しょうの雑記ブログ

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「人気があるもの」が「良いもの」とは限らない

 「人気があるものは良いものだ」と思っている人は沢山います。しかし、本当にそうなのでしょうか?

 

 確かに、人気のあるもので、優れているものは沢山あります。

 

 やはり、多くの人をひきつけるものというのは、何らかの面で他より優れている部分はあるのでしょう。

 

 しかし、一時的に人気が出ても、すぐに廃れていってしまうものもあります。

 

 そういったものは、本当に「良いもの」と言えるのでしょうか?

 

 本当に良いものというのは、時代を越えて残るものです。

 

 そのため、すぐに廃れてしまったということは、それは、本当に良いものではなかったと言わざるをえないでしょう。

 

 そのため、人気があるものというのは、必ずしも良いものとは限りません。

 

 また、「人気がないものは悪いものか」というと、これもそうとは言えません。

 

 確かに、人気がないものというものは、魅力に掛ける粗悪なものも沢山あります。

 

 しかし、人気がないものの中にも、末永く残っていくような、「良いもの」は存在します。

 

 もし、あなたが、今、何らかの創作活動を行っているとすると、「人気が出るためにはどうすればいいか」ということを考えてしまうでしょう。

 

 しかし、そればかり考えていると、「人目をひきつけるだけの中身のないもの」を作ってしまう可能性があります。

 

 せっかく時間と労力をかけて創作活動を行ったのに、「一時的な人気だけで終わってしまう、中身のないもの」しか作れないというのは、悲しいことです。

 

 そうなることを避けるために、「人気が出るためにはどうすればいいか」を第一に考えることは辞めましょう。

 

 まず、第一に考えるのは、「自分がどういうことをやりたいか」ということです。

 

 人気が出るかどうかは後回しにして、「自分がやりたくて、やっていると気分が高ぶってくること」をやりましょう。

 

 次に、少し余裕ができたら、「どうしたら、他の人から見てわかりやすくなるか」を考えてみましょう。

 

 自分がいくら興奮できるものでも、人にわかってもらわなければ、それは広がっていかないからです。

 

 そして、最後に、「どうしたら人気が出るか」を考えましょう。

 

 人気を出すため、宣伝方法を考え、自分の作品をアピールしていきましょう。

 

 このように、「末永く愛されるような良いもの」を作ろうとしたら、「どうしたら人気が出るか」を考えることは、自然と一番最後になるものです。

 

 それを一番最初にやってしまうからおかしなことになってしまうのです。

 

 「どうしたら人気が出るか」を一番最初に考えてしまったら、人目をひくものは作れても、末永く愛されるような良いものはまず作れません。

 

 何かを作ったら、多くの人に見てもらいたいという欲求は誰にもあります。

 

 しかし、良いものを作るためには、その欲求をぐっとこらえて、「どうしたら自分が興奮できるか」を第一に考えて、創作活動を行っていきましょう。

 

 そして、人気というのは、「万が一、出たらもうけもの」くらいに考えてまずは、「良いものを作る」ことに集中していきましょう。