しょうの雑記ブログ

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千葉ロッテの佐々木朗希投手について

 自分は、プロ野球観戦が趣味です。

 

 そして、昔から、千葉ロッテマリーンズのファンです。

 

 そんなロッテファンの自分にとって、2019年の10月17日に、すごく嬉しいニュースがありました。

 

 それは、「ロッテが、ドラフト1位で、佐々木朗希投手を獲得した」というニュースです。

 

 

 

2019年10月17日の、ドラフト会議について

 自分は、その時のドラフト会議を、ネット中継で、リアルタイムで見ていました。

 

 今年のドラフトの目玉は、大船渡高校の佐々木朗希投手でした。

 

 佐々木投手は、ドラフト1位で、「西武」「楽天」「ロッテ」「日本ハム」の4球団から指名を受けました。

 

 4球団からの指名ということは、指名権を得るため、くじ引きが行われます。くじ引きの様子を、ドキドキしながら見ていましたが、見事、千葉ロッテの井口監督が、佐々木投手の指名権を引き当てました!

 

 井口監督が当たりくじを引いた瞬間、「やった!」と、つい声が出て、ガッツポーズをしてしまいました。それくらい、嬉しい出来事でした。

 

 そして、ドラフト会議からしばらく経った後、入団の契約も済ませ、無事に、佐々木投手がロッテに入団することとなりました。

 

 そこで、今回は、期待の選手である、「佐々木朗希投手」について、詳しく解説していきたいと思います。

 

佐々木投手の生年月日について

 生年月日は「2001年11月3日」になります。

 

 2020年の1月時点で、18歳です。

 

 まだ18歳ということで、体格的にも、技術的にも、これからどんどん伸びていくと思われます。

 

身長・体重について

 佐々木投手の身長と体重は、「190cm、86kg」とのことです。

 

 190cmの身長は魅力的です。高身長だと、球に角度がつきますから、打者も打ちにくくなります。

 

 ただ、この身長の割に、「86kg」という体重は、少し軽い気がします。体は細身で、体格がまだできあがっていない印象です。

 

 そのため、1年目や2年目のシーズンは、無理をせず、体づくりに専念してほしいです。

 

経歴について

 佐々木投手は、高田小学校に通っていた3年生の時に、野球を始めます。

 

 そして、2011年、東日本大震災で被災し、猪川小学校に転向します。被災時に、父親を亡くし、母親が女で一つで育てたということです。若い頃から、色々と苦労しているようですね。

 

 中学校は、大船渡一中に進みます。軟式野球部に所属し、「オール気仙」で東北大会、準優勝に輝きます。

 

 高校は、大船渡高校に進みます。高校では、1年生の夏からベンチ入りします。2年生の秋からエースとして、県大会4強という結果を残します。

 

 2年生の6月には、侍ジャパンのU-18高校日本代表候補に選出されます。

 

 球速については、高校1年生の時に、夏の県大会で147kmをマークして、注目を集めます。2年生の夏には154km、同年秋には157kmを計測します。3年生の時に参加した、U-18高校日本代表合宿では、163kmを計測します。

 

 甲子園には出場していないですが、球速がどんどん伸びているあたりは、スケールの大きさを感じますね。そのスケールの大きさから、「令和の怪物」とも呼ばれています。

 

 また、小学校の頃に震災で父親を亡くしたというのは気の毒ですが、めげずに野球を続けていく姿は、応援したくなりますね。

 

球速について

 佐々木投手のストレートの最速は、163kmです。ただし、これは、U-18高校日本代表合宿中に、中日ドラゴンズのスカウトのスピードガンで計測したもので、公式記録ではありません。

 

 公式記録ではないにしろ、高校生で160㎞を超える直球を投げたというのは、すごいことです。

 

変化球について

 現時点での変化球の持ち球は、「スライダー、フォーク、チェンジアップ」です。

 

 どの球種もキレがあり、直球だけでなく、変化球の評価も高いです。

 

コントロールについて

 コントロールについては、ビタビタとコースに投げ分けられるほどではないですが、まとまりがあり、比較的良いと思われます。

 

魅力について

 佐々木投手の一番の魅力は、なんといっても、「球速の速さ」でしょう。

 

 160kmを超えるストレートを投げる選手は、プロでもほとんどいません。

 

 そんな、プロでもほとんど出せない球速を、18歳の投手がを投げるのですから、ワクワクさせられます。ポテンシャルの高さは、大谷翔平選手並みと言ってもいいのではないでしょうか。

 

 ちなみに、球速の日本記録は、大谷翔平選手が記録した「165km」です。将来的には、この記録も塗り替えてほしいところです。

 

 また、足を高く上げるピッチング・フォームも、かっこよくて、魅力的ですね。

 

 プロに入って、フォームを矯正される可能性もありますが、あのフォームは絵になるので、足を高く上げるフォームは変えないでもらいたいなと思っています。

 

佐々木投手の今後

千葉ロッテへの入団について

 佐々木投手は、千葉ロッテマリーンズへの入団が決まっています。

 

 ロッテは、今まで、高卒の本格派の投手を、なかなか育てられず、育成力に疑問を持つ人が多い球団でした。

 

 しかし、最近では、少し事情が変わってきています。

 

 最近のロッテは、「種市」「岩下」「二木」といった、若い本格派のピッチャーが台頭してきています。そのため、「ロッテの投手育成力は、だいぶ上がってきたのではないか」という意見も、よく聞かれるようになりました。そういう意味では、このタイミングで入団できたのは良かったのではないかと思います。

