芸術には様々なものがありますが、その中でも、「音楽を聴くことが好き」という人は多いと思います。
自分も、音楽を聴くことが好きです。
今回は、「音楽の持つ力と、その魅力」について、自分なりに色々語ってみたいと思います。自分が思う、音楽の持つ主な魅力は、以下の3つです。
それぞれ、1つずつ解説していきます。
①現実逃避できる。
②感情に直接届きやすい。
③短時間で効く。
①現実逃避できる。
音楽のいいところは、「場の雰囲気を変えられる」ところだと思います。
音楽がかかると、「場の雰囲気」は一変します。
ゆっくりしたテンポのクラシック音楽が流れると、場の雰囲気はゆったりします。
逆にハードなヘビーメタルがかかると、場の雰囲気は一気にせわしなくなります。
「雰囲気が変わる」ということは、「現実逃避できる」というということです。
「同じ場にいるのに、まるで違う場所に行ったかのような気分」が味わえたりするのです。
皆が旅行に行くのも、「現実から離れた場所に行きたい」というのが大きな理由だったりします。
しかし、旅行に行くには、お金もかかるし、手間も多くかかります。
しかし、音楽の場合は、旅行と比べて、比較的簡単に現実逃避できます。
ハワイに行かなくとも、ハワイアンが流れてくるのを聴くと、「まるでハワイにいるかのような感覚」が味わえます。
音楽は、部屋で聴いても現実逃避はできますが、「コンサートやライブ」に行って、生の音楽を味わうと、より深く現実逃避できます。
例えば、「毎日仕事がつらくてしんどい」という人がいたとします。
そうなると、「現実から逃げ出したい」と思ったりします。
そういう人でも、休みの日にライブハウスでライブを聴いて、「現実とは違う場にいるような感覚」を味わうことで、ストレスが少し軽くなったりします。
これは音楽の大きな効用です。
最近の日本では、「ライブ、コンサート、フェス」などで、生の音楽を味わうことの人気が高まっています。
それは、ミュージシャンにとっては、収入が増えるので、いいことだと思いますが、その裏側には「日本の厳しい労働事情」があるような気もします。
「ライブでも行って現実逃避しないと、仕事のストレスがまぎらわせない」という人が増えているから、このように人気が高まっている部分もあるような気がします。
②感情に直接届きやすい。
音楽は、感情に直接訴えかける部分が大きいものです。
「悲しい雰囲気の音楽」を聴くと、悲しい気持ちになりやすいですし、「楽しい雰囲気の音楽」を聴くと、楽しい気分になりやすいです。
音楽とは、感情に直接届きやすいので、音楽が鳴ると、パッと気分が変わることがあります。それは、なかなか気持ちの良いものです。
③短時間で効く。
音楽に感動する人は多いですが、映画を見て感動したり、本を読んで感動するという人も沢山います。
しかし、映画や本というのは、「感動するまでに時間がかかる」という特徴があります。映画を見て、開始1分で感動したり、本の1ページ目で感動するという人はなかなかいないでしょう。
映画と本は、ストーリーをじっくりと追っているうちに、段々と感動がこみあげてきます。
それに対して、音楽に感動するのは、一瞬です。
開始1分で感動したり、人によっては、音楽が鳴って10秒で感動する人もいるでしょう。
それだけ、音楽は、「短時間で感情を揺さぶる」効果があります。
これは、音楽という芸術の持つ大きな特徴だと思います。そのため、「すぐに感動を味わいたい」と考えている人にとっては、音楽はうってつけと言えます。
このように、音楽は、「感情を、短時間で動かす」には、非常に有効な手段です。
また、最近は、携帯音楽プレイヤーで聴いたり、ネット上で聴いたりと、より手軽に音楽を楽しめるようになってきました。
これを活用しない手はありません。音楽が好きな人は、これからも続けて音楽を聴いていきましょう。
そして、普段、音楽を聴かない人も、音楽の世界に足を踏み入れて、色々聴いてみるといいのではないでしょうか。
そうすると、新しい世界が広がると思いますよ。