ラーメン店のレビューをします。
今回レビューするのは、『どうとんぼり神座(かむくら)』です。
神座はチェーン店ですが、今回は、「ペリエ千葉店」に行きました。
店内は、清潔感があり、良い感じです。
カウンター席に座ると、「神座のこだわり」という文章がカウンターのところに置いてありました。
これを読むと、神座は、1986年に大阪の道頓堀の路地裏でラーメン店を始めたようです。
また、創業当時の味を守るため、「スープソムリエ制度」社内資格を設けているようです。
その試験に合格した人がスープを作っているということでした。
これを読んだ感じだと、スープの味は安定していそうですね。
カウンターの前に、メニュー表がありました。
基本的に、スープは一緒で、上に乗る具材によって値段が変わるようです。
自分は、一番ベーシックな「おいしいラーメン」にしました。
値段は750円です。
具材は、「白菜、豚バラ肉」のみでした。
かなりシンプルで潔い感じですね。
スープは甘めで、優しい味です。
バラ肉も、甘めの味付けがしてあります。
ただ、甘いといっても、嫌な甘さではありません。
自分は、甘めのラーメンは苦手なのですが、このラーメンに関しては、違和感なく食べられました。
麺は、中太の縮れ麺です。
それほど特徴がある麺ではありませんが、程良いコシがあって、まずまずおいしかったです。
卓上には無料のニラが置いてありました。
自分は、途中から味変アイテムとして入れてみました。
入れてみると、スープの甘みが引き締まっていい感じです。
少しだけ辛みがありますが、辛すぎなくてちょうどいいと思います。
「もう少し味にパンチが欲しい」という人は、このニラを入れた方がいいでしょう。
個人的には、ノーマルの状態よりも、少し入れた方が好みでした。
少し入れるくらいなら、味のバランスはあまり崩れません。
全体的に、この「おいしいラーメン」は、ラーメンというより、「少し甘めの鍋」を食べている感覚でした。
チェーン店ではありますが、この味は、唯一無二だなと思いました。
この味は、神座以外では食べられないと思います。
神座は、大阪発祥のお店なので、このあっさりしたスープは、「大阪のうどん」ぽさもある気がしました。
関東のラーメンではなく「関西のラーメンだな」といった感じがします。
大体、「おいしいラーメン」という名前を付けているラーメンは、大しておいしくない場合が多いです。
しかし、神座の場合は、本当に「おいしいラーメン」でした。
寒い時期に食べると、優しく体に染み込んできていいですね。
神座のラーメンは、「優しい味のラーメンが食べたい」という人には凄くおすすめです。店内が清潔で、店員もうるさくないので、女性にもおすすめのラーメン屋です。
気になった方は、ぜひ一度食べに行ってみて下さい。