電気ケトルのレビューをします。
今回レビューするのは、T-fal(ティファール)の「ジャスティンプラス・1.2L」です。
「電気ケトル」と聞いた時に、多くの人がパッと思い浮かべるのがこのモデルだと思います。
電気ケトルの定番モデルです。
定番モデルですが、「実際に使ってみるとどうなの?」と気になっている方も多いと思います。
そこで今回は、このモデルのメリットやデメリットについて、詳しく解説していきます。
メリット
価格が手頃
こちらの電気ケトルは、Amazonだと、大体4000円台で買えます。
5000円以下という価格は、なかなか手頃で良いと思います。
1.2リットルと、大容量
この電気ケトルには、最大で1.2リットルの水を入れることができます。
電気ケトルには「0.8リットル」のモデルや、「1リットル」のモデルもあります。
しかし、入る水の量が少ないと、一度に大量にお湯を沸かしたい時に不便だったりします。
その点、このモデルは、一度に1.2リットルも沸かせるため、十分な容量だと思います。
世の中には、さらに大容量の「1.5リットル」入る電気ケトルもありますが、1.5リットルも入れると、重くて持ちにくかったりします。
そういう意味で言うと、こちらの電気ケトルの「1.2リットル」という容量は、とてもちょうどいい容量だと思います。
すぐにお湯が沸く
この電気ケトルは、カップ1杯分(140ml)のお湯を入れた際に、約1分で沸かせます。
あまり時間がかからず沸かせるので、便利です。
本体が軽い
こちらの商品は、プラスチック製なので、中に水を入れないで持つと、かなり軽いです。
ガラス製の電気ケトルや、ステンレス製の電気ケトルと比べると、だいぶ軽いという印象です。
電気ケトルは、水をたくさん入れると重くなったりするので、本体が軽いというのは嬉しいポイントです。
持ち手が持ちやすい
この電気ケトルは、持ち手が太いので、持つ際に持ちやすいです。
さらに、持ち手が、手に沿うような形状になっているので、さらに持ちやすくなっています。
お湯が注ぎやすい
こちらの商品の注ぎ口は、尖った形になっています。
そのため、お湯を注ぐ際は、注ぎやすくなっています。
蓋が本体と繋がっている
こちらのケトルは、蓋が本体とつながった形になっています。
そのため、水を注ぐ際に蓋をどこかに置いておく必要がありません。
蓋が大きく開く
このケトルの蓋は大きく開くようになっています。
それにより、水を入れる際に、水が注ぎやすくなっています。
操作が簡単
今は、「温度調整ができる電気ケトル」も世の中にはあります。
温度調整機能が付いていると、確かに便利です。
しかし、逆に、温度調整機能が付いていると、操作が複雑になって煩わしかったりもします。
ただ、こちらの電気ケトルの場合、操作は非常にシンプルです。
取手の上に付いているボタンを押すだけで、お湯が沸きます。
操作が簡単なので、お湯を沸かす時に、余計なストレスはかかりません。
また、子供や高齢者の方が使う場合も、使いやすいと思います。
シンプルなデザイン
この電気ケトルは、非常にシンプルなデザインになっています。
そのため、「ごちゃごちゃしたデザインが嫌い」という方にもおすすめできるデザインです。
デメリット
お湯を沸かした時、少しプラスチックの臭いがする
この電気ケトルは、本体がプラスチックでできているため、お湯を沸かした際に、少しプラスチックの臭いがします。
お湯で飲むと、プラスチックの臭いが特に目立ちます。
コーヒーやお茶を飲む際は、プラスチックの臭いは薄まりますが、敏感な人だと気づくかもしれません。
また、プラスチックの臭いがするということは、少量ながら、プラスチックが溶け出している可能性があります。
それにより、体内にプラスチックが入ってしまう可能性もあります。
温度調整ができない
この商品は、温度調整機能ができないモデルです。
沸かす際は、100度で沸かすことしかできません。
そのため、「90度で沸かしたい」「70度で沸かしたい」といったように、細かい温度調整をしたい方には向いていません。
そういう方は、温度調整機能が付いたモデルを選ぶようにしましょう。
ちなみに、ティファールからも、温度調整機能が付いた「ジャスティンプラス・コントロール・1.2L」という商品が出ています。
温度調整機能が付いたモデルがいい方は、そちらもチェックしてみてください。
ただ、温度調整機能が付いたモデルだと、値段は結構上がってしまいます。
蓋を取り外せる電気ケトルと比べると、洗いづらい
前述のように、こちらの電気ケトルは蓋が外せません。
そのため、蓋を外せる電気ケトルに比べると、本体を洗う際に、少し洗いづらいかもしれません。
ただ、蓋を外せない電気ケトルの中では、割と洗いやすい商品ではあると思います。
目盛りが少し見にくい
この電気ケトルには、サイドに目盛りの付いた小窓が付いているため、中にどれだけお湯が入っているかわかります。
ただ、窓が小さいので、少し見にくいです。
ガラス製の電気ケトルの方が、中に入っている水の量は明らかに見やすいです。
まとめ
ティファール「ジャスティンプラス・1.2L」のレビューをしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
こちらのモデルには、メリットが沢山あります。
ただ、一つ大きなデメリットもあります。
それは、「沸かした際に、少しプラスチックの臭いがする」という点です。
そのため、プラスチックに臭いが気になる方や、プラスチックを体内に入れたくない方は、このモデルではなく、ガラス製の電気ケトルを選ぶようにしましょう。
ちなみに、ティファールからも、ガラス製の電気ケトルは出ています。
値段は高いですが、プラスチックの臭いが嫌な方は、こちらもチェックしてみてください。
また、「もっと安いガラス製の電気ケトルが欲しい」という方は、アイリスオーヤマの電気ケトルもおすすめです。
こちらも、安い割に温度調整機能も付いていて、かなりコストパフォーマンスが良い商品だと思います。
色々とデメリットについても解説してきましたが、ティファールの「ジャスティンプラス・1.2L」は、トータルで見ると、なかなか良くできた商品だと思います。
値段が安い割に作りがしっかりしていて、コストパフォーマンスの高いモデルです。
定番として売れ続けているのも頷けます。
気になった方は、チェックしてみてください。
「多少、プラスチックの臭いがしても構わない」という方には、非常におすすめできる商品です。