場面緘黙症だった僕の、その後の人生

小学校時代に場面緘黙症を経験。社会に出た後も、仕事になじめずに苦しむ。社会にうまく適応できないという悩みあり。このブログが、同じような悩みを持っている方の参考になれば幸いです。

「完全なミニマリスト」になれない人は、「プチ・ミニマリスト」を目指してみよう

 最近は、メディアなどで、「ミニマリスト」が注目され始めています。

 

 「ミニマリスト」とは、「最小限の持ち物だけで生活する人々」のことです。ミニマリストというのは、単に「節約をしたいだけの人」とは異なります。

 

 ミニマリストの多くは、「大量生産・大量消費」という資本主義的なライフスタイルに疑問を持っています。資本主義社会というのは、物を沢山買わせることにより、お金を生み出すことを良しとする社会です。そして、その「物」の中には、たいして必要のない物も多く含まれます。

 

 そういう、資本主義社会の風潮に反して、ミニマリストの人達は、「必要のない物ならば、買わなくていい」と考えます。そして、本当に必要な最小限のものだけを買って生活します。そうしていると、生活費も安く抑えられます。

 

 物を買うためには、「働いてお金を稼ぐ」必要があります。世の中の多くの人は、たいして必要ではない物を沢山買うため、沢山仕事をしています。ミニマリストの人達は、「こういう生活は送りたくない」と考えています。そして、「最小限の物しか買わない生活をすれば、必要以上に働かなくて済む」と考えます。働く時間を減らせれば、その分、「自由な時間」を多く持てるようになります。

 

 そのため、ミニマリストの人達は、お金や物はあまり持っていなくても、「自由な時間」は沢山持っていたりします。そして、ミニマリストの多くは、「お金や物を沢山持つより、自由な時間を沢山持つ方が大事」と考えています。

 

 ミニマリストのこういった「思想」には、自分も、共感できる部分が多いです。

 

 自分も、「大量生産・大量消費」という資本主義的なライフスタイルには疑問を持っています。そのため、ミニマリストと呼ばれる人を見ていると、「信念を貫いていて、潔くてかっこいい」と思います。

 

 ミニマリストの人の生活を見ていると、「部屋にカーテンや家具がない」、「服は、ごく少量だけ所有し、同じデザインのものしか着ない」など、なかなかストイックです。そういう部屋を見た時に、「潔くていいな」と思うと同時に、「自分は、なかなかそこまでストイックになりきれない」とも思います。

 

 自分としては、「素敵な物や、便利な物が欲しい」という欲求は、完全には捨てられません。そういう意味では、「自分は、完全なミニマリストになるのは無理だな」と感じています。

 

 しかし、だからといって、「大量生産・大量消費」という資本主義的な風潮に乗るのも気が進みません。

 

 そのため、自分は、「完全なミニマリスト」ではなく、「プチ・ミニマリスト」を目指してみることにしました。

 

 「プチ・ミニマリスト」というのは、「ミニマリスト的な考え方を、部分的に取り入れている人」のことです。この「部分的に」というのがミソです。

 

 「ミニマリスト」を目指すのはハードルが高いですか、「プチ・ミニマリスト」であれば、比較的手軽に目指すことができます。

 

 そこで、ここからは、自分が思う、「プチ・ミニマリストになるための方法」3つ挙げてみます。

 

 

プチ・ミニマリストになるための方法

①なるべく、「本当に必要な物だけ」を買うよう心がける

 「本当に自分が必要な物」というのは、なかなかわからないものです。「本当に必要なもの」を見極めるためには、物を買おうとする際に「これがなかったら、どれだけ困るかな」と考えてみるといいでしょう。

 

 そこで、「すごく困る」と思ったものは、あなたにとって、「本当に必要な物」です。そこで、「ちょっと困る」と思ったものは、実は、「無くてもなんとかなる物」だったりします。そのため、買い物の際は、なるべく「すごく困る」と思ったものだけを買うようにしましょう。

 

 そうすれば、無駄な物が増えずに済むので、ミニマリストに近づけます。

 

②ブランドや評判に流されず、「物の価値そのもの」を見るようにする

 洋服を買う際に、「高級ブランド物」の服を見て、「かっこいいな」と思う人は多いでしょう。しかし、そう思った時は、少し冷静になって考えてみてください。その洋服には、本当に「その高い値段に見合った価値」がありますか?

