しょうの雑記ブログ

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「弱いスポーツチームのファン」と「ダメ男に魅かれる女性」の共通点

 自分は、「プロ野球観戦」が趣味です。

 

 そして、昔から応援しているのが、「千葉ロッテマリーンズ」です。

 

 千葉ロッテは、基本的には、「弱いチーム」です。

 

 確かに、2005年と2010年には、日本一になりました。しかし、そういうことは稀で、基本的には大体、下位に低迷しています。

 

 2005年と2010年には、日本一になっているものの、リーグ優勝からはだいぶ遠ざかっています。最後にリーグ優勝をしたのは、1974年にまでさかのぼります。

 

 そういった、「弱いチーム」である千葉ロッテを応援していると、ストレスがたまることもあります。

 

 「相手の先発投手に、手も足も出ず、完封負け」、「リードしていたのに、9回に逆転されて、逆転負け」、「エラーやフォアボールを連発し、自滅して、負け」など、悲惨な負け試合をいくつも見てきました。

 

 そういう感じで、負けが続くと、「もう、千葉ロッテのファンを辞めようかな」と思う瞬間もあります。

 

 しかし、そういう時に限って、なぜか試合に勝ったりします。そうなると、「たまには勝つから、もう少しファンを続けよう」と思い直したりします。そういう感じで、長年、千葉ロッテのファンを続けています。

 

 こういうファン心理について考えていると、ふと、「これって、ダメ男に魅かれる女性の心理に近いのではないか?」と気づきました。

 

 そこで今回は、「弱いスポーツチームのファン」と「ダメ男に魅かれる女性」の共通点について説明していきます。

 

弱いスポーツチームのファンの心理

 スポーツ観戦が趣味だという人は多いと思います。

 

 スポーツを観戦していて一番嬉しいのは、「応援しているチームが勝った瞬間」だと思います。

 

 応援しているチームが勝つと、当然ファンは喜び、楽しい気分になります。そういう瞬間を味わうと、「このチームを応援していて良かった」と思います。

 

 逆に、応援しているチームが負けると、ファンは、落ち込み、気分が悪くなります。せっかく長時間、試合を観戦していても、最後に負けると、がっかりします。そして、「応援していた時間が無駄だった」と思ったりします。

 

 弱いチームというのは、当然ながら、勝つ試合よりも負ける試合の方が圧倒的に多くなります。

 

 そうなると、「誰も、弱いスポーツチームのファンにはなりたくないのでは?」と思う人もいるでしょう。

 

 しかし、実際は、弱いチームでも、結構な数のファンがついていたりします。

 

 確かに、弱いチームより、強いチームの方が、ファンの数が多い傾向はあります。しかし、弱いチームであっても、そこそこファンの数はいて、熱心なファンもいたりします。逆に、弱いチームの方が、熱心なファンの数が多い傾向があります。これは、なぜなのでしょうか?

 

 これは、いくら弱いチームであっても、「たまには勝つ」ということが、理由の一つだと思います。

 

 プロスポーツチームの場合、いくら弱いチームでも、「年間、1試合も勝てない」ということは、まずありません。

 

 プロのチームというのは、弱いチームであっても、ある程度実力がある、プロの選手が集まっています。そのため、その力がうまく噛み合えば、強いチームが相手でも、たまに勝つことがあります。

 

 そういった、「たまに勝つことの嬉しさ」を知ってしまうと、弱いチームのファンを、なかなか辞められなくなってしまうのです。

 

 弱いチームというのは、強いチームに比べ、勝つ試合は圧倒的に少なくなります。しかし、勝つ試合が少ないがゆえに、「勝った時の喜び」が倍増します。

 

 強いチームのファンというのは、勝つことに慣れています。そのため、勝った時でも、「確かに嬉しいけど、いつも勝っているから、そこまでは嬉しくないな」と思ってしまったりします。

 

 しかし、弱いチームのファンの場合は、1勝しただけでも、「すごく久しぶりの勝利だ。めちゃくちゃ嬉しい」となります。

 

 そのため、同じ1勝でも、強いチームと弱いチームでは、「嬉しさの量」は圧倒的に違います。弱いチームの方が、「勝った時の嬉しさの量」が圧倒的に多くなります。

 

 そのため、弱いチームのファンというのは、勝つ試合が少なくても、「1勝における嬉しさの量」が非常に多くなるため、なかなかファンを辞められないのです。

 

