しょうの雑記ブログ

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モンベル「サンダーパス・ジャケット」(街着におすすめの防水ジャケット)

 今回は、梅雨の時期におすすめの防水ジャケットについて紹介します。

 

 梅雨の時期になると、防水のジャケットが欲しくなると思います。

 

 防水のジャケットといえば、品質を考えると、アウトドアブランドのものを選びたくなります。

 

 アウトドアブランドの防水ジャケットというのは、元々は登山などで使用するものです。そのため、防水性は十分です。

 

 そして、最近は、アウトドアブランドの服を、街で着る人が増えてきました。機能的で、街で着るのにも便利だからです。

 

 それに伴い、アウトドアブランドも、山用のモデルだけでなく、「街でも着られる、おしゃれなデザインのジャケット」を、どんどんリリースするようになりました。

 

 それにより、アウトドアブランドのアイテムの中に、街で着られるようなおしゃれなデザインの商品が増えました。

 

 これは、ファッションが好きな人にとっては、うれしいことだと思います。雨の日であっても、機能的でおしゃれな服が着られるのですから。

 

 ただ、そこには、問題点が1つあります。それは、「価格の高さ」です。

 

 防水ジャケットといえば、「ゴアテックス素材」を使ったものが有名です。しかし、ゴアテックス素材を使っていて、有名なアウトドアブランドがリリースしている防水ジャケットは、大抵、3万円以上の価格になります。

 

 3万円以上の価格となると、「高すぎて買えない」という人や、「防水ジャケットにそこまで出したくない」という人も多いでしょう。

 

 かといって、1万円以下の価格になると、「機能性もデザインもイマイチ」な防水ジャケットが多くなります。

 

「街着にちょうどいい価格とデザインの防水ジャケット」というのは、なかなかないものです。

 

 そういった、「街着にちょうどいい価格とデザインの防水ジャケット」を探している人におすすめなのが、今回紹介する、mont-bell(モンベル)の「サンダーパス・ジャケット」です。

 

 

 

 

 

 

 

mont-bell(モンベル)とは

 サンダーパス・ジャケットの説明をする前に、まずはmont-bell(モンベル)というブランドについて説明します。

 

 モンベルは、日本のアウトドアブランドです。アウトドアシーンで使用するギアや洋服をリリースしています。

 

 特に、登山をする方にとっては、なじみの深いブランドだと思います。

 

 モンベルの大きな特徴は、「コストパフォーマンスの高さ」です。

 

 アウトドアブランドなので、商品の機能性は高いのですが、その割に、価格が抑えめになっています。他のアウトドアブランドの商品に比べても、全体的に価格は安くなっています。そして、デザインは、シンプルなものが多いです。

 

 そのため、「機能的なものが欲しいけれど、それほど高い価格は出したくない」という方に、人気があるブランドです。

 

 ちなみに、「mont-bell(モンベル)」というブランド名は、フランス語で「美しい山」という意味だそうです。

 

「サンダーパス・ジャケット」について

 ブランドの説明が終わったところで、「サンダーパス・ジャケット」について説明します。

 

 モンベルは、街着を想定した商品もリリースしていますが、「サンダーパス・ジャケット」は、山で使うことを想定した商品です。

 

 ただ、街着としても非常に優れているため、自分は街着として愛用しています。

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 ここからは、「サンダーパス・ジャケット」の、街着としてのおすすめポイントについて解説していきます。

 

 

 

 

 

「サンダーパス・ジャケット」の、おすすめポイント

価格の安さ

 まず、このジャケットの魅力として、「価格の安さ」が挙げられます。

 

 このジャケットの価格は、「8500円+税」となっています。

 

 防水のジャケットで、1万円を切る価格というのは、非常に安いと思います。

 

 おそらく、「フロントのジッパーに止水ジッパーを使用しない」、「ゴアテックス素材を使用しない」といったことで、コストを抑えているのではないかと思います。

 

防水・透湿性を備えている

 こちらのジャケットは、ゴアテックス素材は使用していません。

 

 そのかわり、「ドライテック」という、モンベルが独自に開発した防水・透湿素材を使用しています。この素材は、雨を弾くとともに、内側にたまった湿気を逃がしてくれます。

 

 「ドライテック」という素材は、登山などの非常にハードな場面だと、ゴアテックスに比べて、防水・透湿性は多少劣るかもしれません。

 

 しかし、街着としては、十分すぎるほどの防水・透湿機能だと思います。実際、街で使っていて、このジャケットの防水・透湿性に、不満を持ったことはありません。

 

シンプルなカラーリングとデザイン

 こちらのジャケットには、いくつかカラーバリエーションがあります。

 

 自分は、一番シンプルな、ブラックのカラーを持っています。

 

 ブラックを選んだ理由は「街着としての合わせやすさ」です。

 

 ブラックならば、様々な洋服と合わせやすく、便利だからです。

 

 また、ナイロン製の割に、あまり光沢がないところも気に入っています。光沢がない方が、街着として、他の服に合わせやすいと思います。

 

 そして、このジャケットは、内側の色が、黒ではなくグレーというところも気に入っています。

 

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 自分は、色の中では黒が好きなので、全身黒でコーディネートする日もあります。

 

 しかし、ジャケットの内側まで黒だと、全身が重く見えすぎることがあります。

 

 ただ、外側がブラックでも、内側がグレーだと、全身ブラックでまとめても重くなりすぎないというメリットがあります。

 

晴れた日でも着られる

 このジャケットは、防水のジャケットではありますが、晴れの日でも問題なく着られます。

 

 透湿性がありますから、晴れの日に着ても、あまり蒸れません。

 

 また、デザインも、晴れの日でも問題ないデザインです。

 

