しょうの雑記ブログ

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「リスクを冒さないこと」にもリスクがある

 「なるべくリスクを冒したくない」と考えている人は結構います。特に、日本人には、そう考えている人が多いかもしれません。

 

 今の日本の社会は、なかなか思い切ったことがしづらい社会です。大学を出て、そこで就職できればいいですが、そのレールから一度外れてしまったりすると、正社員として就職することが難しくなります。また、うまく就職できて会社員になれたとしても、今度は周囲の目を気にして、なるべく波風を立てないようにして仕事をしていく人が多いです。なぜなら、思い切ったことをして会社の中で浮いてしまうと、会社の中で居心地が悪くなるからです。かといって、辞めたところで、新しい就職先がある保障もありません。そうなると、「なるべくリスクを冒さず、会社の中で浮かないように仕事を続けていこう」という気持ちになるのも無理はないことかもしれません。

 

 しかし、「リスクを冒さず安全にやっていくこと」は、そんなにいいことなのでしょうか?「リスクを冒さず安全に」ということは、ある意味、「現状を維持する」ことでもあります。新しいことをすると、必ずリスクはついてきます。だから、「できるだけリスクを冒したくない」と考えていると、新しいことをしないように、「現状維持が一番」と考えるようになってきます。

 

 しかし、「現状維持」というのは、短い目で見ればリスクを避けられるかもしれませんが、長い目で見るとまた違ってきます。

 

 長い目で見ると、「現状維持」というのは、「より良い環境に移れるチャンスがあるのに、それを逃してしまう」というリスクが出てくるのです。

 

 「リスクを避けるために、安全を取って現状維持」していたつもりが、それ自体がチャンスを逃すリスクを生じさせてしまうというのは、なかなか皮肉なことです。

 

 そうなることを防ぐには、「なるべく安全に」という思考を捨てることです。ただ、勘違いしないで欲しいのは、「安全」というのは、ある程度はあった方がいいものです。常に挑戦ばかりしていたら刺激が強くて身が持たないので、「安全に過ごせる時間」は持った方がいいです。しかし、常に安全を求めていると、心の働きは鈍くなります。心の働きが鈍くなると、目の前に「面白そうなこと」が来ても、それを取りに行こうとする気力がなくなってしまうことがあります。これは大きな損失です。

 

 だから、大事なのは、基本的には安全を求めていたとしても、「これは面白そう」と思った時にしっかりと動けるよう、心の準備をしておくことです。「これは面白そう」と強く思うことが目の前に来たなら、多少リスクを冒してでもそれを取りに行ってみましょう。あなたが、「これは面白そう」と強く思うということは、それはあなたにとってリスクを冒してでも動く価値のあることだからです。失敗する可能性もありますが、「面白そう」と強く思うことであれば、うまくいった時の喜びは計り知れません。

 

 人生の満足度は、「これは面白い」と何回思えるかで決まると言っても過言ではありません。「これは面白い」と思えることを体験することが、その人の「生きがい」になったりします。そういった生きがいを得るためには、ある程度リスクを冒さなければなりません。

 

 だから、基本的には安全を好んでいたとしても、自分にとって価値のあることや興味のあることが目の前に来た時は、リスクを冒してでもそれを手に入れる勇気を持りましょう。そういう風にして動いていった方が、たとえ失敗しても諦めはつきますし、後悔の少ない人生を送ることができます。その方が、「常に安全を取る人生」よりも、結果的に、満足度の高い人生を送れると思うのです。