 そして、弱いチームのファンというのは、応援し続けていると、まるで『親心』のような気持ちが芽生えてきたりします。

 

 弱いチームで、ファンの数が少なくなると、当然、選手のモチベーションは下がります。そうなると、さらに負けが込んできてしまいます。

 

 そういう姿を見ると、「自分が頑張って応援して、このチームを支えなければ」と思うファンが、一定数出てきます。

 

 僕が応援している千葉ロッテマリーンズは、1998年に、プロ野球記録である「18連敗」をしています。

 

 この時、あまりの弱さに、ロッテファンを辞める人も結構いました。

 

 ただ、逆に、「熱心なファン」は増えたように感じました。

 

 よく、「千葉ロッテのファンは、熱心だ」という話を聞きます。自分は、長年、千葉ロッテの試合を観ていますが、ファンが熱心になったのは「18連敗」がきっかけだったと思います。

 

 18連敗を見て、「自分が頑張って応援してチームを支えよう」という『親心』が、多くのファンの中に芽生えたのです。

 

 そして、その後も、長年低迷していても、ロッテファンが減らないのは、ファンの中にある『親心』によるところだと思います。

 

ダメ男に魅かれる女性の心理

 次に、「ダメ男に魅かれる女性の心理」に話が移ります。

 

 世の中には、多くの人から「ダメ男」と見られている人がいます。

 

 「ダメ男」というのは、「定職についていない」、「不真面目」、「浮気がち」、「ギャンブルにはまっている」、「金遣いが荒い」といった特徴があります。

 

 こうして見ると、ダメ男には、「女性が嫌がる要素」が沢山あります。そうなると、多くの人は、「こういったダメ男は、女性にはもてないだろう」と思うはずです。

 

 しかし、ダメ男についてじっくり見てみると、意外に女性にもてているダメ男も多いことに気づきます。

 

 そして、ダメ男の彼女というのが、美人でしっかりものだったりすることもあります。そうなると、周囲の人は、「なぜ、あんないい女性が、あんなダメ男と付き合ってるんだ?」と不思議に思うでしょう。

 

 でも、これは、「ダメ男がたまに見せる優しさ」がポイントだと思います。

 

 もてるダメ男というのは、ごくたまに、「優しさ」を見せることがあります。気まぐれで、急に優しい言葉をかけたり、プレゼントを送ったりします。たまに、そういった「優しさ」を見せてくれると、女性は非常に嬉しくなります。

 

 そして、普段、「こんなダメ男と付き合っていていいのだろうか?」と思っていたとしても、その嬉しさにより、「もうちょっと付き合ってみよう」と思い直すのです。

 

 これは、弱いチームのファンが、たまに見せてくれる1勝に大喜びするのと似ています。

 

 優しい男性と付き合っている女性というのは、「男性から優しくされる」ことに慣れています。そのため、ちょっと優しくされたくらいでは、そこまで喜びません。

 

 しかし、ダメ男と付き合っている女性の場合、優しくされることに慣れていません。そういった中で、ダメ男だふとした優しさを見せてくれると、その嬉しさが倍増するのです。

 

 そして、ダメ男と付き合っている女性というのは、弱いチームのファンが持っているような、『親心』を持っている人が多いように思います。

 

 ダメ男と付き合っている女性というのは、「この人は、ダメなところが多くて、一人で生きていけなそうだから、自分が支えなきゃ」という気持ちになりがちです。

 

 そういう『親心』が芽生えてしまうと、「ダメ男」と思っても、なかなかその人から離れられなくなるということがあります。

 

まとめ

 「弱いスポーツチームのファン」と「ダメ男に魅かれる女性」の共通点について説明してきましたが、いかがだったでしょうか。

 

 ここからわかるのは、日頃、基本的にダメなチームや人であっても、たまに「良い側面」を見せることができれば、興味を魅かれる人はいるということです。

 

 自分のことを振り返った時に、「自分はダメ人間だ」と落ち込んでしまう人もいるでしょう。

 

 しかし、そう思ったとしても、絶望する必要はありません。ダメな人であっても、たまに良いところを見せれば、興味を持ってくれる人は現れます。

 

 ですから、自分のことを「ダメ人間だし、全然モテない」と思ってしまう人は、異性と接する際、いつも良いところを見せなくていいので、「たまに良いところを見せる」ように心がけてみましょう。

 

 そうすることで、「親心」を持っているような異性から、好かれることもあるかもしれませんよ(笑)。

 

 


千葉ロッテマリーンズあるある