 防風性もありますから、晴れた少し肌寒い日に、このジャケットをさっと羽織ると、風をシャットアウトできて便利です。

 

裏地がさらっとしているので、中に半袖を着ても快適

 こちらのジャケットは、個人的に、「裏地の素材感」も好きです。

 

 防水ジャケットによっては、裏地の素材感がツルツルしすぎているものもあります。そういうジャケットの場合、半袖の上に羽織った時、「肌触りが気持ち悪い」と感じることがあります。

 

 しかし、このジャケットは、裏地がサラッとしていて、個人的に好きな肌触りです。

 

 そのため、半袖の上に羽織っても、肌触りは良好です。

 

前立てのマジックテープが便利

 最近の防水ジャケットは、前の部分のジッパーが、止水ジップになっているものが増えています。

 

 しかし、こちらのモデルの場合、コストの関係もあるのか、前の部分は、止水ジッパーになっていません。

 

 そのかわり、ジッパーの前に、マジックテープで止める前立てがついています。この前立てがあることで、ジッパーの隙間からの浸水を防いでくれます。

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 前立てがついているモデルは、「一昔前のモデル」という印象があるかもしれません。

 

 しかし、実際に街で使っていると、「この前立てのマジックテープが便利だ」と感じます。

 

 街では、前を全て開けてジャケットを着ることもあります。しかし、肌寒くなってくると、前を閉めたくなります。

 

 ただ、そんな時に、ジッパーをわざわざ閉めるのは、「ちょっとめんどくさい」と感じることがあります。

 

 そんな時でも、ジッパーを閉めずに、前立てのマジックテープを閉めると、簡単に前を閉めることができます。

 

 前立てのマジックテープだけしか閉めないと、当然、隙間から風が少し入ってきます。

 

 ただ、雨の日でなければ、少し風が入ってきても、問題はありません。

 

 そのため、自分は、晴れの日に前を閉めたいときは、マジックテープだけで締めることが多いですが、これがなかなか便利です。

 

 止水ジッパーで、前立てがないモデルの場合、こういうことはできません。

 

専用の収納袋に入れて、コンパクトに持ち運べる

 このジャケットには、専用の収納袋がついています。

 

 小さく折りたたんで、収納袋に入れれば、だいぶコンパクトになります。

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 晴れて、気温が高くなってくると、このジャケットを脱いで、半袖になりたいときもあるでしょう。

 

 そんな時は、収納袋に入れてカバンにしまえば、脱いでも邪魔になりません。

 

 また、「今日は、夕方から雨が降りそうだ」という日には、カバンの中に、あらかじめこのジャケットを入れておいて、雨が降った時の準備しておくこともできます。

 

サイズ感について

 こちらのモデルは、本来は登山用のアウターとして用いるものなので、サイズ感は大きめです。

 

 そのため、街着として購入する際は、普段のサイズから、1~2サイズ下げてもいいかもしれません。

 

 自分は、173cmのやせ型ですが、Sサイズでジャストサイズです。

 

 

 

 

 

「サンダーパス・ジャケット」のデメリット

 ここまで、「サンダーパス・ジャケット」のおすすめポイントを紹介してきました。しかし、使っていて、ちょっと気になる点もあります。

 

 そこで、ここからは、このジャケットのデメリットについてもお伝えします。

 

内側のシームテープが経年劣化する

 こちらのジャケットは、縫い目から水が入ってこないよう、内側の縫い目に「シームテープ」というテープが貼ってあります。

 

 しかし、このシームテープは、経年劣化していきます。

 

 購入してから、大体3~4年くらで、シームテープは劣化してはがれてきてしまいます。そうなると、防水性が低下するので、買い換えなければなりません。

 

 ただ、このジャケットは、他の防水ジャケットに比べて価格が安いため、高額の物に比べ、買い替える際の抵抗感は少ないと思います。

 

 また、定番的にリリースされているモデルなので、定番のカラーであれば、時間が経っても、同じものを買うことができます。

 

ストレッチ性がない

 最近は、防水ジャケットで、動きやすいよう、生地にストレッチ性がある商品も増えてきました。

 

 ただ、「サンダーパス・ジャケット」は、そういったストレッチ性は備わっていません。そのため、ストレッチ性がある商品に比べると、若干の動きにくさを感じるかもしれません。

 

 ただ、元々は登山用の商品で、動きやすいようなカッティングで作られてはいるので、そこまで極端に動きにくさが気になるということはないと思います。

 

ポケットは完全防水ではない

 こちらの商品は、両サイドに、ジッパーつきのポケットがついています。ただ、構造上、ポケットの内側には、シームテープが貼れないようです。そのため、ポケットの中は、完全防水ではないようです。

 

 ですから、ポケットの中には、どうしても濡らしたくないものは、入れない方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

まとめ

 モンベルの「サンダーパス・ジャケット」について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

 モンベルのジャケットは、登山者には人気のブランドですが、街でファッションアイテムとして着ている人は、意外に少ない印象です。そのため、街では、意外に人とかぶりにくいと思います。

 

 「価格の安さ」ということを考えれば、ユニクロでも防水ジャケットを出しています。こちらも、コストパフォーマンスに優れた良い商品だと思いますが「街でかぶりやすい」というデメリットがあります。

 

 それに比べると、このモンベルのジャケットは、街ではだいぶかぶりにくいはずです。そのため、「価格が安くて、人とかぶりにくい防水ジャケットが欲しい」という人にもおすすめです。

 

 このジャケットは、見た目は地味ですが、使ってみるとその良さがわかると思います。使っていると、「細部にこだわって作られているな」という気づきがあります。

 

 とにかく、コストパフォーマンスが良く、デザインもシンプルなジャケットなので、これからの梅雨の季節に、一着持っていて損はないと思います。

 

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