人生を生きる中で、「凄く楽しいことを沢山したい」と考えている人は多いと思います。
生きている生きている中では、辛いことが多いので、「凄く楽しいことを沢山したい」と考える人の気持ちはわかります。
しかし、冷静に考えてみると、「凄く楽しいことばかりをしている人生というのは、そんなに良いものなのか?」と思ったりもします。
実は、「凄く楽しいこと」というのは、プラス面だけでなく、マイナス面の副作用が大きかったりします。
そのため、凄く楽しいことを頻繁にやっていると、その影響で、歪みも出やすくなります。
「高級なステーキを食べること」は、多くの人にとって、凄く楽しいことです。
しかし、高級ステーキばかり食べていると、体は不健康になります。
そして、出費もかさみます。
また、「高級ブランドの服」を買うことは凄く楽しいことですが、これも、出費がかさんで、後々、「なんで服にあんなにお金を使ったのだ」と後悔したりします。
「海外旅行に行くこと」も凄く楽しいことですが、いった後、どっと疲れが出たりします。
また、こちらもかなり費用がかかります。
このように、「凄く楽しいこと」と言われていることというのは、「した後のマイナス面」が、かなり大きいことがわかります。
そのため、「凄く楽しいことばかりをしていると、マイナス面が膨れ上がって、あまり良くない」ということがわかります。
逆説的ではありますが、「凄く楽しいこと」を沢山しすぎると、人生を楽しめなくなる可能性が高いです。
そのため、普段は、「そこそこ楽しいこと」をするようにして、ごくたまに「凄く楽しいこと」をするくらいの生活が、実は一番人生を楽しめるのではないかと思ったりもします。
普段の生活では、「上の上」の楽しさを求めるのではなく、「中の上」や「上の下」くらいの楽しさを求めるようにします。
そして、ごくたまに、「上の上」と思えるような凄く楽しいことをするのです。
このくらいのバランスの方が、人生を楽しめるのではないでしょうか。
また、「凄く楽しいこと」というのは、ごくたまにやるからこそ、より楽しめるという面もあります。
「凄く楽しいことを、より楽しむ」ためにも、「凄く楽しいこと」は、ごくたまにやるくらいに留めましょう。
そして、普段の生活では、「ささやかな楽しみ」を大事にしていきましょう。