最近は、プロ野球の試合を「インターネット中継」で見ている人も多いと思います。
2023年現在、ネットでプロ野球を見るサービスは、色々あります。
例えば、「パ・リーグTV」「BASEBALL LIVE」「RAKUTEN TV」「DAZN」などです。
ただ、色んなサービスがあるので、「一体、どれが良いのだろう?」と思っている方も多いかと思います。
自分は、過去に、「パ・リーグTV」「BASEBALL LIVE」「RAKUTEN TV」「DAZN」の4つのサービスを全て試したことがあります。
ただ、色々と試した結果、今では、「パ・リーグTV」に落ち着いています。
自分は、千葉ロッテマリーンズのファンなので、基本的に「パ・リーグの試合が見られれば良い」と考えています。
それも、「パ・リーグTV」を選んだ理由の一つですが、それ以外にも理由があります。
「パ・リーグTV」には、『パ・リーグTVならではの魅力』があり、それに惹かれて、契約しています。
ただ、「パ・リーグTV」については、「全てが素晴らしい」と思っている訳ではなく、「ここはちょっとイマイチだよな」と思っている部分もあります。
そこで、今回は、「パ・リーグTV」のメリットとデメリットについて、詳しく解説していきます。
この記事が、「ネットで野球中継を見たいけど、パ・リーグTVは、どうなんだろうか?」と思っている方の参考になれば幸いです。
メリット
まずは、パ・リーグTVのメリットについて説明していきます。
パ・リーグの2軍戦が見られる
プロ野球観戦がかなり好きな方だと、1軍の試合だけでなく、「2軍の試合」も気になってきたりします。
2軍の試合を見ると、「若手の新戦力」のチェックや、「故障して2軍にいる選手の回復具合」がわかったりするからです。
パ・リーグTVでは、パ・リーグの主催試合に限り、2軍の試合も見ることができます。
2軍の試合を見ることができるので、「この若手の選手はもうすぐ1軍の戦力になりそうだな」とか「この故障していた選手は、もうすぐ1軍に上がるな」といったことを推測できるのも嬉しいです。
また、ひいきのチームの1軍の調子が悪い場合、「1軍の試合は見たくない」という気分になる時もあります。
そんな時に、2軍の試合も見られると、気晴らしになったりします。
「実況・解説のON/OFF」が選べる
プロ野球中継を色々と見ていると、「この実況のアナウンサーは嫌い」とか「この解説者は嫌い」というのも出てきます。
誰とは言いませんが、自分にも「嫌いな実況アナウンサー」や「嫌いな解説者」がいます。
楽しみにしていた試合でも、「嫌いな実況アナウンサー」や「嫌いな解説者」が担当していると「うわ~」となり、テンションが一気に下がります。
ただ、パ・リーグTVの場合、「実況・解説のON/OFF」が選べるため、球場音のみで観戦することができます。
これは、自分のように「嫌いな実況アナウンサー」や「嫌いな解説者」がいる人にとっては、なかなかありがたい機能です。
過去10年分の試合のアーカイブが見られる
パ・リーグTVは、リアルタイムの視聴だけではなく、「過去の試合」も見ることができます。
そして、今見ているシーズンだけでなく「過去10年」に遡って、試合を見ることができます。
プロ野球ファンだと、ふと、「過去のあの試合をもう一度見たい」と思うこともあるので、過去10年分の試合が見れるというのは、嬉しいです。
有料ファンクラブに入っていると、利用料金が安くなる
パ・リーグTVの料金は、「ファンクラブ割引」があるのが特徴です。
通常価格は月額1595円ですが、パ・リーグのチームの有料ファンクラブに入っている方だと、月額1045円になります。(2023年3月現在)
プロ野球ファンだと、「毎年、ひいきのチームのファンクラブに入っている」という方も多いため、ファンクラブ割引があるのはありがたいです。
3画面同時視聴ができる
パ・リーグTVは、「3画面同時視聴ができる」という点も特徴です。
そのため、パ・リーグで3試合同時にやっている場合などは、3試合同時に見ることも可能です。
ただ、自分としては、あまり2画面以上の同時視聴はしません。
なぜなら、2画面以上で見ていると、気が散って集中して試合を見られないからです。
しかし、優勝やCS進出が決まりそうな時は、他の試合も非常に気になって「同時に見たい」と思う時もあります。
そんな時は、最大3画面の同時視聴ができるのは、便利です。
デメリット
ここからは、パ・リーグTVのデメリットについても説明していきます。
セ・リーグの試合が見られない
当たり前ではありますが、「パ・リーグTV」というサービス名からもわかるように、基本的には、セ・リーグの試合は見ることができません。
そのため、「セ・リーグの試合を沢山見たい」という方には、向いていません。
ただ、例外的に、交流戦については、パ・リーグの主催試合を見ることはできます。
また、交流戦では、パ・リーグの主催試合でなくても、「巨人の主催試合」と「阪神の主催試合」も見ることができます。
そのため、交流戦に関しては、パ・リーグのチームが関わる全ての試合を見ることはできないものの、ある程度の試合を見ることは可能です。
料金がやや高い
前に述べたように、パリーグTVは、有料ファンクラブに入っている方だと、月額1045円になります。
しかし、他社のサービスを見ていくと、パ・リーグTVよりも安いものもあります。
「RAKUTEN TV」のパ・リーグの試合を視聴するプランは月額702円、「BASEBALL LIVE」は月額660円となっています。(2022年3月現在)
他のサービスと比べると、パ・リーグTVの料金は、安いとは言えません。
「できるだけ安くパ・リーグの試合が見たい」という方は、「BASEBALL LIVE」を選ぶといいでしょう。
日本シリーズが見られない
パ・リーグTVでは、パ・リーグの公式戦以外にも、CS(クライマックスシリーズ)も見ることができます。
ただ、日本シリーズは、見ることができません。
これは結構、残念です。
せめて、パ・リーグの主催試合だけでも見られると、だいぶ満足度は上がるのですが。
まとめ
「パ・リーグTV」について、詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
料金的にはそこまで安くはないものの、サービスはなかなか充実していると思います。
「料金はそこまで安くなくてもいいから、パ・リーグの試合をしっかり見たい」という方には向いているサービスだと思います。
自分としては、「パ・リーグの主催試合の2軍戦が見られる」「実況・解説のON/OFFが選べる」という部分が、特に気に入っています。
なかなか良いサービスだと思うので、「インターネットでパ・リーグの試合を見たい」と思っている方は、「パ・リーグTV」も候補に入れてみてください。