3月下旬になると、「もうすぐプロ野球が開幕するな」と毎年思います。
「プロ野球の開幕が待ちきれない」と楽しみにしている野球ファンも多いでしょう。
自分は、以前から、プロ野球観戦が趣味です。
そして、プロ野球開幕前には、毎年、「プロ野球選手名鑑」を買ってきました。
色々な選手名鑑を試してきましたが、今は、「これが一番」と思うものを見つけました。
それが、「Slugger(スラッガー)特別編集・プロ野球・オール写真選手名鑑」です。
「Slugger(スラッガー)」は、主にMLBについて扱っている雑誌です。
その雑誌が、毎年、特別編集版として、プロ野球の選手名鑑を出しています。
正式名称が長いので、プロ野球ファンは、「スラッガーの選手名鑑」と言っています。
今回は、その「スラッガーの選手名鑑」の紹介をしていきます。
また、メリットだけでなく、デメリットについても解説していきます。
メリット
データが豊富
この選手名鑑の一番の売りは「収録されているデータの豊富さ」です。
表紙にも「データ充実度No.1!」と書かれていて、データ量に対する自信がうかがえます。
「打率」「本塁打数」「打点」「防御率」といった主要データはもちろん、メジャーリーグで用いられている「OPS」「UZR」「WAR」「WHIP」といったような指標もばっちり収録されています。
その他にも様々なデータが収録されており、「細かいデータを参照しながら野球を見たい」という方には、うってつけです。
サイズがちょうどいい
この本のサイズは、「B5」です。
「縦25.7cm、18.2cm」というサイズです。
このサイズが、なかなか絶妙です。
他の選手名鑑だと、「プロ野球全選手カラー写真名鑑」も、データ量の豊富さでは引けを取りません。
ただ、「プロ野球全選手カラー写真名鑑」は、「A4サイズ」で、自分としては、「サイズがちょっと大きすぎるな」と感じました。
スラッガーの選手名鑑よりも、一回り大きなサイズです。
そのため、プロ野球中継を見ながら、この選手名鑑をめくると、大きすぎて少し邪魔な感じがしました。
その点、スラッガーの選手名鑑の場合は、「大きすぎず小さすぎず」といった感じです。
このサイズ感は、野球中継を見ながらめくるには、最適なサイズだと思います。
小ネタが面白い
この選手名鑑には、選手ごとに、「選手の紹介文」が載っています。
そして、その紹介文の最後に、「小ネタ」が載っていたりします。
「小ネタ」が載っていることにより、選手のパーソナルな部分が垣間見られて、なかなか面白いです。
コストパフォーマンスが高い
こちらの選手名鑑の価格は、「1000円(税込)」です。(2022年3月現在)
オールカラーで、これだけデータがたくさん載っていて、1000円で買えるというのは、なかなかコストパフォーマンスが高いと思います。
デメリット
「細かいデータはいらない」という人には向かない
こちらの選手名鑑は、細かいデータがたくさん載っているのが売りですが、それにより、パッと見で選手のことを把握しにくくなっています。
そのため、「細かいデータはいらないから、パッと選手が把握できる選手名鑑が欲しい」という方には、この選手名鑑は向いていません。
文字が小さい
この選手名鑑には、細かいデータが載っているため、どうしても文字が細かくなっています。
そのため、「細かい文字だと読みづらい」という方には、この選手名鑑は向いていません。
球場に持参するには少しサイズが大きい
この本は「B5サイズ」ですが、球場に持参するには、少しサイズが大きく、邪魔になるかもしれません。
そのため、「球場に持っていく用の選手名鑑が欲しい」という方は、もっと小さいサイズの選手名鑑の方がおすすめです。
スラッガーの選手名鑑は、球場で見るよりも、家でプロ野球観戦をしながら見る方が適しています。
また、球場でスラッガーの選手名鑑のデータを熟読していると、ファウルボールが当たる確率が高くなるので、その点も注意して下さい(笑)。
まとめ
「スラッガーの選手名鑑」を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
多少のデメリットはありますが、トータル的に見て、かなり優れた選手名鑑だと感じます。
「細かいデータが収録されたプロ野球選手名鑑が欲しい」という方は、ぜひ、この選手名鑑をチェックしてみて下さい。
この選手名鑑があると、プロ野球観戦がより楽しくなると思います。