2019年の11月4日(月)に、オウガ・ユー・アスホールのワンマンライブに行ってきました。
こちらは、アルバム「新しい人」リリース記念ツアーの公演です。この公演が、ツアーのファイナルとなっています。
今回、スタンディング席と椅子席があったのですが、椅子席を選びました。
最近のオウガのライブは、音が本当に素晴らしいので、「椅子に座ってじっくり聴きたい」と思ったからです。
「EXシアター六本木」に行くのは初めてでしたが、音の良い会場と聞いていたので、そのあたりも楽しみでした。
会場に着くと、まだ11月にも関わらず、クリスマスのようなイルミネーションで装飾されていて、きれいでした。
会場は大きく、天井が高い作りでした。
椅子席は、高いところにあり、ステージを見おろすような形でした。こういうアングルでライブを観るのは新鮮で、各メンバーが、どのように演奏しているか、はっきりわかるとことが面白いなと感じました。
ライブは、「新しい人」のリリースツアーということもあり、アルバムタイトル曲の「新しい人」から始まりました。
今回のライブは、序盤は、比較的落ち着いた雰囲気だったと思います。
しかし、後半の「朝」あたりから、雰囲気が一転します。
「朝」は、音源とは全く違ったアレンジで、間奏も長くなり、ノイズも加えられていました。そのせいで、サイケデリックな雰囲気が高まり、ある種、異様な雰囲気となっていました。この曲は、今後、さらにライブで化けるような気がします。
そして、ライブでは定番の、「見えないルール」と続きます。この曲のダンサブルなビートで、開場は盛り上がります。
その後は、「ロープ(ロング・バージョン)」です。この曲をライブで聴くのは久しぶりでしたが、やっぱり、ライブ映えする曲だと感じました。15分くらいある曲ですが、曲の世界にひきこまれ、あっという間に終わってしまいます。アウトロの爆音ノイズ部分では、聴いていると、頭の中が真っ白になりました。
そして、「自分ですか?」を演奏し、本編は終了しました。
最後に、アンコールで、しっとりとした「動物的/人間的」を演奏して、ライブは終了しました。
今回、初めて「EXシアター六本木」でライブを聴きましたが、「音がきれいな会場だな」と感じました。普通のライブハウスで聴くより、音がクリアで、細部まではっきりと聴こえる感じがしました。ただ、低音に関しては、少し弱いかなという印象でした。
オウガのライブは、何度も観ていますが、今回も、「行って良かった!」と心から思えるライブでした。会場の音も良かったですし。
リキッドルームでオウガのライブを聴くと、「音が本当に良いな」と感じるのですが、今回言ったEXシアター六本木も、リキッドルームとはまた違った種類の音の良さがある会場だと思いました。
セットリスト
新しい人
過去と未来だけ
さわれないのに
Hypnotic
ムダがないって素晴らしい
フェンスのある家
わかってないことがない
また明日
本当みたい
ありがとう
朝
見えないルール
ロープ(ロング・バージョン)
自分ですか?
アンコール
動物的/人間的