今の時代は、多くの人がSNSをやっていると思います。
手軽にできるSNSというと、「Twitter(ツイッター)」と「Instagram(インスタグラム)」がパッと思い浮かぶと思います。
ただ、中には「興味があるけれど、まだやったことがない」という人もいると思います。
また、「ツイッターはやっているけれど、インスタグラムはやっていない」とか「インスタグラムはやっているけれど、ツイッターはやっていない」という人もいます。
自分は、ツイッターとインスタグラムの両方をやっていますが、やってみると、「一見似ているようで、結構違いもあるな」ということに気づきました。
そこで今回は、ツイッターとインスタグラムについて、自分なりに比較してみようと思います。
自分が感じる、ツイッターとインスタグラムの長所と短所を紹介していきます。
ツイッターとは
ツイッターは、「文章」をメインにしたSNSです。
文章に写真を添付することもできますが、あくまで主役は「文章」です。
そして、ツイッターは、「1つの投稿の文字数は、140文字まで」という制限があることが、大きな特徴です。
140字という制限があるため、長い文章は投稿できません。必然的に、短い文章での投稿となります。
ツイッターでの投稿は、「つぶやき」と呼ばれます。つぶやくように、短い文章を投稿するからです。
ツイッターの長所
誰でも気軽につぶやける
ブログを始めるとなると、長い文章を書かなければなりません。
そのため、長い文章を書く人が苦手な人は、なかなかブログを始めにくいでしょう。
しかし、ツイッターは、140字以下の短い文章を投稿するだけでできます。
短い文章であれば、誰でも書けます。
そのため、ツイッターを始めるまでのハードルは、ブログに比べて格段に低いです。
「手軽に始められる」のは、ツイッターの長所です。
リツイートで、つぶやきを大きく拡散することができる
ツイッターの中で特徴的なのは、「リツイート」機能です。
これは、誰かのつぶやきを、自分のフォロワーのタイムラインに出現させられる機能です。
例えば、ツイッターで、みんなに知らせたくなるような、面白いつぶやきを発見したとします。そこで、そのつぶやきを「リツイート」すると、自分のフォロワーのタイムラインにそのつぶやきが出現します。
そして、自分のフォロワーで、そのつぶやきを「面白い」と感じる人がいて、沢山の人にリツイートされると、そのつぶやきはネズミ算式に広がっていきます。
「つぶやきを多くの人に拡散できる」ところは、ツイッターの非常に面白い点だと思います。
ツイッターの短所
リツイートで、予想以上に拡散されてしまうことがある
リツイートで、つぶやきを沢山の人に拡散できる点が、ツイッターの面白さだと
先ほど述べました。
しかし、それは、実は良い点ばかりではなく、デメリットもあります。
ツイッターでは、あまり拡散させるつもりがなかったつぶやきが、予想以上にリツーイトされて、多くの人に広がってしまうことがあります。
そうなると、全然知らない人から急に絡まれて、嫌な思いをすることもあります。
ユーザー同士で、罵り合いになりやすい
ツイッターは「文章」がメインのSNSです。
そのため、ツイッター上では、ユーザー同士で、たびたび議論になることがあります。
きちんとした議論であれば、それほど問題にはならないでしょう。
しかし、議論が熱くなると、議論ではなく、「罵り合い」になってしまう場面も時々見られます。
「罵り合い」になってしまうと、お互いに嫌な気持ちになってしまい、お互いにメリットはありません。
ツイッターは、SNSの性質上、他のSNSに比べて、罵り合いになる確率が高いような気がします。
ちゃんとマナーを守ってツイッターを楽しんでいるユーザーもいますが、マナーを守らずに攻撃的になるユーザーが、他のSNSよりも多いように感じます。
長文が書けない
ツイッターは「1つの投稿の文字数は、140字まで」という縛りがあります。
そのため、「長文が書きたい」と思っても投稿できないのは、できないのはデメリットです。
ただ、「どうしてもツイッターに長文を載せたい」という場合は、「長文を書いた画像を貼る」「長文をいくつかのツイートに分けて投稿する」といった裏技もあります。
ですから、全く長文が投稿できない訳ではありません。ただ、長文を投稿するには、あまり向いていないSNSと言えるでしょう。
インスタグラムとは
インスタグラムは、「写真」の投稿をメインにしたSNSです。
写真に文章をつけることもできますが、「主役は、あくまで写真」というところが、ツイッターとの大きな違いです。
インスタグラムの長所
写真を投稿するだけでいいので、簡単
インスタグラムは、写真を投稿するだけでいいので、とても簡単に始められます。
文章は、必ずしも添付する必要はないので、スマホで写真を撮れば、すぐにインスタグラムに投稿できます。
こういった手軽さは、インスタグラムの長所です。
写真を撮るだけでいいので、ある意味、ツイッターよりも気軽に投稿できます。
写真がきれいに見える