 

 また、ロッテの首脳陣も、「最初は、無理に試合には出さず、しっかりと体づくりをさせる」ということを明言しています。こういった方針も、好感が持てます。

 

 そして、今年のロッテは「順天堂大学医学部との提携」を発表しています。それにより、医師の指示のもと、医療、栄養、コンディショニングのサポートを受けることができるようです。

 

 こういったことも、佐々木投手には朗報でしょう。160km以上の速球を投げる投手というのは、肩や肘に負担がかかりがちなため、故障のリスクも高くなります。そこで、医師の指導の元、調整ができれば、故障のリスクは低くなります。

 

 また、佐々木投手本人が喋っている動画を見ていると、性格的に「シャイ」な感じがします。注目されすぎることを、好まないような性格に見えます。そういった性格の場合、「ロッテ」という球団は、すごく合っていると思います。

 

 巨人や阪神に入団すると、ファンや報道陣の数も多いため、常に注目されるような状況になります。そして、成績が上がらないと、容赦なくバッシングされます。そういった状況だと、注目されることを好まない選手には、大きなストレスとなります。

 

 その点、ロッテは、報道陣も少なく、巨人や阪神に比べると、ファンの数も少ないです。そういった環境であれば、シャイな性格の選手でも、のびのびとプレーができるでしょう。

  

 また、ロッテは、ファンの数は少ないものの、頻繁に球場に足を運ぶ、「熱心なファン」が多いです。ひとたび、ホームの球場に入れば大声援で、ファンが応援してくれます。そういった環境も、選手の力になるはずです。

 

 自分がロッテファンというのを抜きにしても、佐々木投手がロッテに入ったというのは、「なかなかいい球団に入ったのではないか」という気がします。

 

 今後、ロッテで、どこまで選手として成長してくれるか、楽しみです。

 

FA権取得後について

 佐々木投手は、まずは、ロッテに入団することになりました。

 

 しかし、今後は、ずっとロッテでプレーしてくれるかどうかは、わかりません。

 

 プロ野球選手として試合に出続けていくと、いずれ、「FA権」を取得することになるからです。

 

FA権について

 「FA権」について、よく知らない方もいるかと思うので、説明します。

 

 「FA」とは、「フリー・エージェント」の略です。「フリー・エージェントの権利」を略して「FA権」と言います。

 

 要は、「様々な球団と自由に交渉できる権利」のことです。

 

 FA権は、さらに、「国内FA権」と「海外FA権」に分けられます。

 

 「国内FA権」は、国内の他球団と自由に交渉できる権利のことです。「国内FA権」を取得するには、「8シーズンの選手登録」が必要です。この場合の「1シーズン」とは、「145日」です。

 

 「海外FA権」は、国内だけでなく、海外の球団とも自由に交渉できる権利です。「海外FA権」を取得するには、「9シーズンの選手登録」が必要です。

 

FA権取得後の見通し

 佐々木投手の場合、2020年に入団となるので、最短で、8年後には「国内FA権」を取得し、9年後に「海外FA権」を取得できる計算となります。

 

 18歳で入団しているので、順調にいけば、国内FA権を獲得する頃には26歳、海外FA権を獲得する頃には27歳になっています。

 

 26歳と27歳というのは、選手として非常に脂が乗っている年齢です。順調に成長して、好成績を残し続ければ、年俸はどんどん上がっていくでしょう。

 

 そして、FA権を取得すると、他球団も獲得に乗り出してくるので、年俸の相場はぐっと上がります。

 

 そういった場合、「ロッテが、果たして年俸を払いきれるのか?」といった不安があります。ロッテは、比較的、資金にあまり余裕がない球団です。そのため、潤沢な資金を持つ「巨人」「ソフトバンク」「楽天」あたりに移籍する可能性は高まります。

 

 また、18歳で160㎞を超える球を投げる素材ですから、将来的に「メジャーリーグ」も視野に入ってきます。

 

 本人も、野球選手である以上、「より高いレベルで野球をしてみたい」という気持ちもあるでしょう。また、メジャーリーグに移籍した場合、さらに高い年俸も見込めます。

 

 そのため、「9年後に海外FA権を行使し、メジャーリーグの球団に移籍」となる可能性もあります。

 

 このように考えると、順調に成長してFA権を取得した場合、ロッテから移籍してしまう可能性は高いのではないかと思います。

 

まとめ

 今回は、千葉ロッテマリーンズに入団した、佐々木朗希投手についてまとめてみました。

 

 改めて、佐々木投手について見てみると、本当に、将来が楽しみな選手ですね。

 

 将来的には、ロッテのエースになるのはもちろん、それに留まらず、日本を代表するようなエースピッチャーになってほしいですね。

 

 ただ、FA権を取得したら、ロッテを離れてしまう可能性もあります。

 

 そうなってしまったら、ロッテファンとしては、寂しいです。

 

 ただ、もし移籍するなら、国内の球団ではなく、メジャーリーグに挑戦してほしいですね。

 

 ロッテファンとしてではなく、野球ファンとして、佐々木投手が、メジャーでどこまでやれるのか、興味があります。

 

 今後、さらに成長を遂げて、メジャーリーグで投げている姿も見てみたいものです。

 

 佐々木投手のプロとしての生活はこれから始まりますが、どれほどの投手になるのか、今からワクワクしてしまいます。

 

 ただ、まだ18歳と若いですから、ファンの方々は、焦らず、今後の成長を見守るようにしましょう。

 

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