仕事をしていて、「あ~、めんどくさい。仕事をサボりたいな」と思う人は多いはずです。
しかし、職場に行くと、「上司」や「同僚」の目があります。
仕事をサボっているのが上司にばれると、「真面目にやれ」と怒られます。
そして、同僚からも、「なんでサボってるんだ」と白い目で見られたりします。
一般的に、「仕事をサボるのは、悪」といった風潮があります。
しかし、仕事をサボることは、そんなに悪いことなのでしょうか?
僕は、そうは思いません。
実は、仕事をうまく行うためには、「適度に仕事をサボること」は、必要なことだったりします。
世の中のほとんどの人は、「常に全力を出す」ことができません。
そんなことをしていたら、体や精神力が持ちません。燃え尽きてしまいます。
ましてや、正社員となると「1日8時間以上、週に5日」も働かなければなりません。
そんな長い時間、常に全力を出せる人は、ほとんどいないでしょう。
そのため、仕事をしている時でも、適度にサボった方が、疲労が残りにくくなります。
それにより、トータルでの仕事の質は上がったりします。
ですから、仕事をする時は、適度にサボるようにしましょう。
しかし、仕事をサボる時に問題に問題になってくるのが、「上司や同僚の目」です。
世の中の大半の人は、「仕事をサボることは悪」だと思い込んでいます。
そのため、仕事をサボっていることがばれると、責められてしまいます。
せっかく仕事をサボってエネルギーが回復しても、責められることでエネルギーが削られてしてしまっては意味がありません。
仕事をサボる時は、「上司や同僚にばれないように、うまくサボる」必要があります。
そこで今回は、「上司や同僚にばれにくい、仕事のサボり方」についてお伝えしていきます。
上司や同僚にばれにくい、仕事のサボり方
トイレ休憩を多めにとる
職場で働いている時は、必ずどこかの時間で「トイレに行く時間」があると思います。
そういった「トイレに行く時間」というのは、実は、仕事をサボる大きなチャンスです。
特に、個室に入った場合は、「自分以外、誰もいない空間」を作れます。それにより、職場にいながらも、気を抜くことができます。
こういった時間を、うまく活用しない手はありません。
そのため、職場にいる時は、トイレ休憩を多めにとって、仕事をサボりましょう。
また、個室には行った際は、せっかくなので、そこで、少し長めにいるようにしましょう。
ただ、あまりににもトイレに行く回数が多すぎると、サボっていることがばれてしまうこともあります。
そのため、上司や同僚に怪しまれない程度の回数に留めるようにしてください。
また、日頃から、「胃腸が弱い」ことをアピールしておくと、トイレに多めに行っても、怪しまれにくくなります。
「どうでもいい仕事」は、なるべくやらない
仕事をしていると、「やってもやらなくてもいいような、どうでもいい仕事」があると思います。
そういった仕事を色々とやっていると、どんどん時間がなくなり、余裕がなくなってきます。
そのため、「この仕事、どうでもいいな」と思ったら、その仕事は、なるべくやらないようにしましょう。
そうすることで、仕事量が減って、時間や心に余裕ができます。
ただ、どうでもいい仕事でも、全くやらないと、上司から「あの仕事やった?」と言われる時もあると思います。
その時だけは、とりあえず、そのどうでもいい仕事をやりましょう。
しかし、その後も、どうでもいい仕事はなるべくやらないようにして、「上司に言われた時だけやる」というスタンスの方がいいでしょう。
「誰がやるのか、はっきりしない仕事」は、なるべく引き受けない
仕事をしていると、「誰がやるのか、はっきりしない仕事」というものがあります。
そういう仕事を率先してやる社員もいますが、そんな仕事をいつも引き受けていると、どんどん仕事がたまり、余裕がなくなってきます。
そのため、「誰がやるのか、はっきりしない仕事」があったら、なるべく引き受けないようにしましょう。
上司から頼まれて、断り切れない時もあるかと思いますが、それ以外は、なるべく引き受けない方が得策です。
社外に出る時は、用事が終わっても、すぐに会社に戻らない
仕事をしていると、「社外に出る用事」があったりします。
そういった時も、仕事をサボるチャンスです。
社外に出る用事があったら、用事が終わってもすぐに仕事に戻らず、少しゆっくりしてから、仕事に戻るようにしましょう。
あまりに長い時間、会社に戻らないと、上司は怪しむことがあるかもしれません。
しかし、ちょっとゆっくりして、少し時間が送れる程度であれば、上司もそれほど怪しまないと思います。
もし上司から「だいぶ時間がかかったね」などと言われても、「道が混んでまして」「先方が忙しくて、待ってました」などと言えば、「そうか」で納得してくれることが多いはずです。
社外に出る時は、「一人になれる時間」が持てますから、その時間をうまく利用してサボりましょう。
仕事が早く終わりすぎた時は、すぐに終わったことを伝えない
働いていると、上司から「この仕事をやっておいて」と頼まれることもあるでしょう。
その際に、その仕事に取り組んでみると、「思った以上に早く終わった」ということがあると思います。
頼まれた仕事が早く終わった時は、終わったことをすぐに上司に伝えない方が得策です。
なぜなら、早く伝えてしまうと、「じゃあ、これもやっておいて」と、新たな仕事をやらされてしまうからです。
そのため、頼まれた仕事が早く終わりすぎた時は、仕事をやってるふりして、仕事をサボりましょう。
そして、そういう感じでしばらくサボった後に、上司に「今、先ほど引き受けた仕事が終わりました」と報告するようにしましょう。
そうすることで、仕事量が多くなりすぎることを回避できます。
まとめ
「上司や同僚にばれにくい、仕事のサボり方」について説明してきましたが、いかがだったでしょうか。
日本人の中には、「常に全力を尽くすのが善」「サボることは悪」という価値観を持つ人が多いです。
しかし、自分としては、「それはちょっと違うのではないか」と思います。
実際、うつ病になってしまった人を見ると、「完璧主義で、真面目で、常に全力を尽くそうとする」性格の人が多いです。
確かに、世の中には、「常に全力を尽くしてやっていける人」もいます。しかし、それは、ごくわずかです。
世の中のほとんどの人は、常に全力を尽くそうとすると、体や心に不調をきたします。
そういったことも会社はわかっているので、仕事には、あらかじめ「休憩時間」が設けられています。
8時間労働の場合、昼に1時間、休憩時間を設けているところが多いでしょう。
しかし、自分からすると、そういった休憩時間は、短すぎます。
昼の休憩1時間程度で、「十分な休憩が取れた」と思う人は、ほとんどいないでしょう。
たった1時間しか休憩が取れないのであれば、「自主的に休憩を取る」しかありません。
サボるという行為は、いわば「自主的に休憩を取る行為」です。
そのため、サボっている時は、後ろめたい気持ちになる必要はありません。
心身の不調を回避するためには、サボる行為は必須なのです。
実際、うまくサボっている社員の方が、常に全力投球の社員より、健康そうに見えます。
そして、長い目で見ると、常に全力投球の社員より、うまくサボっている社員の方が、仕事のパフォーマンスが上ということもあります。
「最近、仕事を頑張りすぎて、疲れがたまっている」と感じている方は、こちらで書いたような内容を試して、うまくサボりながら仕事をするようにしてください。
常に全力投球で仕事をしようとするより、うまくサボりながら仕事する方が、仕事も長く続きやすいはずです。
ただ、上司や同僚にばれてしまうと、会社での居心地が悪くなり、余計に疲れることもあります。
そのため、サボる時は、ばれないように注意しながら、うまくサボるようにしてください。