インスタグラムは、写真をメインにしたSNSです。
そのため、ツイッターよりも、写真が大きく、きれいです。
また、写真の加工ツールがインスタグラム内にあるので、加工してさらにきれいにすることができます。
「写真が、よりきれいに見える」ところは、インスタグラムの長所です。
また、写真がメインなだけあって、写真映えする「グルメ」「ファッション」あたりのジャンルと、相性がいいような気がします。
投稿した写真を一覧で見られる
インスタグラムでは、自分の投稿した写真を、一覧で見ることができます。
これは、なかなか良い部分だと思います。
投稿した写真の一覧を改めて見ると、自分の好きなものや興味のあるものが一目でわかって面白いです。
また、自分の好きな写真で埋め尽くされている一覧を見るのは、なかなか気分の良いものです。
自分が投稿した写真の一覧を見ていると、「なんだか、コラージュアートのようだな」とも思ったりします。
また、投稿した写真が一覧で見れるため、アルバムがわりにも使えます。
例えば、食べた物の写真を、こまめに撮って投稿しておくと、「食べ物の記録」が作れます。
一覧で見返せば、「あ、あの時、あれを食べたんだった」というのを、すぐに思い出せます。
長文が書ける
インスタグラムは、写真をメインにしていますが、意外なことに、長文を添付できます。
なんと、1つの投稿に対して、最大で「2200文字」まで書けます。
ツイッターと違って長文が書けるので、「写真に長文を添付したい」と思った時は、ツイッターよりも、インスタグラムの方が便利だったりします。
ツイッターに比べて、議論になることが少ない
ツイッターは「文章」をメインにしたSNSなので、ユーザー同士で、たびたび議論になったりします。
しかし、インスタグラムは、あくまで「写真」がメインで、「文章」はおまけのような扱いです。
そのため、ユーザー同士のコメントでのやりとりはありますが、「議論」にまで発展することは少ない印象です。
そのため、「議論はせずに、のんびりとSNSをやりたい」という方には、インスタグラムは良いのではないでしょうか。
インスタグラムの短所
リツイートのような機能がないので、拡散しにくい
インスタグラムには、ツイッターで言う「リツイート」のような機能はありません。
そのため、「この写真を多くの人に見てもらいたい」と思っても、フォロワー数が少ないと、その写真を拡散しづらいというデメリットがあります。
ツイッターより、ユーザー同士の距離を縮めにくい
インスタグラムは、「写真」がメインなので、ユーザー同士のコメントでのやりとりは、そこまで活発ではありません。
コメントのやりとりが活発でないということは、のんびりとSNSを行えるというメリットはあります。
しかし、裏を返すと、コメントでのやりとりが活発ではないため、「ユーザー同士の距離を縮めにくい」というデメリットがあります。
ツイッターは、顔の知らないフォロワーの人でも、頻繁にコメントのやり取りをしていると、その人のキャラクターが段々わかってきたりします。
それにより、その人との距離がぐっと縮まることがあります。
しかし、インスタグラムは、そういったコメントでのやりとりが活発ではありません。
そうなると、「この人、面白そうだな」と思っていても、その人との距離がなかなか縮まりにくい気がします。
まとめ
ツイッターとインスタグラムを比較してみましたが、いかがだったでしょうか。
ツイッターとインスタグラムは、どちらも気軽にできるSNSですが、どちらも、異なった長所と短所があることがわかります。
そうなると、「自分にはどっちが合うんだ?」と悩んでしまう人もいるかもしれません。
ただ、そう悩んだとしても、どちらも気軽にできるSNSですので、両方やってみて、合う方を続けていけばいいと思います。
そして、「合わない」と思った方は、辞めてしまっていいと思います。
そもそも、SNSというのは、無理にやる必要があるものではありません。
楽しければやればいいですし、楽しくなければ、やる必要はありません。楽しい方をやりましょう。
そして、やってみて、「両方、楽しい」と思った方は、ツイッターとインスタグラムの両方をやってもいいと思います。
趣味が色々ある人は、「この趣味はツイッターに投稿する」「この趣味はインスタグラムに投稿する」という感じで、ジャンルを分けて投稿してもいいと思います。
例えば「音楽鑑賞と料理」が趣味の人は、「音楽のことはツイッターに投稿」「料理のことはインスタグラムに投稿」といったように。
やはり、SNSは、無理にやったり、義務感でやるのではなく、楽しんでやるようにしましょう。その方が、自分のためになります。
また、楽しんでやっていると「この人、面白そう」という感じで、色んな人が寄ってくるようになります。やはり、楽しんでいる人の周りには、人が集まってくるものです。
そこで、「今まで全く知らなかったけれど、趣味が合うフォロワー」が沢山できてくると、自分の趣味の幅も広がって、さらにSNSが楽しくなってくると思います。