先日、ワークマンに行ったところ、「これは凄い!」と思う商品を見つけました。
その商品について、レビューを行います。
今回レビューするのは、ワークマンの「ソロテックス使用・蓄熱ステンカラーコート」です。
メリット
軽い
こちらのコートを羽織ると、まず軽さに驚きます。
ステンカラーコートというのは、物によっては結構重いものもあります。
ただ、こちらのコートは非常に軽いので、コートというより、ナイロンジャケットを羽織るような感覚で気軽に着られます。
生地の質感が良い
このアイテムを見た時、「生地の質感がとても良い」と感じました。
マットで、落ち着いた雰囲気の生地です。
素材は主にポリエステルが用いられているようですが、変な光沢もなく、大人っぽく着られます。
このコートには、帝人フロンティアが開発した「ソロテックス」という生地が使われているようです。
ソロテックスは、「ソフト感」「形態回復性」「ストレッチ性」を兼ね備えた生地とのことです。
生地の質感が良いだけでなく、機能性にも優れた生地のようです。
適度なストレッチ性がある
前述のように、このコートの生地には、ストレッチ性があります。
極端に伸びるという訳ではないですが、適度なストレッチ性があります。
そのため、ステンカラーコートでありながら動きやすくなっています。
しわになりにくい
こちらのコートは、しわになりにくい生地が使われています。
そのため、暑くなった時にコートを脱いで手に持っても、しわになりづらくて便利です。
撥水加工が施されている
生地には、撥水加工も施されています。
そして、この撥水加工は、洗濯を30回繰り返しても持続するとのことです。
この値段でそれだけ撥水が持続するのは、凄いと思います。
撥水加工が施されているため、雨が降っている時でも着られて便利です。
冬場の雨の日にダウンジャケットを着たいと思った時は、ダウンの上からこのコートを羽織るのもおすすめです。
ダウンというのは、濡れると羽がぺしゃんこになり、保温性が急激に低下します。
しかし、ダウンの上からこのコートを着れば、ダウンが濡れてぺしゃんこになることを防げます。
ゆったりめのシルエットで着ていて楽
この商品は、オーバーサイズ気味の、かなりゆったりめのシルエットになっています。
そのため、着ていて楽です。
ジャストサイズで着たい方は、普段着ているサイズからワンサイズ下げてもいいと思います。
ただ、リラックス感を出したい方や、中にダウンやフリースを重ね着したい方の場合は、普段と同じサイズを選んで、オーバーサイズ気味に着るのもいいと思います。
内ポケットに畳んでしまえる
このコートは、ポケッタブル仕様になっています。
左の内側に、大きめのポケットがついていて、本体をそこに収納することができます。
脱いだ時でも、コンパクトになって邪魔にならないので、とても便利です。
蓄熱性がある
このコートは、太陽光の赤外線を熱に変える素材を、背中と肩の一部に採用しているとのことです。
そのため、薄手の割に、ある程度の保温性もあります。
「太陽光で蓄熱」と聞くと、「太陽が出ている時だと、暑くなりすぎるのでは?」と心配する人もいるかと思います。
ただ、それも心配ありません。
太陽が出ていても、暑くはなりすぎず、適度な温度を保ってくれます。
そして、万が一暑くなったとしても、このコートはコンパクトになるので、脱いで内ポケットに収納して、カバンに入れておけばOKです。
ビジネスにもカジュアルにも使えるデザイン
このアイテムは、ビジネスにもカジュアルにも両方使えるデザインになっています。
全体的にシンプルなので、ビジネススーツに合わせても違和感はありません。
また、ポケットは、ミリタリーの「M65パーカー」をモチーフにしたデザインになっています。
ポケットが斜めに付いていて、その上からフラップが付いています。
それにより、絶妙なカジュアル感がでており、カジュアルな格好にも合わせやすくなっています。
また、ポケットのフラップは中にしまえて、しまうとよりミニマムな見た目になります。
スーツやきれい目な格好に合わせる時は、フラップをしまうといいと思います。
このコートは、オンもオフも両方使えるので、非常に便利です。
ポケットの内側が暖かい
こちらのコートのポケットの内側には、フリースのような暖かい素材が貼られています。
そのため、ポケットに手を入れた時に、暖かみを感じられます。
フードの着脱が可能
このコートには、着脱可能なフードが付いています。
フードをつけた状態の写真です。
フードを付ければ、雨の日に雨除けとしてフードをかぶれますし、カジュアルな雰囲気も出せます。
また、よりシックに着たい時は、フードを取り外すこともできるので、使い勝手がいいです。
こちらが、フードを外した状態の写真です。
スーツやきれいめな格好に合わせる時は、フードを外した方が合うと思います。
シックな色味で使いやすい
この商品は、「ブラック」「ネイビー」「ベージュ」の3色展開となっています。
どれも、シックな色味で、合わせやすくていいと思います。
ちなみに、自分のイチオシのカラーは「ネイビー」です。
濃すぎず、薄すぎず、絶妙な色味のネイビーだと思います。
袖口をスナップボタンで絞れる
このコートのディティールを見た時に、「なかなか技ありだな」と思ったのが、袖口のスナップボタンです。
袖口を見ると、小さなスナップボタンが付いていて、袖口を絞れるようになっています。
そのため、少し大きめのサイズを着ても、袖口をスナップボタンで留めれば、袖口がバタつきません。
こういった、使う人のことを考えたさり気ない気配りは、さすがだなと感じました。
デメリット
オーバーサイズなので、タイトに着たい人には不向き
このコートは、かなりゆったり目のシルエットになっています。
そのため、「普段タイトな服ばかり着ている」という人には、あまり向かないと思います。
薄手なので、真冬にこれ1枚だと厳しい
こちらのコートは、蓄熱性がありますが、それはあくまでも「薄い割には暖かい」といった程度です。
蓄熱性があるとはいえ、かなり薄手なので、このコートのみで冬を乗り切るのは厳しいです。
また、太陽光の紫外線を取り込んで蓄熱する仕組みなので、日が出ていないと暖まりにくくなっています。
ただ、それでも、インナーダウンやフリースなどを中に着込めば、真冬でも対応できます。
ゆとりのあるシルエットなので、重ね着もしやすいです。
真冬にこのコートを着たい場合は、しっかりと重ね着をしましょう。
まとめ
ワークマンの「ソロテックス使用・蓄熱ステンカラーコート」のレビューを行ってきましたが、いかがでしたでしょうか。
価格が安い割に、「これでもか」と機能が詰め込まれたコートです。
その上、素材感やデザインもなかなかいいと思います。
もし、「価格が安くて、機能的で、シンプルなステンカラーコートが欲しい」という方がいたら、この商品は絶対に買った方がいいと思います。
このクオリティのステンカラーコートを3500円で出すのは、本当に凄すぎです。
正直、このクオリティの商品を3500円で出すのは、おそらくユニクロでも不可能です。
ワークマンならではの破格の商品です。
そして、値段が安いだけでなく、商品自体のクオリティも本当に素晴らしいです。
最近は、アウトドアブランドからも、こういったハイテクなステンカラーコートが出ていたりします。
ただ、有名ブランドだと、おそらく2万円以上はするはずです。
それを考えると、3500円という価格がいかに破格なのかがわかると思います。
ただ、こちらの商品は、だいぶ在庫は少なくなっているようです。
そのため、欲しい方は、急いで買うことをおすすめします。
また、ワークマンのオンラインストアでは、店舗在庫の検索もできるので、店舗に行く場合は、ネットで検索して在庫があるのを確認してから、店舗に行くといいと思います。