところです。

 

 野手では、太田椋に注目しています。

 

 思い切りの良いスイングで、スケールの大きい内野手なので、さらなる成長に期待します。

 

5位:埼玉西武ライオンズ

 今年の西武は、目立った補強がなかったため、5位と予想しました。

 

 先発は「高橋光成、今井、平井、ニール、浜屋、松本」と、どこか物足りなさがあります。

 

 やはり、先発が、一番のウィークポイントかもしれません。

 

 勝ちパターンの中継ぎは「平良、ギャレット」、抑えは「増田」と、非常に安定しています。

 

 しかし、勝ちパターン以外の中継ぎは「宮川、森脇、小川」と少し落ちるのが気がかりです。

 

 打線は、「源田、外崎、森、山川、中村、栗山、スパンジェンバーグ、メヒア」と相変わらず強烈です。

 

 また、源田を筆頭に、守備が安定しているのも強みです。

 

 強力打線ではありますが、「打線は水物」という部分もあるので、いかに打線の調子を維持できるかがポイントになりそうです。

 

 個人的に、投手では今井に注目しています。

 

 能力的には非常に高い投手なので、一皮むけると、大活躍する可能性を秘めています。

 

 野手では外崎に注目しています。

 

 先シーズンは打撃が不調でした。

 

 そのため、今シーズンは本来の打撃を取り戻せるかどうか、気になるところです。

 

6位:北海道日本ハムファイターズ

 目立った補強もなく、エースの有原も抜けてしまったので、苦しいシーズンになることが予想されます。

 

 そのため、今シーズンは6位と予想しました。

 

 先発は、上沢がエースになるでしょう。

 

 上沢の投球は安定感があります。

 

 しかし、他の先発候補は「河野、バーヘイゲン、上原、金子、伊藤」と少し物足りません。

 

 中継ぎは、ベテランで安定感のある「宮西」がいます。

 

 ただ、それ以外は「玉井、堀、秋吉」と少し物足りません。

 

 抑えは「杉浦」が任されるようです。

 

 良い球を投げる投手ではありますが、抑えを務めるのは初めてなので、少し不安です。

 

 打線は、「西川、近藤、中田、大田、渡邉、野村」と実力ある選手が揃います。

 

 ただ、外国人打者が「王」くらいしかいないので、長打力に不安が残ります。

 

 それ以外だと、内野の守備が不安要素です。

 

 今の日本ハムは、内野を安心して任せられる選手がいません。

 

 そのため、今シーズンもエラーが増える予想します。

 

 やはり、内野守備が安定しないと、なかなか勝ちにくいのかなと思います。

 

 今シーズンは、大きな不安要素である「先発」と「守備」をうまく向上させられるかが鍵になりそうです。

 

 個人的に、投手では、吉田輝星に注目しています。

 

 ストレートはとても良いものを持っているので、変化球を磨いて、飛躍してほしいです。

 

 野手では、野村に注目しています。

 

 スケールの大きな打撃が魅力なので、本塁打の量産を期待します。

 

まとめ

 2021年シーズンのパ・リーグの順位予想をしてみましたが、いかがだったでしょうか。

 

 この順位に対して、納得する人もいれば、納得できない人もいるでしょう。

 

 野球好きな人でも、順位予想をすると、順位が結構違ったりします。

 

 人の順位予想を見て、「あ、こんな予想なんだ」と思ったりするのも、なかなか楽しいものです。

 

 そして、シーズンが終わってみると、多くの人が上位に予想していたチームが下位に沈んだり、多くの人が下位に予想してたチームが躍進するという「番狂わせ」が起こったりもします。

 

 そういった予想もつかないことが起こるのも、プロ野球の面白さです。

 

 先シーズンは、新型コロナウイルスの影響が大きく、開幕も遅れました。

 

 今年は、なんとか開幕は予定通りにできそうな雰囲気ですが、まだまだコロナウイルスは収まっていません。

 

 今後も、どこかのチームでコロナの感染者が出てしまうと、その選手はしばらく出場できなくなるため、コロナの状況も順位に影響しそうです。

 

 そういう訳で、まだまだどうなるかわからないシーズンではありますが、ファンとしては、なんとか全試合消化できることを願っています。

 

 選手の皆さんも、体調に気をつけて、また良いプレーを沢山見せてください。

 

 期待してます。

 

澤村拓一選手、ロッテ移籍後初登板で、三者三振!

