「周りに価値観が合う人がいない」と悩んでいる人は結構いるのではないでしょうか。
自分が「良い」と思ったものを、同じように「良い」と言ってくれる人が周りにいないと寂しくなります。
そして、周りの人と価値観が合わないと、「自分が間違っているのだろうか?」と、自分の価値観を疑ってしまったりします。
しかし、これは良くありません。
そもそも、「価値観が合う人がいない」というのは、そんなに悪いことなのでしょうか? 少し考えてみましょう。
周りに価値観が合う人がいないのは、もしかしたら、あなたの「個性」が関係しているかもしれません。
「個性的でない人」というのは、価値観が合う人を見つけるのが簡単です。「個性的でない人」というのは、「世間一般の多くの人が好きなこと」が好きだったりします。
そうすると、好きなことが合う人は見つけやすくなります。
しかし、そうなると、趣味が合う人は見つけやすいかもしれないですが、「個性がなくて面白くない」とみられる恐れもあります。
それに対して、「価値観が合う人がいない」と悩んでいる人は、「考え方が個性的」であることが原因かもしれません。
そうだとすると、本人は辛いかもしれませんが、それは逆に、「長所」になる可能性があります。
日本というのは、同調圧力が強い社会ですから、個性的な人に対しての風当たりは強いです。
そのため、批判されることもあるかもしれません。
しかし、その個性が突出していて、それが誰かの役に立つものであれば、日本社会であっても、その個性は確実に認められます。
そういった個性を伸ばすためには、「価値観が合う人がいない」という寂しさに負けないようにしましょう。
それに負けて自分の価値観を疑いだすと、自分の個性はそれ以上伸びなくなります。
だから、「周りに価値観が合う人がいない」と感じた時には、「自分は個性的なので、周りに価値観が合う人がいないのは仕方ない」とでも思っておきましょう。
価値観が合う人がいなくても気にしないで、孤独であっても、自分の価値観を追及していくことをおすすめします。
そうすることで、自分の個性は磨かれて、誰にも真似できないものになったりします。
そうすると、その個性を「良い」と言ってくれる人が出てきて、そこで「価値観の合う人」と出会えるかもしれませんよ。