2019年の7月19日に、オウガ・ユー・アスホールというバンドのワンマンライブを観てきました。
場所は、渋谷の「WWWX」というライブハウスです。
オウガは、個人的に大好きなバンドですが、去年の12月にライブを観て以来、ライブを観ることができていませんでした。
半年以上ぶりのオウガのライブだったので、始まる前からワクワクしていました。
「WWWX」というライブハウスは、以前パルコがあった場所の近くにあります。ライブハウスの隣には「ア・ベイシング・エイプ」のショップがありました。
ライブハウスの中に入ると、コインロッカーがあったので、コインロッカーに荷物を預けました。ただ、コインロッカーは小さく、荷物を入れづらかったです。金額は300円でした。
そして、ドリンク代は500円でした。
「WWWX」は、客席からステージが見づらい作りとなっています。後ろの方で観たので、余計見づらかったです。
ただ、オウガのライブは、目で楽しむというより、「音を楽しむ」部分が大きいので、「まあ、見づらくてもいいや」と思いました。実際、ライブ中は、目をつぶって、音の世界に入り込んでいることが多いので。
19時30分を少し過ぎたところで、ライブが始まりました。
1曲目は、「新しい人」という新曲で、甘くメロウなイメージの曲でした。
2曲目も新曲です。1曲目とは雰囲気が変わり、ややダークでドラッギーな印象の曲でした。アウトロのインスト部分も長く、ここからぐっとオウガの世界観に引き込まれます。
そして、3曲目も、「さわれないのに」という新曲でした。このライブは、新曲3連発で始まりました。
中盤で印象的だったのは、「バックシート」でした。音源とは異なり、メロウで感動的なアレンジとなっており、「あれ、この曲、こんな感動的な曲だったけな?」と思いました。
8曲目には、ライブで定番の「フラッグ」です。リズムが反復され、後半に進むにつれ、徐々に盛り上がっていきます。後半になると、開場はとても盛り上がっていました。
その流れで、これまたライブで定番の「見えないルール」が演奏され、これまた盛り上がっていました。
その次は、壮大なアレンジの「ワイパー」に続きます。「ワイパー」では、出戸さんは、歌詞をちょこちょこ間違えていましたが、それはご愛嬌ということで。歌詞をちょっと間違えた以外は、文句のない出来でした。後半の爆発する部分では、目をつぶって聴いていると、頭の中が真っ白になりました。
本編の最後は、「動物的/人間的」でした。今回は、静かなアレンジで、じっくりと聴き入ることができました。
アンコール
アンコールでは、曲を演奏する前に、出戸さんが告知をしていました。
そこで、「9月4日に、ニューアルバム『新しい人』がリリースされる」ことと、「秋に、ツアーを行う」ことが発表されました。
オウガのアルバムがリリースされるのは、3年ぶりです。そのため、開場も盛り上がっていました。そして、ツアーをしてくれるとのことで、「また、オウガのワンマンライブが観れる」という嬉しさもありました。
そして、アンコールで演奏されたのは、「ロープ」のロングバージョンです。これも、ライブで定番の、人気のある曲です。
この日のアレンジは、いつもより激しめで、まるで「燃えさかる炎」のようなイメージのアレンジでした。
まとめ
オウガのライブを観てきましたが、「相変わらす、素晴らしいライブをするバンドだな」と思いました。
オウガのライブは、いつも、かなり期待していくのですが、毎回、期待と同じか、それ以上のライブをやってくれます。
自分は、オウガのライブは今まで何度も観ていますが、「今日はイマイチだったな」と思ったことは一度もありません。
同じ曲を演奏するにしても、毎回アレンジが変わっているので、いつも新鮮な驚きをくれます。
そして、面白いのは、オウガの曲では、特に励ますような歌詞は言っていないのに、ライブが終わると、いつも前向きな気持ちになります。
オウガのライブを観ると、その圧倒的な世界観に引き込まれ、その音の世界に浸ることで、心がすっきりします。
個人的に、オウガのライブには「心の浄化作用」があるのではないかと感じています。そういった、「心が浄化されるような感覚」を一度味わうと、また何度もライブに足を運びたくなるのです。
9月4日にリリースされるニューアルバムと、秋のツアーも、今からとても楽しみです。
セットリスト
1.新しい人(新曲)
2.新曲
3.さわれないのに(新曲)
4.ムダがないって素晴らしい
5.フェンスのある家
6.また明日(alternate ver.)
7.バックシート
8.フラッグ
9.見えないルール
10.ワイパー
11.新曲
12.動物的/人間的(Alternate ver.)
アンコール
ロープ(Long ver.)