セーターのレビューをします。
今回レビューするのは、無印良品「ヤク混ウール・クルーネックセーター」です。
定価は3990円(税込)です。(2022年2月現在)
「ヤクウールセーター」と言われたりもします。
ヤクとは
「ヤク」と聞いても、どんな動物なのかピンとこない方も多いと思います。
そこで、ヤクという動物について説明します。
ヤクは、ウシ科の動物です。
中国やチベットに生息しています。
標高の高いところに生息しているため、とても保温性の高い毛が生えています。
その毛を刈り取ってセーターにしたものが、ヤクのセーターになります
無印のヤクウールセーターについて
無印良品のヤクウールセーターは、「ヤク混」なので、ヤクの毛が100%入っている訳ではありません。
ウールとの混紡素材です。
ヤクの毛は、希少なので、100%のセーターを作るとかなり高額になります。
そのため、価格を抑えるために、ウールと混ぜているのでしょう。
ちなみに、無印のヤクウールセーターの素材は、「ウール70%、ヤク30%」という配合になっています。
ウールが主体ですが、ヤクを30%混ぜることで、かなり良い商品に仕上がっています。
ヤクウールセーターのメリット
ここからは、このセーターのメリットについて解説していきます。
チクチクしない
着てみると、ウール特有のチクチク感があまりありません。
チクチク感が少ないので、ウールのチクチク感が苦手な人におすすめです。
やや薄手の割に暖かい
無印のヤクウールセーターは、生地の厚さはやや薄めです。
ただ、薄手の割に、なかなかの保温性があって暖かいです。
ヤクウールセーターのデメリット
無印のヤクウールセーターのデメリットについても解説していきます。
ヤク100%のセーター、カシミヤ100%のセーターと比べると肌触りは劣る
このセーターは、生地のチクチク感はあまりありません。
ただ、「凄く肌触りが良いか」というと、そこまでではありません。
肌触りに関しては、ヤク100%のセーターや、ユニクロのカシミヤ100%のセーターの方が明らかに上です。
ヤク100%のセーターや、カシミヤ100%のセーターは、フワフワで、ずっと触っていたくなるような肌触りです。
それに対して、無印のヤクウールセーターは、「チクチクはしないけれど、肌触りはまあ普通」といった感じです。
そのため、カシミヤ100%のような肌触りを求めている方だと、「ちょっと肌触りが悪いな」と感じるかもしれません。
ヤク100%のセーターと比べると暖かさは劣る
自分は、ヤク100%のセーターも持っています。
ヤク100%のセーターと、無印のヤクウールセーターを比べると、明らかにヤク100%のセーターの方が暖かいです。
非常に寒がりで、「とにかく暖かいセーターが欲しい」という方には、ヤク100%のセーターをすすめます。
ただ、無印のヤクウールセーターも、ヤクの毛が30%入っているので、ある程度の保温性はあります。
実際、暖かさに関しては、ユニクロのカシミヤセーターと比べても、そこまで遜色ないように感じます。
まとめ
無印良品「ヤク混ウールセーター」のレビューをしてきましたが、いかがだったでしょうか。
ヤク100%のセーターと比べると暖かさや肌触りはやや劣りますが、値段が安い割には、よくできたセーターだと思います。
「ユニクロのカシミヤセーターはちょっと高くて手が出ないが、チクチクしないセーターが欲しい」という人におすすめです。
ユニクロのカシミヤセーターの半額以下で購入できるので、かなりコスパは良い商品だと思います。
気になった方は、チェックしてみてください。