しょうの雑記ブログ

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レッドウィング「スーパーソール6インチモック、ブラック」

 ブーツのレビューをします。

 

 今回レビューするのは、RED WING(レッドウィング)の「スーパーソール6インチモック、ブラック」です。

 

 型番は「8133」です。

 

 レッドウィングのブーツの中で、定番と呼べるモデルです。

 

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出典:レッドウィングオフィシャルサイト https://redwingheritage.jp/item/08133.html

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出典:レッドウィングオフィシャルサイト https://redwingheritage.jp/item/08133.html



redwingheritage.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

メリット

ブーツの割にクッション性が高い

 このブーツは、ソールの付け方に特徴があります。

 

 アッパーとソールを縫い付けるかわりに、靴全体をソールの鋳型にセットして発泡ウレタンを流し込んで成形します。

 

 それにより、アッパーとソールがしっかりとくっつきます。

 

 この製法で作ると、アッパーとソールはそう簡単には剥がれず、非常に丈夫になります。

 

 また、ソールに発泡ウレタンを使っているため、通常のブーツよりも、クッション性が高くなっています。

 

 ただ、あくまで「ブーツの割にはクッション性が高い」ということですので、ハイテクスニーカーと比べると、クッション性は劣ります。

 

 ハイテクスニーカー並みのクッション性を期待すると、ちょっと期待外れになるかもしれません。

 

ソールが減りにくい

 この靴のソールは、ある程度クッション性があるにも関わらず、耐久性もあります。

 

 そのため、ガシガシ履き込んでも、そう簡単にソールは減りません。

 

履き口にパッドが入っている

 このブーツは、レッドウィングのブーツとしては珍しく、履き口にパッドが入っています。

 

 そのため、履き口部分が足にフィットして、靴擦れしにくくなっています。

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出典:レッドウィングオフィシャルサイト https://redwingheritage.jp/item/08133.html



履き始めから足に馴染みやすい

 この靴は、クッション性が良く、履き口にパッドも入っているので、履き始めからある程度足になじみます。

 

 レッドウィングのブーツの中では、靴擦れしにくいと思います。

 

 そういう意味では、「ブーツを履くとすぐに靴擦れしてしまう」という方にも、このブーツはおすすめです。

 

様々な格好に合わせやすい

 このブーツは、アッパーもソールも黒になっています。

 

 アッパーのステッチは白で、ハトメ部分はシルバーになっていますが、それ以外は黒です。

 

 ワークブーツなのでアメカジ系の格好にも合いますが、ワークブーツでありながら、きれいめな格好に合わせられる点も魅力です。

 

 個人的には、この靴は、きれい目な格好の外しアイテムとして凄く使えると思います。

 

 「ステンカラーコート、テーラードジャケット、スラックス」といったようなきれい目な格好にあえてこの靴を合わせると、きれいな雰囲気は保ちつつ、程良いカジュアル感が出てとても良いと思います。

 

レッドウィングのブーツの中では値段が安い

 この靴の定価は、31,570円(税込)です。(2022年1月現在)

 

 レッドウィングのブーツを買おうと思うと、4万円以上の価格帯がメインです。

 

 そんな中、3万円代前半というこのブーツの価格は、レッドウィングのブーツの中ではかなりお手頃だと思います。

 

オイルをこまめに塗らなくていい

 このブーツの革には、表面に塗膜が張られています。

 

 それにより、革の内部のオイルが抜けにくい作りになっています。

 

 そのため、こまめにオイルを塗る必要がないので、手入れが楽です。

 

 

 

 

 

デメリット

オールソール交換がしづらい

 このブーツは、製法の都合上、ソールがすり減った時に、ソールを全て交換しにくくなっています。

 

 一応、ソール交換はできるようですが、グッドイヤーウェルト製法の靴よりも、かなり高額になっていますようです。

 

 ただ、このソールは非常にすり減りづらいので、よっぽどハードに履かない限り、そう簡単にソールは減らないと思います。

 

 また、万が一、靴底が減ってきて歩きづらくなった時は、「シューグー」という靴底の補修材で補修することは可能です。

 

 「シューグー」は、自分で手軽にソールの補修ができるので便利です。

 

 価格も、とても安く済ませることができます。

 

 シューグーをスーパーソールに塗る時は、「ブラック」のカラーを使いましょう。

 

 

革の味が出にくい

 この靴に使われる革は、「クロームなめし」という製法で作られています。

 

 この製法でなめされた革は、「革特有の味のある雰囲気」が出づらくなっています。

 

 「革特有の味のある経年変化を楽しみたい」という方には、このブーツは向いていないかもしれません。

 

靴の中が蒸れやすい

 この靴は、ソールが発泡ウレタン素材になっています。

 

 そのため、ソール部分から湿気が逃げません。

 

 また、アッパーの革の表面に塗膜が張ってあるため、アッパーも湿気を逃がしにくくなっています。

 

 そのため、このブーツは、履いていて結構蒸れます。

 

蒸れやすいブーツなので、「暖かい季節にもブーツを履きたい」という方には、このブーツはおすすめしません。

 

 ただ、冬だと靴の中が蒸れてもそこまで気にならないので、「冬に履くブーツを探している」という方にはおすすめできます。

 

履き脱ぎしにくい

 このブーツは、紐靴で、足首の上くらいまでの高さがあります。

 

 それにより、履く際は毎回靴紐を結ばなければなりませんし、脱ぐ際も靴紐をほどく必要があります。

 

 そのため、「毎回、靴紐を結んだりほどいたりしたくない」という方には、このブーツはおすすめしません。

 

 そういう方には、サイドゴアブーツを勧めます。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 レッドウィングの「スーパーソール6インチモック、ブラック」のレビューをしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

 こちらブーツは、「ブーツとスニーカーの中間」のような履き心地のブーツです。

 

 そのため、「普段スニーカーばかり履いているけれど、ブーツも欲しい」という方におすすめです。

 

 ある程度クッション性があり、履き始めから馴染んで靴擦れしにくいので、初めて買うブーツとしては適しています。

 

 レッドウィングのブーツの中では価格も安いので、「初めてのレッドウィングのブーツ」としてこの靴を買うのは良いと思います。

 

 または、「重くて硬いブーツばかり持っているので、もう少し履きやすいブーツが欲しい」という方にもおすすめです。

 

 「今日はある程度歩く」といった日に、このブーツを持っていると重宝します。

 

 デザイン的にも合わせやすく、1足あると何かと便利なブーツですので、気になった方は、チェックしてみて下さい。