洋服を買う際に、「見た目がとてもいいな」と思って買ったのに、すぐに着なくなってしまったという経験はないでしょうか?
一目ぼれした洋服でも、実際に着用して生活してみると「なんか違うな」と違和感を覚えることがあります。
そういった違和感が強いと、せっかく買った服でも、着なくなり、タンスの肥やしになってしまったりします。
せっかく洋服を買うのならば、長く着られる服を買いたいところですが、長く着られる服をうまく買えないという人は、意外と多いです。
そういう自分も、今まで、結構失敗をしてきました。
しかし、そういった失敗も、実は自分の糧になります。
失敗をすると、「買い物で失敗しないためには、こういったことに気をつければいいのか」ということが、段々わかってきます。
そういったことが積み重なると、買い物での失敗は減り、「長く着られる服」をうまく選べるようになってきます。
そこで、今回は、自分が考える「長く着られる洋服を買うためのコツ」を4つお伝えします。
肌触りの良さ
洋服というのは、一度その服を着ると、身に着けている時間は結構長いものです。
肌触りが悪い服は、いくら見た目だ良くても、最終的に着なくなる確率が高いです。
逆に、肌触りの洋服というのは、着ていて気持ちがいいので、必然的に長く着るようになります。
買い物をする際に、見た目や値段ばかりを気にして、肌触りをあまり気にしない人がいます。
そういった方は、買い物の際、「肌触り」についても、細かくチェックしてみてください。
そうした方が、長く付き合える服を選びやすいです。
機能的かどうか
洋服を着る際、「機能的かどうか」は、非常に重要です。
機能的な服というのは、使い勝手が良いので、必然的に長く着る確率が高くなります。
「機能的」という言葉は、ちょっと漠然としているので、もう少し具体的に考えてみましょう。
洋服を買う際には、以下に挙げる「機能」にも注目して選ぶようにしてみてください。
動きやすさ
まず、服を着るうえで重要な機能と言えば、「動きやすさ」でしょう。
洋服の中には、動きやすいようにゆとりのあるシルエットにしたり、動きやすいカッティングで作られた服があります。
また、動きやすいよう、伸縮性のある素材を使っている場合もあります。
そういった服は、着ていてストレスが少ないので、長く付き合えたりします。
洋服を買う時に試着した場合は、軽く動いてみて「動きやすさ」をしっかりチェックした方がいいでしょう。
ポケット数・ポケットの位置
洋服にはポケットがついているものも多いですが、機能性という面で言えば、ポケットは非常に重要です。
一般的に、ポケットの数が多い服ほど、機能性は高まります。
購入時には「ポケットの数」も気にしてみしょう。
また、ポケットというのは、数だけでなく「位置」も重要です。
ポケットが沢山ついていても、使いずらい位置にポケットが付いていたのでは、いみがありません。
試着の際には、ポケットに手を入れてみて、使いやすい位置についているかも確認しましょう。
防水・撥水性
日本は、元々雨の多い国です。
加えて、最近は、気候変動により、ゲリラ豪雨も増えています。
そういった環境ですと、「防水・撥水機能」のついた服というのは、重宝します。
「防水・撥水機能」が付いていると、その服を着る確率は上がります。
そのため、アウターを買う場合は、「防水・撥水機能」がついているかもチェックしましょう。
涼しさ
夏服の場合、長く着られるかどうかは、「涼しさ」が非常に重要です。
着ていて涼しいと感じるかどうかは、「通気性」と「肌触り」が大きく影響します。
例えば、麻素材の服は、通気性が良く肌触りもさらっとしているので、とても涼しく感じます。
そして、最近は、化学繊維でも、通気性が良く、ひやっとした肌触りの服が出ています。
また、タイトな服より、ゆったりした服を選んだ方が、風を通しやすいため、涼しく感じます。
そして、当然ながら、生地の厚さは、厚いより薄い方が涼しく感じます。
夏服を買う際は「着ていて涼しいかどうか」を、しっかりチェックしましょう。
暖かさ
冬服の場合、「暖かさ」は非常に重要です。
着ていてあまり暖かくないと、着なくなる確率は高いです。
逆に、暖かい服だと、ついつい長く着たくなります。
最近では、色々な中綿素材がありますが、個人的には、冬服の場合、中綿は「ダウン」が一番おすすめです。
ダウンの「包み込まれるような優しい暖かさ」は、着ていてとても心地よいので、一度着ると、なかなか手放せなくなります。
味が出るかどうか
洋服の中には「デニム」や「レザー」など、着込むと経年変化してきて「味」を楽しむことのできるものがあります。
「味の出る服」というのは、大抵、天然素材になります。
天然素材というのは、化学繊維に比べて、どうしても機能的には劣る部分があります。
しかし、多少機能が劣ったとしても、「味の出る服」というのは、ついつい着たくなる魅力があります。
ある程度着込んで、「少し味が出てきたな」ということに気が付くと、「もっと味を出すため、着続けよう」と思うようになります。
そして、自分なりの良い味が出てきた服というのは、なかなか手放せなくなります。
買い物をする段階で、味の出る素材を優先的に選ぶようにすると、長く付き合える服に出会いやすくなります。
「見た目第一」では選ばない
洋服を選ぶ際に、「見た目第一」で選ぶ人は多いです。
洋服というのは、人から見られるものですから、「なるべく見た目が良いものを選びたい」と思いがちです。
しかし、見た目だけで選んでしまうと、着心地が悪かったり、機能的でないために、すぐに着なくなる可能性が高いです。
そうなることを避けるためには、「見た目第一で選ばない」ことが重要です。
洋服というのは、時に「一目ぼれ」する時もあります。
しかし、そんな時こそ、すぐに買うことをぐっとこらえて、見た目以外の部分を吟味してから、購入するかどうかを決めましょう。
「見た目第一では選ばない」ことを心がけていると、失敗を減らせるので、長く付き合える洋服に出会える確率は上がります。
まとめ
「長く着られる洋服を買うためのコツ」について説明してきましたが、いかがだったでしょうか。
長く着られる服を選ぶためには、チェックするポイントは意外と沢山あります。
洋服を買う前に、これらのポイントを頭に入れておくと、「長く着られる服」をうまく選べるのではないかと思います。
「長く着られる服を買いたい」と思っている方は、次に洋服を買う時の参考にしてみてください。