このブログを読んでいる方は、毎日を充実して過ごせているでしょうか?
「毎日充実している」と胸を張って言える人というのは案外少ないような気がします。
日々の生活では、良いことも起こりますが、悪いことも起こります。
朝、良いことが起こって、「今日はいい日だな」と思っていたのに、夕方に悪いことが起きると、「やっぱり今日はあんまりいい日じゃなかった」と思ってしまったりします。
しかし、単純に、良いことが起こったら喜んで、悪いことが起こったら落ち込んでいると、気分がなかなか安定せず、生活の充実感を得ることが難しくなります。
現在の生活になかなか充実感を持てない人も多いでしょうが、生活のパターンを大きく変えることは難しかったりします。
そういう人は、生活のパターンを大きく変えるのではなく、考え方を変えるだけで生活の充実感が大きく変わってくる場合もあります。
考え方を変えるためには、まず、「日々の生活の事柄で、自分は何がやりたいのか」を考えましょう。
そして、やりたいことがいくつか挙がったら、それがちゃんとできているかをチェックしてみます。
「趣味の時間が一番大事です」と言う人がいたなら、趣味の時間がちゃんと取れているかを改めて確認してみます。
そこで、今の時点である程度その時間が確保できているなら、「自分の生活はある程度充実している」と思うようにしましょう。
そして、自分が「あまり興味がない」と思う事柄で悪いことが起こってしまったとしてもあまり気にしないようにしましょう。
人間、自分が興味のある分野でうまくいくと、心から喜べますし、うまくいかないと心から悔しがります。
逆に、興味のない分野では、成功しても心から喜べないですし、うまくいかなくても心から悔しいとは思いません。
それならば、日々の生活の中で、あなたの興味のない分野で失敗したとしても、実は、本当の意味では傷ついてはいないはずです。
その事実をしっかりと認めるようにしましょう。
世の中では、沢山の人が仕事のストレスに悩まされています。
やりたい仕事をして、仕事をすることに満足感を覚えている人もいますが、あまりやりたくない仕事をしている人の方が圧倒的に多いです。
「仕事は、自己実現というより、お金を稼ぐための手段」と考えて仕事をしている人が大半でしょう。
ただ、「お金を稼ぐ手段」と割り切っていても、仕事をしていると様々なストレスがつきまといます。
そして、仕事のストレスに対処するのが精一杯になって、自分の好きなこともできなくなってしまう人もいます。
お金を稼ぐために仕事をしていたはずが、そのストレスの対処に追われて自分の本当に好きなことができなくなってしまうのなら、本末転倒です。
そうなってしまっては、何のために生きているのかわからなくなります。
だから、大してやりたくもない仕事のストレスに押しつぶされそうになった時は、「自分にとって、やりたくもない仕事で成功しようが失敗しようが大した問題ではない」と思うようにしましょう。
そして、実際に、それは大した問題ではない場合が多かったりします。
人は、どうしても、仕事の問題となると、生活がかかってくるので深刻に考えがちです。
しかし、あなたの現在ついている仕事にあまり興味が持てないのであれば、その仕事はあなたの本質とは関係ないものです。
だから、仕事を変えてもあなたの本質とは関係ないので、変えてしまっても一向にかまわないと思います。
嫌なら辞めるという選択もあります。
「お金を稼ぐための仕事」ならば、今の仕事でなくても適当なものは結構見つかったりします。
そのため、今ついている仕事の問題で、辞めたくなるような大きなトラブルが起こっても、「ここを辞めても、お金を稼ぐための仕事なら他にもあるさ」という感じで、ある程度気楽に考えるようにした方がいいでしょう。
だから、「自分にとって興味のない分野」で悪いことが起きたとしても、日々の生活の中で、やりたいことができているのなら「それでOK」と考えましょう。
「お金を稼ぐためにやりたくない仕事をしているけど、趣味が生き甲斐です」という人は、趣味にかけられる時間は少ないかもしれません。
でも、1日の中で、少しでも大好きな趣味の時間を持てたら「それでOK」と考えましょう。
もし、やりたくない仕事でひどいトラブルが起きたとしても、一番やりたい趣味の時間が30分でも持てたら、「今日は充実した趣味の時間が持てたから、いい日だ。100点満点中、90点だな。」と思うようにしましょう。
人にはそれぞれ様々な事情があるので、「本当にやりたいことにかけられる時間」というのは、意外ととれなかったりします。
でも、それが少しの時間であっても、本当にやりたいことができているなら、その人は輝くし、それをすることで本質的な部分は磨かれます。
だから、一番大事にしているやりたいことが少しでもできているのなら、その他のことで悪いことが起こったとしても、大したことではありません。
今はそう思えない人でも、これからはなるべくそういった考え方に変えていきましょう。そう考えていく方が、生活の満足感や充実感は格段に上がっていくはずです。