自分は、プロ野球観戦が趣味です。
2020年は、コロナ禍でプロ野球の開幕が送れ、「今年はもうプロ野球が観られないんじゃないか?」と思った時もありました。
しかし、6月19日に、ようやくプロ野球が開幕しました。
自分は、昔から千葉ロッテマリーンズを応援しています。
ただ、残念ながら開幕戦は、サヨナラ負けでロッテは敗れました。
しかし、6月20日の2戦目に、ロッテは、今シーズンの初勝利をあげることができました!
待ちに待ったプロ野球開幕だけに、ひいきのチームの初勝利は、例年以上に嬉しかったです。
そのため、「コロナ禍でのロッテの記念すべき初勝利を、しっかりと記事に残そう」と考えました。
そこで、今回の記事では、「ロッテの2020年シーズンの初勝利」を詳しく振り返っていきます。
ソフトバンクホークス×千葉ロッテマリーンズ 2回戦
球場
PayPayドーム
球場は、ホークスの本拠地のPayPayドームです。
今年から、ヤフオクドームから「PayPayドーム」という名称に変わりました。
「ペイペイドーム」という名前は、まだ慣れませんね(笑)
コロナの影響で、無観客試合でした。
試合開始時間
14時から試合開始です。デイゲームでした。
先発投手
ソフトバンク:和田毅
ロッテ:種市篤暉
ソフトバンクは39歳のベテラン左腕の和田投手が先発です。
対するロッテは、21歳の若手の右腕の種市投手が先発です。
「技巧派ベテラン左腕」と「若手のパワーピッチャー」という対照的な先発投手になりました。
ロッテは、昔から和田投手を苦手としていたので、試合前はちょっと嫌な予感もしました。
試合展開
1回は、両先発投手とも、0点に抑えました。
試合が動いたのは、2回表です。
和田が投じた高めの変化球をレアードが思い切り引っ張り、レフトスタンドの中段まで持って行きました。ソロホームランで、ロッテが1点先制です。
ちなみに、このレアードのホームランが「今シーズンの、パリーグ1号」となりました。
ホームラン後は、おなじみの「寿司を握るポーズ」も飛び出しました。
ただ、レアードにソロホームランを許したものの、和田の投球は安定していました。
時折、抜け玉はあるもの、ストレートは走っていました。
ベテランならではの味のある投球で、うまくアウトを取っていました。
レアードのホームラン以外は、スコアボードに0を並べていきました。
対する種市も、安定した投球をしていました。
ストレートが走っていて、ソフトバンクの打者は、球威に押されていました。
主軸も、強気のインコース攻めで、途中まではうまく抑えていました。
次に試合が動いたのは、6回裏です。
種市が柳田にストレートを投げましたが、それがシュート回転して、高めの真ん中付近に入ってきました。それを見逃さず、柳田がフルスイングします。
打球は、センターバックスクリーンの中段にまで行きました。柳田らしい、豪快な一発です。柳田のソロホームランで、ソフトバンクは同点に追いつきました。
種市は、6回を投げ切って、1失点に抑えました。柳田のソロホームランによる失点のみなので、なかなか良い2020年シーズン初登板だったと思います。
和田は、7回1アウトまで投げて、松本と交代します。
和田は7回途中まで投げて、「被安打4 1失点 奪三振7」という成績なので、先発としての役割を十分果たしたと思います。39歳で、これだけ三振を取れるのはさすがですね。
7回表は、替わった松本が、0に抑えます。
7回裏は、ロッテはハーマンが投げました。「2アウト2、3塁」のピンチを作りましたが、バレンティンをセカンドゴロに打ち取り、この回を0に抑えました。
8回表に、また試合が動きます。7回は安定していた松本が、突如乱れます。
まず、先頭打者の藤岡を、フォアボールで歩かせます。
次に、荻野が送りバントを決め、「1アウト2塁」となります。
続く角中は、ファーストゴロに打ち取り、「2アウト3塁」となります。
次の安田を、フォアボールで歩かせ、「1、3塁」となります。
このあたりから、制球が定まらなくなります。
レアードと対している時に暴投し、3塁ランナーが生還し、「1対2」でロッテが勝ち越します。
その後、レアードがセンター前にヒットを打ち、2塁から安田が帰り、「1対3」でロッテがさらに突き放します。
その後、松本にかわって泉がマウンドに上がって、後続を断ちました。
「1対3」で迎えた8回裏、ロッテはジャクソンが登板します。
8回に、明石がソロホームランを打ち、「2対3」とソフトバンクが詰め寄ります。これで、試合がわからなくなりました。
9回表は、泉が0点に抑えました。
9回裏は、ロッテの守護神の益田が登板しました。
今季初登板で、1点差で勝っている場面なので、プレッシャーはすごかったと思います。
自分も、「大丈夫かな?」という気持ちで見てました。
しかし、それは杞憂に終わりました。
益田の出来は素晴らしく、3者連続で空振り三振に仕留め、「2対3」でロッテが勝ちました。
無事、ロッテが、今季初勝利をおさめました。
この試合のヒーローは「1ホームラン、2安打、2打点」のレアードで、ヒーローインタビューを受けていました。
ちなみに、「さらに詳しい試合展開が知りたい」という方は、下記の、スポーツナビの試合結果のページを見てみてください。より詳しい情報が載っています。
まとめ
監督や選手は、「シーズン初勝利」をするまで不安があると思いますが、それはファンも同じです。
開幕戦を黒星で終えてしまうと、「最悪、このまま1勝もできずにシーズンが終わってしまったらどうしよう」と考えてしまったりします。
もちろん、シーズン1勝もできないケースは過去に一度もないですが、確率としては0ではないので、ついそんなことを考えてしまいます。
やはり、ファンとしては、「実際に1勝する」までは、安心できないのです。
2020年シーズンは、コロナ禍により、当初は、開幕できるのかどうかすらわからない状態でした。
それを考えると、試合結果はどうであれ、「試合を観れるだけ幸せ」と言うこともできます。
しかし、せっかくスポーツ観戦をする以上は、できればひいきのチームに勝ってもらいたいものです。
野球を観られない時期が長かったため、長らく「ひいきのチームが勝つ」という経験ができずにいました。
しかし、今回のロッテのシーズン初勝利で、「ああ、やっぱり、ひいきのチームが勝ってくれるのは、格別に嬉しいものだな」と改めて感じました。
コロナ禍においては、「ひいきのチームが勝ってくれる喜び」を、今まで以上に強く感じます。
シーズンはまだ始まったばかりですが、こういった喜びを、なるべく多く味わいたいですね。
ロッテの選手や監督・コーチの皆さん、色々大変な状況だと思いますが、なるべく沢山、勝利の場面を見せてもらえると、ファンとしては嬉しいです。
今年のロッテは、補強もして、戦力も整ってきたので、例年以上に期待しています。
頑張ってください!