自分の趣味は、「プロ野球観戦」です。
そして、昔から、千葉ロッテマリーンズのファンです。
毎年、1月下旬頃に、各チームの「チームスローガン」が発表されます。
「チームスローガン」は、「これを1年間掲げて、シーズンを戦う」という言葉です。
野球ファンの中には、「チームスローガンはあまり気にしない」という人もいます。
まあ、それはそれでありかなと思います。
ただ、自分としては、チームスローガンは、結構気になる方です。
やはり、良いスローガンだったりすると、「今年は、より気合を入れて応援したい」という気持ちになるからです。
そして、2023年1月31日(火)に、ロッテのチームスローガンが発表されました。
今年のチームスローガンは、「今日をチャンスに変える。」でした。
これを最初に聞いた印象は、「まあ、いいんじゃない」という感じでした。
しかし、よくよく考えてみると、「凄く良い言葉だな」という印象に変わりました。
この言葉は、様々な解釈ができる言葉です。
そのため、ここでは、「自分なりの解釈」をしてみようと思います。
プロ野球の1シーズンは、140試合以上あります。
その中で、「なかなかチャンスが来ない試合」もあるでしょう。
しかし、選手が、「今日をチャンスに変える」という気持ちで、1試合1試合、これまで以上に集中して試合に臨むようにしたらどうなるでしょうか?
そうなると、「今日はチャンスがないな」と思っていたのに、「実はチャンスがあった」というように変わる場合もあります。
例えば、バッターの場合、「相手チームのエースが先発する試合」があったとしましょう。
そうなると、「エースが先発だから、チャンスがないな」と思ったりするでしょう。
しかし、そういう気持ちで臨むと、相手ピッチャーを打てず、本当にチャンスがなくなります。
しかし、「今日をチャンスに変える」という意気込みで、今まで以上に集中して試合に臨んだら、どうなるでしょうか?
そうすると、「打てない」と思っていたピッチャーからヒットやホームランを打てたりもします。
そのヒットやホームランにより、チームが勝ったとします。
すると、「あのバッターは凄い」と評価が上がり、「一気にチャンスが来た」ということにもなります。
このスローガンは、そういったことを言いたいのではないでしょうか。
そして、このスローガンは、プロ野球選手だけでなく、「普通の生活をしている人」にも当てはまるような気がします。
日々生活をしていると、似たような生活の繰り返しで、「今日はチャンスがないな」と思うことも沢山あります。
ただ、「今日をチャンスに変える」という意気込みで、1日1日を過ごすようにしたら、どうなるでしょうか?
そうすると、今までよりも「今日できること」をしっかりとするようになります。
また、それを積み重ねていくと、徐々に自分の実力が上がっています。
そして、そういった日々を過ごしていると、実力が上がってきているので、チャンスがなさそうな日であっても、チャンスをつかみ取れたりするのではないでしょうか。
そのため、2023年の自分も、「今日をチャンスに変える」という意気込みで、過ごしていきたいと思いました。
このように、「今日をチャンスに変える」というスローガンは、プロ野球選手だけではなく、一般人にも当てはまりまる、汎用性の高いスローガンになっています。
このスローガンを聞いて、「自分も、1日1日を大切にしよう」と思うファンも多いのではないでしょうか。
そういう意味では、このスローガンは、「人の気持ちに訴えかける、良い言葉」だと思います。
2023年シーズンのロッテは、このスローガンを掲げて、吉井監督のもと、飛躍してほしいですね。