「空いた時間に、ついついお菓子を食べてしまう」という人は多いと思います。
そういう自分も、時間があると、ついお菓子を食べてをしてしまうタイプでした。
しかし、お菓子というのは、一度食べ始めると、なかなか止まらなかったりします。
そして、食べ過ぎると、胃もたれを起こします。
こういうことを繰り返していたら、年中胃腸の調子が悪くなってきてしまいました。
「これはいかん」と思い、一度、間食を辞めてみたことがあります。
しかし、そうなると「お腹が空いている」ことを我慢するストレスが大きく、長くは続きませんでした。
そこで、「お菓子を食べるくらいなら、お菓子をなくして、1日4食の方が健康的ではないか?」と思いつきました。
実際に、お菓子を食べないようにして1日4食にしてみると、段々と胃腸の調子が良くなってきました。
「1日4食はいいぞ」と思うようになりました。
そこで今回は、ついお菓子を食べ過ぎてしまう人に向けて、「1日4食」をオススメします。
ここからは、「1日4食」の具体的な実施方法について説明します。
食事の時間と食べる量について
1日4食と聞いても、「食べる量や時間はどうすればいい?」という疑問が湧いてくると思います。
1日4食といっても、全ての食事で沢山の量を食べていたら、太ったり、胃もたれを起こします。そのため、1日4食にする場合は、食べる量をうまく調整する必要があります。
また、深夜に食べたりするのも体に良くないので、食べる時間もうまく調整していく必要があります。
まず、朝食についてですが、いつも朝食を食べる時間に食べてOKです。
量も、いつもの朝食と同じ量で大丈夫です。
昼食の時間も、いつもと同じ時間に食べましょう。
昼食の量については、普段よりちょっと少なめにしましょう。
昼食の量を少なめにしておくと、15時~16時くらいに、小腹が減ってくると思います。
そこで、お菓子を食べずに、3回目の食事を食べるようにしましょう。
ここでは、普通の食事より軽めのものを食べるようにします。
具体的には、「ふりかけご飯、軽めに1杯」、「お茶漬け」、「うどんや蕎麦」、「小さめの餅1個」、「魚の缶詰、1缶」などです。お腹の空き具合に応じて、量はうまく調整してください。
その後は、4度目の食事として、夕食を食べます。
時間は、普段の夕食と同じ時間か、少し遅めにします。
これは、お腹の空き具合で決めましょう。
普段の夕食の時間にもうお腹が空いているという人は、普段と同じ時間に食べましょう。
普段の時間だとお腹が空かないという人は、ちょっと遅めにしましょう。
量は、いつもよりちょっと少なめにしましょう。
「昼食」と「夕食」の量を少なめにしておけば、15時頃もう1食多く食べたとしても、1日のトータルで食べる量は、3食の時とあまり変わりません。
食事量をうまく調整して1日4食にすると、1日のトータルの食事量は変えず、無駄にお菓子を食べずに済みます。
1日4食のメリット
ここからは、1日4食にして感じた、具体的なメリットについて説明します。
1回の食事の消化の負担が減る
1日4食にする前、自分は、昼食に沢山の量を食べることが多かったです。
1日3食だと、どうしても「夕食までにお腹が空くと嫌だ」と考えてしまい、つい食べ過ぎてしまうのです。
ただ、1食で沢山の量を食べると、当然、消化の際に、胃腸に負担がかかります。
そのため、1日3食だった時は、昼食後に胃がとても重い感じがありました。
しかし、1日4食にして昼食の量を減らすと、食後に胃が重くなる感じがだいぶ軽減されました。
そこで、「1食の量を減らすと、胃腸の負担はだいぶ減るな」と実感しました。
空腹の時間が減る
自分は、空腹の時間が嫌いです。
空腹になると、イライラするからです。
しかし、1日4食にすると、1食の間隔が縮まるので、1日の中で空腹の時間が減ります。
そうなると、空腹によるストレスも減らすことができます。
あまり「お菓子を食べたい」という気分にならない
15時~16時というのは、1日3食の時は、ついお菓子をつまみたくなる時間です。
しかし、その時間に食事をすると、それで空腹は満たされます。
空腹が満たされると、あまり「お菓子を食べたい」という気持ちにはならないものです。
そのため、1日4食にしてからは、「お菓子を食べたい」という気持ちはだいぶ薄れたと思います。
カロリーの高い不健康なものを摂取しなくて済む
「お菓子」というのは、味は確かにおいしいです。
しかし、少ない量でも、カロリーはとても高くなっています。
また、砂糖や塩が沢山使われており、体にはあまり良くありません。
1日4食にすると、お菓子という「カロリーの高い不健康な食べ物」をあまり摂取しなくて済みます。
そうなると、体も少しずつ健康になっていきます。
1日4食のデメリット
1日4食には、メリットだけでなく、デメリットもあります。
ここからは、1日4食にするデメリットについても解説していきます。
食べ過ぎるおそれがある
1日4食になると、1日3食の時より、1食分、食事回数が多くなります。
そのため、あまりよく考えず4食分食べてしまうと、1日のトータルの摂取量が増えてしまうことがあります。
1日4食にするには、昼と夜の食事量をうまく調整する必要があります。
慣れるまでは、量の試行錯誤が必要です。
食事の時間が取りづらい
「1日4食」となると、1日3食に比べて、1食分、食事の時間が増えます。
そうなると、「1日4食も、食事の時間は取れない」という方もいるでしょう。
「食事の時間が多くなってしまう」というのは、確かにデメリットです。
「仕事の日は、1日4食にはできない」という方は多いと思います。
ただ、そういった方は、「毎日必ず4食」にこだわる必要はありません。
仕事の日は1日3食にして、「休みの日だけ1日4食」でもいいと思います。
休みの日だけでも1日4食にして、お菓子を食べなくなれば、多少は健康にも良い影響はあるはずです。
まとめ
つい、お菓子を食べ過ぎてしまう方に向けて、「1日4食」を提案してみましたが、いかがだったでしょうか。
確かに、「1日4食」にすることによるデメリットもありますが、実際にやってみると、メリットの方が大きいと感じました。
1日3食の時より、1日4食にしてからの方が、体は健康になった気がします。
特に、胃腸の調子が良くなりました。
ただ、「お菓子をなくす」といっても、全くお菓子を食べないようにするのは、なかなか難しいと思います。
1日4食にしても、たまに「ちょっとお菓子を食べたいな」と思う時もあるでしょう。
そんな時は、完璧にお菓子を断とうとするのではなく、「ほんのちょっとならばOK」という気持ちで臨みましょう。
「チョコのかけら1個」、「グミ1~2個」、「小さなクッキー1個」くらいであれば、許容範囲だと思います。
自分自身も、現在、全くお菓子を食べない訳ではありません。
ほんの少しだけ、お菓子をつまんでしまうこともあります。
ただ、ほんの少しであれば、あまり体に悪影響はありません。
完璧主義にならずにいきましょう。
もちろん、「1日4食」も、人によって、合う合わないはあると思います。
しかし、自分の場合は、1日4食が合う感じがしました。
そのため、「お菓子を食べるのが辞められない」と悩んでいる方は、一度試してみてもいいのではないでしょうか。