しょうの雑記ブログ

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坂本慎太郎、ワンマンライブ(昭和女子大学、人見記念講堂)

 2019年11月26日(火)に、昭和女子大学の人見記念講堂で、坂本慎太郎さんのワンマンライブを観てきました。ワンマンライブの感想の前に、坂本慎太郎さんのライブについての、個人的なことを語っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

坂本慎太郎さんのライブについて

 自分は、坂本慎太郎さんの音楽は、坂本さんが「ゆらゆら帝国」をやっていた頃から聴いていました。

 

 ゆらゆら帝国も、聴いていて「かっこいいバンドだな」という印象だったので、「いつか、ライブも観たい」と思っていました。

 

 そして、ある時に、ゆらゆら帝国のチケットを手に入れましたが、急遽、ライブの日に外せない用事が入ってしまい、ライブには行けませんでした。

 

 そうこうしている間に、ゆらゆら帝国は解散してしまったため、ライブを観ることができなくなってしまいました。

 

 ゆらゆら帝国が解散してしばらくしてから、坂本慎太郎さんは、ソロで音源をリリースするようになりました。

 

 しかし、音源はリリースするものの、ライブは一向にやる気配がありません。みな、「坂本さんは、もうライブをやるつもりはないのかな?」と思っていました。

 

 しかし、ある時、急に「海外の音楽フェスに、坂本さんが出る」という情報をネットで見ました。確か、ドイツの音楽フェスだったかと思います。

 

 このニュースを見た時、「なぜ海外のフェス?」という疑問が湧きました。しかし、「今後、坂本さんのライブが、日本で観られるかもしれない」と思い、ワクワクしました。

 

 そして、その後、坂本さんは、日本でもワンマンライブを行うことになりました。確か、会場は、恵比寿のリキッドルームだったと思います。

 

 自分も、「坂本さんのライブが観たい!」と思い、チケットを買おうとしました。しかし、チケットは、発売当日に完売しており、チケットを買うことはできませんでした。

 

 ゆらゆら帝国は、根強いファンがいるバンドなので、「坂本さんのライブをまた観たい」と思っているファンが多かったのでしょう。

 

 リキッドルームのキャパは900人程度ですが、ライブを観たいファンの数に対して、キャパが全く足りなかったようです。

 

 その後も、坂本さんは、国内でライブを行っていきますが、チケットの競争率が非常に高く、自分は、なかなかチケットを取ることができませんでした。

 

 自分は、継続して、坂本さんのライブ情報をチェックしていましたが、ある時、「昭和女子大学の人見記念講堂でライブを行う」という情報を得ました。

 

 そこで、「競争率は高いかもしれないけど、とりあえず先行予約に申し込んでみよう」と思い、先行予約に申し込んでみました。そうしたら、運よく当選し、チケットを手に入れることができました。

 

 

 

 

 

昭和女子大学、人見記念講堂でのライブについて

 そうこうしている間に、ライブの当日になりました。「念願の、坂本さんのライブが、いよいよ観れる」ということで、ワクワクしながら、会場のある三軒茶屋に向かいました。

 

 開演時間まで時間があったので、三軒茶屋の街をぶらぶらして、時間をつぶしました。そして、開演時間が近づくと、会場に向かいました。

 

 今回の会場は、昭和女子大学の人見記念講堂です。

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 会場に入ると、「いかにも、大学の講堂」という雰囲気なので、ここでライブを観るというのが、なんだか不思議な感じでした。椅子があるので、座ってライブを観ることになります。椅子は、クッション性もあって、なかなか座り心地が良かったです。

 

 開場時間を少し過ぎた頃、場内が暗転し、坂本慎太郎さんと、バンドメンバーが出てきました。今回のライブは、坂本慎太郎さんを含め、4人編成でした。

 

 1曲目が始まると、天井に、まるで蜘蛛の巣のような照明がバッと移りました。非常に本格的な照明で、「大学の講堂なのに、こんな本格的な照明ができるのか!」と驚きました。そうした照明の雰囲気も相まって、まるで現実とは違う、異空間にいるような気分になりました。演奏や歌は安定感があり、「さすが」といった感じでした。

 

 ライブは、基本的にゆったりとしたテンポの曲が多かったです。そのため、椅子で座って観るのに、合っているなと感じました。

 

 ただ、「あなたもロボットになれる」「ナマで踊ろう」などは、リズミカルな曲なので、座っていても、思わず体を動かしたくなりました。

 

 また、途中、間奏を伸ばして、即興的にギターノイズを入れる場面もあり、「こういうこともやるのか」と、意外性がありました。この辺は、少し、ゆらゆら帝国のような雰囲気があったかもしれません。

 

 15曲目の「ディスコって」が終わると、本編が終了です。観客が、アンコールの拍手をしようとする前に、坂本さんが「アンコールです」と言って、すぐにアンコールの曲の準備を始めていたのが面白かったです。場内からも、少し笑いが起きてました。はけずに、すぐにアンコールにいくというのも、時間短縮という意味では、いいかもしれません(笑)。

 

 アンコールでは「未来の人へ」と「小舟」を演奏しました。

 

 「未来の人へ」は、コーネリアスのカバーです。この曲の歌詞は、坂本さんが提供しています。コーネリアスのバージョンも、かっこよくて好きですが、坂本さんが歌うと、またガラッと雰囲気が変わるのが面白かったです。

 

 「小舟」は、比較的最近リリースされた曲ですが、非常にゆったりしたテンポの曲で、最後を締めくくるのにふさわしい曲だと思いました。

 

まとめ

 坂本さんがゆらゆら帝国をやっていた頃から、「坂本さんのライブが観たい」と思っていましたが、念願が叶って、今回、坂本さんのライブを観ることができました。

 

 今回、初めてライブを観たので、「あ、坂本さんて、実在するんだ」と、改めて思いました(笑)。ただ、独特のオーラがあり、音楽も独特な雰囲気なので、「坂本さんが実在するのはわかったけれど、あそこにいる人は、果たして人間なのか?」という気分にもなりましたが(笑)。

 

 ライブは、本当に素晴らしかったです。音数は少ないですが、音数が少ない分、一音一音、丁寧に演奏している感じがしました。そして、聴いていて、「一音たりとも、無駄な音は出さないぞ」という気迫も感じました。今回の会場自体も、ホールということもあり、音響は良かったです。

 

 坂本慎太郎さんのライブを聴くと、「異空間に迷い込んだような感覚」になります。そういった、「非現実的な空間」を体感するのは、非常に心地よい体験でした。

 

セットリスト

1.できれば愛を

2.スーパーカルト誕生

3.死者より

4.鬼退治

5.べつの星

6.義務のように

7.仮面を外さないで

8.すぼんとぼう

9.幽霊の気分で

10.マヌケだね

11.あなたもロボットになれる

12.まともがわからない

13.ナマで踊ろう

14.君はそう決めた

15.ディスコって

アンコール

16.未来の人へ

17.小舟

 

 


できれば愛を(初回限定盤)

 

 


ナマで踊ろう(初回盤)

 

 


小舟 / 未来の人へ

 

 


幻とのつきあい方