しょうの雑記ブログ

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「幸せになりたい」と強く思うより、「幸せになれなくてもいいや」くらいの気持ちでいた方がいい

 世の中で、「幸せになりたい」と強く思っている人は多いと思います。

 

 誰だって、不幸な状態よりも、幸せな状態を望むでしょう。

 

 しかし、毎日、「幸せ」と思いながら生活している人というのは、ごく一部です。多くの人が「自分は、幸せではない」と思いながら生活をしています。

 

 そして、「自分は、幸せではない」と思っている人というのは、「幸せ」を強く望んでいたりします。「なんとかして、幸せを手に入れたい」と思いながら、生活しているのです。

 

 ただ、「幸せになりたい」という気持ちが強すぎると、幸せになりづらくなるような気がします。

 

 なぜなら、「幸せ」を強く求めている人ほど、「絵に描いたような幸せ」ばかりを手にしようとしている傾向があるからです。

 

 しかし、世の中というのは「絵に描いたような幸せ」というのは、なかなかあるものではありません。

 

 「完璧な幸せ」を追い求めすぎると、ちょっといいことがあっても、「こんなことは、幸せではない」と思いがちです。

 

 そのため、「幸せ」になりたいという気持ちが強すぎると、「小さな幸せ」と見落とす確率が上がります。

 

 そうなると、小さな幸せを見落として、大きな幸せばかりに着目するようになるので、「何で自分には、大きな幸せがこないんだ」と、常に不満を感じながら生活をすることになります。

 

 そして、「いつまで経っても、大きな幸せがこないこと」に対して、絶望的な気分になったりします。

 

 これは、あまり良い状態とは言えません。

 

 そのため、自分のことを振り返って、「幸せになりたいという気持ちが強すぎる」と感じた時は、いっそのこと、思い切って、「幸せになれなくてもいいや」と思うようにしてみましょう。

 

 そうすることで、ふっと肩の力が抜けることがあります。

 

 そうなると、大きな幸せがなかなか来なくとも、「まあ、幸せにならなくてもいいから、別にいいか」と、あまり絶望感を感じなくなります。

 

 そして、「幸せになれなくてもいいや」と思っていた方が、「小さな幸せ」に目を向けやすくなります。

 

 大きな幸せを求めていない方が、日常的な些細な幸せに、「あ、これは、実は結構楽しいな」と気づきやすくなります。

 

 そういった些細な幸せに沢山気づくことができれば、「大きな幸せはなくとも、日常的にちょこちょこ楽しいことはある」という状態になります。大きな幸せを手に入れられなくとも、そういう状態は、それほど悪くないと思います。

 

 そして、「幸せになれなくてもいいや」くらいの気持ちで毎日を過ごした方が、いい具合に力を抜いて日々を過ごせるので、物事もうまくいきやすいような気がします。そして、そういうスタンスでいた方が、大きな幸せも転がってきやすいのではないでしょうか。

 

 逆説的ではありますが、「幸せになりたい」と強く思うより、「幸せになれなくてもいいや」くらいの気持ちでいた方が、幸せになれる確率は上がるのではないでしょうか。

 

 「なんで自分は幸せになれないんだ」と悩んでいる人がいたら、試しに、「幸せになれなくてもいいや」と考えて、日々を過ごしてみてください。

 

 そうすることで、物事が好転していく場合も、あるような気がします。