 

 高級ブランドの服というのは、確かにデザインがいいものが多いです。しかし、価格は非常に高くなっています。その価格というのも、物そのものの価値ではなく、大半が「ブランド料」だったりします。そのため、高級ブランドの服をしっかり見てみると、「確かに物はいいけど、値段が高すぎて釣り合っていない」と感じることがあります。そう感じた時は、その服は買わない方がいいでしょう。

 

 ブランド物を買おうとする際は、「ブランド名にだまされていないか」ということをチェックする習慣をつけましょう。そうすることで、ブランド名に流されて買ってしまうことを防げます。

 

 また、「周囲の評判がいいから買う」という習慣がある人は、それを改めた方がいいかもしれません。「評判がいいから」ということだけで物を買ってしまうと、「以外に自分に合わない」ということがあります。いくら周囲の評判が良くても、自分に合わなければ意味がありません。

 

 「評判がいい物」を買おうとする際は、「自分に合うか」をしっかり考えるようにしてください。そうすることで、周囲の評判に流されて、いらないものを買ってしまう機会を減らせます。

 

 

③「物を増やす楽しさ」よりも、「不必要な物を減らす楽しさ」を重視する

 多くの人が、「物を増やすこと」に楽しみを見出しています。確かに、「新しい物」を買ってきた時は、「楽しい」という気持ちになります。

 

 しかし、「物を増やす楽しさ」を重視していると、頻繁に買い物をするので、お金はどんどん減ります。

 

 また、物が増えると、部屋に物があふれてくるので、部屋が狭くなってしまいます。

 

 そして、物が増えると、「自由な時間」も減ってしまいます。物が増えると、「所有物を管理する時間」が増えるからです。

 

 例えば、「洋服」を沢山買って、部屋に大量の洋服があったとします。そうすると、所有している服を時々クリーニングに出したり、レザージャケットの場合は、時々クリームを塗って手入れする必要があります。一つの物に対する手入れの時間はわずかであっても、沢山の洋服を持っていると、手入れの時間が積み重なり、膨大な時間が取られてしまいます。

 

 このように、物をあまりに沢山所有していると、「お金が減る」、「部屋が狭くなる」、「時間が奪われる」といった弊害が出てきます。

 

 そうなると、「物に生活を支配されている」ような気分になってしまいます。実際、物を増やすことを重視する生活をしていると、自分の「お金」、「空間」、「時間」を物に支配される時間は増えます。そういう生活もなんだか窮屈で、あまり良くないような気がします。

 

 そこで、自分のことを振り返った時に、「物を増やす楽しさを重視しすぎていた」と気づいた人は、「不必要な物を減らす楽しさ」を重視することに切り替えてみましょう。

 

 不必要な物をリサイクルショップに売ったり、捨てたりして減らしていくと、「自分が本当に必要な物」だけが手元に残ります。

 

 「自分が本当に必要な物」というのは、「自分のお気に入りの物」だったりします。厳選された、自分のお気に入りの物だけが手元にあるというのは、なかなか嬉しいことではないでしょうか?

 

 そういう意味で、「不必要な物を減らす」というのは、実は結構楽しいことだったりします。その楽しさに気づいたら、少しずつ、「物を増やす楽しさ」ではなく、「不必要な物を減らす楽しさ」を重視して生活してみましょう。そうすると、自然と所有している物の量は減って、必要な物だけが手元に残るので、自分に合った快適な生活が送れるようになるはずです。

 

 

まとめ

 「プチ・ミニマリストになるための方法」を3つ挙げてみましたが、いかがだったでしょうか。

 

 これを読んで、「この3つのことを、全て守ることはできない」と思う人もいるでしょう。しかし、そう思ったとしても、大丈夫です。

 

 ここでの目標は、「ミニマリストになること」ではなく、「プチ・ミニマリストになること」だからです。ですから、これらのことを、全て守れなくても構いません。「7~8割くらい守れていればOK」くらいのスタンスでいきましょう。それくらい守れていれば、ミニマリスト的な考え方を部分的に取り入れられているので、「プチ・ミニマリスト」と名乗ってもいいのではないでしょうか。

 

 やはり、人間というのは、「物を増やしたい」という欲は、なかなか捨てきれないものです。そのため、ミニマリストになるには相当な覚悟が必要になります。

 

 ただ、「プチ・ミニマリスト」になるのであれば、そこまでの覚悟はいりません。「プチ・ミニマリスト」を目指す場合は、「なるべく必要なものだけ買う」くらいの少しゆるいスタンスでいくのがいいのではないでしょうか。

 

 「基本的には必要な物だけ買うように心がけるけれど、たまには不必要な物を買ってしまっても仕方ない」くらいの気持ちでいきましょう。その方がきっと、長続きするはずです。

 

 「不必要な物をなるべく買わないようにしたい」と思っている人は、「無理のない範囲」で、ミニマリストの考え方を取り入れて、「プチ・ミニマリスト」を目指してみましょう。そうしていくと、物に縛られる生活ではなく、「物をうまく活用する生活」が送れるようになると思いますよ。

 

 


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