しょうの雑記ブログ

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久々に趣味を再開する時は「調整期間」を作る

 大好きな趣味があったとしても、「何らかの事情で、その趣味を行うことができなくなる」ことは、人生の中で結構あります。

 

 例えば、「仕事が忙しい」「資格の勉強をしなければならない」「子育てで忙しい」といった理由で、その趣味を中断せざるを得ないことがあります。

 

 ただ、しばらく経つと、やらなければいけないことが一段落して、時間ができることもあるでしょう。

 

 そうなると、「あの趣味を、また再開しよう」と思い、再開すると思います。

 

 しかし、中には、趣味を再開した際に、いきなり、「昔、どっぷりはまっていた頃と同じペース」で行ってしまう人がいます。

 

 これは、あまり良いことではありません。

 

 最初からハイペースで趣味を行っていると、思っていた以上に疲れが溜まりがちだからです。

 

 そうなると、「疲れるからもういいや」と思い、また趣味を中断してしまうことになります。

 

 元々好きなことなのに、いきなりハイペースで趣味を行ったせいで、それが好きではなくなってしまうのは、非常にもったいないことです。

 

 そのため、久々に趣味を再開する時は、いきなりハイペースで行わず、「調整期間」を作ることをおすすめします。

 

 

 

 

 

 自分は、プロ野球観戦が好きなので、プロ野球を例に出します。

 

 プロ野球選手には、「怪我」は付き物です。

 

 必死にプレーをしていると、どうしても怪我をしてしまいます。

 

 そして、怪我をしてから、怪我が治ってきたら、「試合に出る」ことを考えます。

 

 ただ、怪我あけで、いきなり1軍の試合に出る選手はほとんどいません。

 

 大抵の選手は、「調整期間」を作って、まず、短い時間だけ、2軍の試合に出てみます。

 

 そこで大丈夫そうだったら、次は2軍の試合にフルで出てみます。

 

 そして、2軍でフルに試合に出てみて問題がなければ、そこでやっと1軍の試合に出ることになります。

 

 このような「調整期間を作る」という考え方は、趣味を再開するときにも当てはまります。

 

 久々に趣味を再開する時は、最初は「ごく短時間」から始めるようにしましょう。

 

 そして、終わった後、「疲れ具合」をチェックします。

 

 そこで疲れていなければ、また後日、「ごく短時間」だけ趣味を行ってみましょう。

 

 何日か「ごく短時間」だけ趣味を行ってみて、「これなら全然疲れない」と思ったら、また少し時間を延ばしてみましょう。

 

 毎回、趣味を終えた後、疲れ具合をチェックしながら、徐々に時間を延ばしていくというのがポイントです。

 

 久々に趣味を行う場合、「いきなり長時間行う」ことは、なるべく避けた方がいいでしょう。

 

 元々好きなことであっても、ブランクがあると、体がついていきません

 

 頭では「これくらいできるだろう」と思っても、それを行うことに体が慣れていないと、予想以上に体が疲れてしまったりします。

 

 それを防ぐためには、「調整期間を作って、徐々に時間を延ばしていく」ということが重要なのです。

 

 

 

 

 

 人生の中で、「没頭できる趣味」があるのは、素晴らしいことです。

 

 没頭できる趣味があると、それだけで、人生が少し豊かになります。

 

 ただ、「没頭できる趣味」を持ち続けるためには、「その趣味との付き合い方」を工夫する必要があります。

 

 人生の中で、どうしても、「趣味に時間を使えない期間」が来ることがあります。

 

 それは、仕方のないことです。

 

 ただ、しばらくしてから、時間ができて、「趣味に時間を使える期間」が来る時もあります。

 

 そんな時は、つい、いきなり長時間、その趣味に没頭したくなります。

 

 しかし、その趣味と、今後も長く付き合っていきたいと考えるのであれば、そこをぐっとこらえましょう。

 

 「まずは調整期間」と考えて、疲れ具合を見つつ、徐々に趣味を行う時間を延ばしていくようにしましょう。

 

 そうした方が、今後も、その趣味と長く付き合っていけるはずです。