場面緘黙症だった僕の、その後の人生

小学校時代に場面緘黙症を経験。社会に出た後も、仕事になじめずに苦しむ。社会にうまく適応できないという悩みあり。このブログが、同じような悩みを持っている方の参考になれば幸いです。

失うことを恐れないようにする

 人間は、どうしても、何かを失うことを恐れてしまう生き物です。手に入れたものは「なるべくずっと持っていたい」と思いますし、それが大切なものならばなおさらです。

 

 しかし、悲しいことに、永遠に続くものはありません。物はいつか壊れてしまいますし、人も、いつか別れてしまったり、死んでしまう時が来ます。これは当たり前のことではありますが、一度何かを手に入れてしまうと、「これが永遠に続くのではないか」と勘違いしてしまいます。しかし、それは、幻想に過ぎません。

 

 素敵なものを手に入れて、「これが永遠に続くのではないか」と思った後に、急に何かを失う経験をしてしまうと、大きなショックを受けます。そして、そこからなかなか立ち直れなくなる人もいます。

 

 突然、何かを失った時、そこから素早く回復するためには、「全てのものには、必ずいつか終わりが来る」という事実を、しっかりと頭の中に入れておく必要があります。

 

 そのことを頭に入れておいたとしても、何かを失った時に、悲しみは感じます。しかし、そこで悲しみを感じたとしても、そういった事実を頭に入れておけば、「これは必然のことなのだから仕方ない」と割り切ることができます。

 

 失うことを、「悲劇」ととらえず、「当たり前のこと」としてとらえることで、突然何かを失うことを経験しても、失った悲しみから素早く立ち直ることができます。

 

 また、「全てのものには、必ずいつか終わりがくる」ということを頭に入れておけば、素敵なものを手に入れた時に、「大事にしたい」という意識がわいてきます。「これは、いつの日か失われるものだ」と思っていれば、それを手にしている時の幸せな時間を、より大事にしようと考えるようになるものです。

 

 「全てのものには、必ずいつか終わりがくる」という事実は、確かに、悲しいことかもしれません。しかし、その事実をしっかりと頭に入れておくと、「今ある大切なもの」の尊さに気づくことができます。もし、今、あなたがとても素敵なものを持っていたら、それは、いつかは失われてしまうものです。でも、失われてしまうからこそ、その素敵なものと一緒に過ごせる時間を、なおさら大切にしていきましょう。