しょうの雑記ブログ

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嫌いな人とは、なるべく会わないように心がける

 ほとんどの人は、日々生きる中で、「嫌いな人」がいると思います。

 

 「嫌いな人」とどう付き合っていくかは、人生の大きな問題だったりします。

 

 世の中には、「嫌いな人を避けるな」とアドバイスする人もいます。

 

 そういう人は、「嫌いな人を避けているから、余計に嫌いになるのだ」とか「嫌いな人でも、しっかりと向き合ってみたら、良い面が見えてきたりする」と言ったりもします。

 

 これは、確かに、そういった側面もあると思います。

 

 自分も過去に、嫌いな人を克服するため、そういった方法を試してみたこともあります。

 

 しかし、自分の場合、そういった対処法は、うまくいきませんでした。

 

 確かに、嫌いな人としっかり向き合ってみると、「こういう良い面もあるんだな」と気付くことはあります。

 

 ただ、それにより、「相手を好きになったことがあるか」と聞かれたら、それははっきり「NO」です。

 

 嫌いな人としっかり向き合ったところで、「大嫌い」が「嫌い」に変わる程度でした。

 

 または、「嫌い」が「少し嫌い」に変わる程度です。

 

 自分の場合、嫌いな人としっかり向き合ったところで、その人を「好き」になった経験は一度もありませんでした。

 

 そして、嫌いな人としっかり向き合うことで良い面を見つけられることもありましたが、それ以上に「嫌いな人としっかり向き合うストレス」が大きいと感じました。

 

 わざわざ「嫌いな人の良い面」を見つけるために、「嫌いな人としっかり付き合うストレス」を抱えるのは、割に合わないなと思いました。

 

 それに、「嫌いな人の良い面」というのは、「相手としっかり向き合わなければ気づけない」というものでもありません。

 

 しっかり向き合わなくても、はたから観察しているだけでも、「嫌いな人の良い面」を発見することは可能です。

 

 それを考えると、自分としては、「わざわざ、嫌いな人としっかり向き合う必要はないのでは?」と思ってしまいます。

 

 むしろ、「嫌いな人となるべく会わないようにする」方が、嫌いな人に対する対処法としては良いのではないかと思います。

 

 それに、「相手としっかり向き合う」と、良い面も見えてきますが、それと同時に「悪い面」も見えてきたりします。

 

 「相手としっかり向き合う」ことで、余計に相手の悪い面が見えてきて、余計に嫌いになることがあります。

 

 そうなってしまうと、「嫌いな相手と向き合うストレス」に加えて、「相手をさらに嫌いになってしまう」ことになるので、非常にデメリットが多いと感じます。

 

 人間、どうしても、「本質的に合わないな」と思ってしまう人はいます。

 

 自分が「嫌い」と思う人がいたら、その人は、「自分と本質的に合わない」可能性が高いということです。

 

 それならば、わざわざその人としっかり向き合う必要はあるのでしょうか?

 

 そんな時間があるならば、「本質的に合いそうな人」と向き合うようにした方が、有意義なのではないでしょうか。

 

 自分が「好き」と感じる人というのは、「自分と本質的に合う」可能性が高い人です。

 

 それならば、「嫌い」と思う人にはなるべく会わないようにして、「好き」と思う人と沢山会うようにした方が、人生が豊かになるのではないでしょうか。

 

 一般的に、「好きな人に沢山会う」と、幸福度が上がると言われています。

 

 これはまさに、その通りだと思います。

 

 しかし、それと同じくらい、幸福度を上げるためには、「嫌いな人になるべく会わないこと」も重要な気がしいます。

 

 嫌いな人と会うと、当然、幸福度は下がります。

 

 そのため、好きな人に沢山会っていたとしても、嫌いな人にも沢山会っていたら、幸福度は相殺されて、あまり上がりません。

 

 「好きな人に沢山会っているのに、なぜか幸福度が上がらない」と感じている人は、「嫌いな人にどれくらい会っているか」もチェックしたほうがいいと思います。

 

 そうすると、「結構沢山、嫌いな人に会っていた」ということがわかり、「幸福度が上がらない原因はこれか」と気付いたりします。

 

 人生の幸福度を上げたいのであれば、「嫌いな人にはなるべく会わない」ことをおすすめします。

 

 ただ、「嫌いな人にはなるべく会わない」と心がけても、「嫌いな人と会わざるをえない」場合もあると思います。

 

 一緒に住んでいる家族に嫌いな人がいる場合は、完全に会わないようにするのは難しいでしょう。

 

 また、会社員の場合も、会社の上司や同僚に嫌いな人がいた場合、完全に会わないようにするのは無理です。

 

 こういった場合、どうしても「嫌いな人と会わざるをえない場面」が出てきます。

 

 しかし、そんな時でも、「嫌いな人との接触を最小限にする」ことはできます。

 

 それは、「嫌いな人には、要件のみ伝えるようにして、余計な話はしない」という方法です。

 

 家族に嫌いな人がいる場合は、どうしても必要な要件がある時だけ話すようにします。

 

 会社に嫌いな人がいる場合は、仕事の用件だけ伝えるようにして、プライベートの話などはなるべくしないようにします。

 

 相手からプライベートのことを聞かれても、適当に受け流すようにします。

 

 そういったことを常に心がけて嫌いな人と接していると、「嫌いな人と接している時間」は、かなり削ることができます。

 

 嫌いな人と接する時間を完全になくすことができなくても、その人と接している時間を削ることができるだけで、だいぶ幸福度に違いが出ると思います。

 

 嫌いな人と会わざるをえない場合は、「いかにその人と一緒にいる時間を削ることができるか」を考えるようにしましょう。

 

 その時間をなるべく削ることができれば、幸福度も下がりにくくなります。

 

 当たり前ですが、人生の時間は有限です。

 

 その限られた時間で、わざわざ好き好んで、「嫌いな人と接する時間」を増やす必要はありません。

 

 嫌いな人と会う時間はなるべく減らして、好きな人と会う時間を増やしましょう。

 

 そう心がけた方が、幸福な人生を送れる確率は上がると思います。