ラーメン屋のレビューをします。
今回レビューするのは、千葉県の長生郡の長柄町にある「八平の食堂」です。
このラーメン屋は、最寄り駅はJR茂原駅だと思いますが、駅からだいぶ離れているので、車がないと行くことができません。
かなり生きにくい立地です。
ただ、他にはない個性的なラーメンを出しているので、「千葉の秘境のラーメン屋」ということで、最近、ラーメン好きから密かに人気が出ているようです。
ここのラーメン屋は「アリランラーメン」というラーメンを提供しています。
なぜ「アリラン」なのかというと、韓国の「アリラン峠」からきているようです。
こちらのお店は峠にあるので、「峠といえば、アリラン」ということで、「アリランラーメン」と名付けられたようです。
峠を越えるためのスタミナが付くようなラーメンになっています。
アリランラーメン
こちらが、看板メニューの「アリランラーメン」です。
値段は、1000円です。(2023年11月現在)
スープのベースは、おそらく醤油味です。
麺は中太麺になっています。
具材には、「玉ねぎ、にんにく、ニラ」が沢山入っています。
また、それほど量は多くありませんが、豚肉も入っています。
ねぎも少し散らしてあります。
スープを飲んでみると、ピリッと辛い感じがあります。
ただ、そこまで激辛という感じではありません。
これは、にんにくが沢山入っていることによる辛みではないかと思います。
玉ねぎの甘みも感じます。
「めちゃくちゃ変わった味」という訳ではないですが、他であまり食べたことのない味で、食べているうちに、段々とクセになってきます。
そして、食べ進めていくうちにどんどん汗が出てくるので、汗っかきの人は、少し注意が必要かもしれません。
にんにくが沢山入っていて、刺激がありますが、意外とスープに油は少ない印象です。
そのため、「油っこすぎるラーメンが苦手」という方にも、合うラーメンだと思います。
また、油がそこまで入っていないせいか、食べ終わった後も、そこまで胃にもたれません。
アリランチャーシュー
ノーマルのアリランラーメンの他にも、「アリランチャーシュー」というメニューもあります。
こちらの値段は、1300円です。(2023年11月現在)
アリランラーメンに、チャーシューが沢山乗っているという感じです。
チャーシューは柔らかくて、しつこさもないので食べやすいです。
チャーシューが好きな方には、こちらをおすすめします。
まとめ
八平の食堂(アリランラーメン)のレビューをしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
少し辛みがあり、食べ進めていくうちに汗は出ますが、他にはない独創的な味で、おいしいラーメンだと思います。
ラーメンに玉ねぎが入っているのは、ありそうでない感じで、面白いですね。
「勝浦タンタンメン」にも玉ねぎが入っているので、千葉のご当地ラーメンには、玉ねぎを使いがちなのかもしれません。
ラーメンに玉ねぎはあまり使わないですが、このラーメンを食べて、「玉ねぎは、ラーメンに合うな」と改めて思いました。
行きづらい場所にあるラーメン屋ではありますが、千葉の外房にドライブに来た際は、寄ってみると面白いと思います。