スーパーで売っている生タイプラーメンのレビューをします。
今回レビューするのは、マルちゃん、「トマトラーメン」です。
ネットで調べたところ、2021年の3月1日から発売された商品とのことです。
定価は、2食入りで400円ということですが、スーパーでは、328円で売っていました。
封を開けると、「生麺1つ、小袋2つ」が1食分のセットのようです。
1つの袋は、食べる直前に入れるよう書かれていましたが、こちらは、中身は主にバジルが使われていました。
パッケージを見ると、「温かいラーメン」としても「冷製ラーメン」としても作ることができると書いてありました。
せっかくなので、「温かいラーメン」と「冷製ラーメン」を両方作って、食べ比べてみました。
それぞれ、レビューしていきます。
温かいラーメン
まずは、温かいラーメンからです。
こちらが、調理後の写真です。
具材は、ミニトマトを入れました。
トッピングには、「小ねぎ、いりごま」を入れました。
見た目は、なかなかいい感じです。
一口食べてみると、「塩分が少ないな」と感じました。
そのまま食べると、味が薄くてイマイチでした。
しかし、後から塩を振ると、塩分がちょうどいい感じになりました。
塩分がちょうど良くなると、味はなかなかおいしかったです。
スープは、酸味よりもトマトの甘みを感じました。
個人的には、「ちょっと甘みが強すぎるかな」と感じました。
自分としては、もう少し甘みが弱い方が好みです。
ただ、トマトの酸っぱさが苦手という人には、食べやすいと思います。
バジルの風味も、いい感じです。
麺は中太の縮れ麺です。
悪くはないのですが、「ちょっと麺のインパクトは弱いかな」と感じました。
全体的に、味はまずまずおいしいのですが、ラーメンというより、スープパスタに近いように感じました。
そのため、「ラーメンは好きだけれど、スープパスタはそんなに好きではない」という人にとっては、期待外れかもしれません。
ただ、ラーメンとスープパスタも両方好きという人にとっては、いいと思います。
また、成分表を見ると、1食分で脂質が6.4gとのことなので、ラーメンの中ではヘルシーです。「ヘルシーなラーメンを食べたい人」という人にもおすすめできます。
しかし、スープの塩分が薄すぎるのが気になったので、食べる際は、卓上塩を用意してから食べる方が良さそうです。
また、一味唐辛子をかけると、辛さがアクセントになって良いと思いました。
それ以外だと、にんにくを入れるのもありだと思います。
にんにくが入ると、よりパスタっぽくなりますね。
この「温かいトマトラーメン」は、正直、デフォルトの状態では、味的に少し物足りなさを感じます。
しかし、少しアレンジすると、ぐっとおいしくなる商品だと感じました。
冷製ラーメン
次は冷製ラーメンです。
作り方は、温かいラーメンと大体同じです。
ただ、麺の茹で時間は、温かいラーメンより長くなっています。
スープを溶かすために入れる水の量も、温かいラーメンより少なくなっています。
その点に注意しましょう。
パッケージをよく読みながら作れば、間違いはないと思います。
麺は、茹で上がったらザルに入れて、水でしっかりと締めます。
こちらが、調理後の写真です。
具材には「豆苗、オクラ、ミニトマト、ささみ肉」を入れました。
トッピングには「小ねぎ、いりごま」を入れました。
スープは、温かいラーメンの時は、甘みの強さが少し気になりましが、冷製スープだと、甘味がそんなに気にならなくてちょうどいい感じです。
麺は、冷やすとコシが出て、温かい時よりもおいしいと思いました。
後半は、アレンジとして、少しレモン汁を入れてみました。
レモン汁を入れても、よりさっぱりして良い感じです。
「食卓レモン」が家にある方は、味変アイテムとして、入れてみてもいいのではないでしょうか。
全体的な印象としては、「冷やし中華」と「冷製パスタ」を合体させたような雰囲気だなと思いました。
斬新ではありますが、味も、非常においしかったです。
夏場は、冷やし中華をよく食べる人も多いと思います。
しかし、冷やし中華ばかりだと、少し飽きる時もあります。
そんな時に「冷製トマトラーメン」を食べるのは、アクセントになって良いのではないでしょうか。
まとめ
マルちゃん「トマトラーメン」のレビューをしてきましたが、いかがだったでしょうか。
「温かいラーメン」と「冷製ラーメン」を比べると、個人的には、「冷製ラーメン」の方がおいしいと思いました。
冷製ラーメンの方が明らかに完成度が高かったので、「開発者は、冷製ラーメンの方をメインに開発したのかな?」と思ってしまいました。
暑い季節には「冷製ラーメン」はバッチリ合うと思うので、おすすめです。
ただ、「温かいラーメン」も、決してまずいという訳ではありません。
確かに、デフォルトの味には物足りなさがありますが、少しアレンジすると、化ける商品だなと思います。
そのため、「寒い季節には温かいラーメン」、「暑い季節には冷製ラーメン」と、季節によって食べ分けるといいでしょう。
なかなか良い商品だと思うので、気になった方は、試しに一度食べてみてください。