みなさんは、普段、「自己啓発本」を読んだりすることはありますか?
僕自身は、あまり読みません。
なぜなら、自己啓発本というのは、どうも「嘘くさい」ものが多いからです。
自己啓発本を読むと「きれいごとばかり言っている」と感じるものが多いです。そういった本は、どうも苦手で、読んでいるとうんざりします。そして、頑張って読んでも、あまり自分のためにならなかったりします。
そんな訳で、最近は、あまり自己啓発本は読まなくなりました。
ただ、そんな中でも、読んでいて「これはいいな」と思った自己啓発本もあります。
今回は、その本を紹介します。
「うまくいっている人の考え方」という本です。
こちらは、アメリカ人の「ジェリー・ミンチントン」という方が書いた本です。
ジェリー・ミンチントンさんは、長年にわたり、経営者としてビジネスに関わってきた方のようです。
その中で、「人が自尊心を高め、自らの価値を確信することが、人生における成功や幸福に直結する」ということに気づいたとのことです。
こちらの本は、簡単に言うと、「自尊心を高める方法」について書かれた本です。
ページを開くと、右側に、「自尊心を高める言葉」が、大きな文字で書かれています。
例えば、このような感じです。
自分の長所にだけ意識を向ける
出典:「うまくいっている人の考え方 完全版」 ジェリー・ミンチントン著 P22
こういった言葉の後、そういった考え方がなぜ必要なのか、その言葉についての著者の短い解説が入ります。
この本の中には、「自尊心を高める言葉」が100個載っています。
こういった、「自尊心を高める言葉」と「著者による解説」を読んでいると、「確かにそうだよな」と、心にすっと入ってきます。
そして、読んでいると、自尊心が少し高まって、「もっと自分を大切にしよう」とか、「もっと自分に自信を持ってもいいのではないか」という気分になってきます。
これを読んだだけでは、劇的に自尊心は上がらないかもしれません。
しかし、劇的に自尊心が上がらなくても、「ちょっとだけ、自尊心が上がる」ということはあります。
ちょっとだけでも自尊心が上がるのであれば、この本は、十分に価値があると思います。
そして、この本は、「非常に読みやすい」というメリットもあります。
「自尊心を高める言葉」も「著者による解説」も、難しい言葉は使っておらず、簡単な言葉で説明されています。また、文章も短いので、余計に読みやすくなっています。
こういった「短い、簡単な言葉」で書かれているので、気分が落ち込んでいる時でも、それほど無理なく読めてしまいます。
そのため、「気分が落ち込んでいる時に、ちょっとこの本を読んで、自尊心を高めて、ちょっと気分を上げる」ということもできます。
この本に興味を持った方は、とりあえずこの本を買って、手元に置いておきましょう。
そして、気分が落ち込んだり、自尊心が低くなってしまった時に、この本をちょっと読んでみましょう。
そうすると、落ち込んでいた気分が紛れたり、自尊心が高まったりします。
こちらの本に書かれている言葉は、元気な時よりも、落ち込んでいる時の方が、余計に心に響くような気がします。
そのため、「気分が落ち込んだ時の、心の処方箋」としてこちらの本を持っておくと、非常に有効ではないかと思います。
うまくいっている人の考え方 完全版 (ジェリー・ミンチントン) (ディスカヴァー携書)
うまくいっている人の考え方 完全版 (ジェリー・ミンチントン) (ディスカヴァー携書) [ ジェリー・ミンチントン ]