 2020年の9月7日(月)、澤村拓一選手が、巨人からロッテに移籍することが発表されました。

 

 その翌日の9月8日(火)、ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦で、早速、移籍後初登板の機会がやってきました。

 

 そして、初登板で、見事な結果を残しました。

 

 今回は、澤村選手の、ロッテでの初登板について振り返ってみます。

 

 

 

 

 

 

 

6回表

 5回終了時点で、ロッテが3対2と、1点リードしていました。

 

 そして、6回が始まるところで、井口監督が、ピッチャー交代を告げました。

 

 すると、「ピッチャー、澤村拓一」という場内アナウンスがありました。

 

 澤村選手の移籍後初登板ということで、球場内は非常に盛り上がりました。

 

 自分としては、「さすがに、移籍発表翌日の登板はないかな?」と思っていましたが、見事に予想を裏切られました。

 

 移籍発表翌日、1軍でいきなり登板するというのは、かなり珍しいと思います。

 

 リリーフカーに乗せられて、澤村選手がZOZOマリンのマウンドに澤村選手がやってきました。

 

 背番号は57番に決まっていましたが、なぜか背中には「106」と書かれていました。

 

 これは、試合用のユニフォームの手配が間に合わなかったため、澤村選手と体のサイズが近い、福嶋打撃投手のユニフォームを借りたためです。

 

 澤村選手の表情を見ると、非常に気合の入った顔になっていました。

 

1人目:渡邉諒選手

 1人目の打者は、渡邉諒選手でした。

 

 渡邉選手は、速いストレートに滅法強いため、「直球破壊王子」というあだ名がついています。

 

 澤村選手は、速いストレートが武器の選手ですので、なかなか手ごわい相手です。

 

 しかし、3球で追い込むと、最後は148kmの高速スプリットで三振を奪いました。

 

2人目:大田泰示選手

 2球で簡単に追い込むと、3球目にまた高速スプリットを投げました。

 

 それを大田選手が空振りし、またも三振を奪いました。

 

3人目:ビヤヌエバ選手

 初球の内角へのストレートをビヤヌエバ選手が打ちにいって、ファールフライを打ち上げました。

 

 平凡なファールフライで、キャッチャーがとるかと思われましたが、田村捕手が落球してしまいました。おそらく、風の影響もあったと思います。

 

 せっかく二者三振で言い流れできていたので、このプレーで、流れが変わらないか不安でした。

 

 しかし、それは杞憂でした。

 

 その後も、簡単に2ストライクと追い込み、最後はまた、高速スプリットで三振をとりました。

 

 三振をとった瞬間、澤村選手は雄たけびをあげて、球場も大いに盛り上がりました。

 

 動画が見たい方は、こちらのパ・リーグTVの動画を見てみてください。

 

www.youtube.com

 

 

 また、試合の詳細が知りたい方は、下記のスポーツナビのページを参照してください。

 

baseball.yahoo.co.jp

 

 

ヒーローインタビュー

 試合は、3対2でロッテが勝ちました。

 

 この試合で活躍したマーティン選手とともに、澤村選手もヒーローインタービューに呼ばれました。

 

 移籍初日に登板して、活躍して、ヒーローインタビューに呼ばれるとはすごいですね。

 

 ヒーローインタビューでは、ファンに対して、挨拶をして、今後の抱負についても語っていました。

 

 動画が見たい方は、こちらを参照してください。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

まとめ

 澤村選手の初登板は、移籍発表の翌日だったので、正直、不安もありました。

 

 「6回表、1点リードの大事な場面でいきなり投げて大丈夫か?」とも思いました。

 

 しかし、その不安と同じくらい、期待もありました。

 

 そして、澤村選手は、期待していた以上の結果を残してくれて、ロッテファンに大きなインパクトを与えてくれました。

 

 「制球難」という評判でしたが、この試合では、制球は安定しており、きっちりとストライクゾーンに球が行っていました。

 

 直球は153kmまで出ていて、スプリットの球速も148kmまで出ていたので、球のキレも圧巻でした。

 

 移籍後初登板で、元巨人の大田泰示、ビヤヌエバと対戦するというのも、面白いですね。

 

 これは、運命のいたずらなのかもしれません。

 

 剛速球と高速スプリットで三振を取って、吼えている澤村選手の姿は、まるで「仁王」のような迫力がありました。

 

 仁王のような迫力で、これからもロッテの中継ぎ陣を引っ張っていってほしいです。

 

 今後も、期待してます!