先日、Engineered Garments(エンジニアード・ガーメンツ)とユニクロのコラボ・ポロシャツがリリースされるとの発表がありました。
エンジニアード・ガーメンツは、個人的に好きなブランドなので、発売前から気になっていました。
そして、商品が発売されるタイミングで、実際に店頭に商品を見に行きました。そこで、1つ、すごくいいなと感じたものがあったので、購入してきました。
今回は、そちらの商品を紹介します。
「エンジニアード・ガーメンツを知らない」という方は、以前に、このブランドについて紹介した記事を書いたので、こちらを読んでみてください。
今回購入したのは、「ドライカノコ・ボーダーポロシャツ(半袖)」です。
ボタンは2つで、左胸にポケットがついています。
ボーダー柄は、いくつかカラーバリエーションがありましたが、自分は、黒とネイビーのボーダー柄が気に入ったので、そちらを購入しました。
購入した商品についていたタグをみると、タグもなかなかおしゃれです。このタグ1つとってみても、エンジニアード・ガーメンツのセンスの良さを感じます。
デザインについて
このポロシャツは、遠くから見ると、普通のボーダーポロシャツのように見えます。
しかし、近づいて細部を見てみると、非常に凝ったデザインになっていることがわかります。
右袖と、胴体前面の右部分は、細いボーダーになっています。
胴体前面の中央部分と、ポケットは、中くらいの太さのボーダーになっています。
左袖と、胴体前面の左部分は、太めのボーダーになっています。
背部は、中くらいの太さのボーダーとなっています。
このように、このポロシャツは、「3種類の太さのボーダー柄」が切り替えて使用されています。
普通、3種類のボーダー柄が使われていたら、デザイン的に、うるさくなりすぎることが多いです。しかし、このポロシャツは、うるさくなりすぎず、ちょうど良いバランスでまとまっています。
その秘密は、「ボーダーの色」にあると思います。
このポロシャツのボーダーの色は、「黒と紺」という、トーンが近い2種類の色を使っています。そのため、3種類のボーダーを混ぜても、うるさくなりすぎないのだと思います。
この辺のデザインのさじ加減は、「さすが、エンジニアード・ガーメンツだな」と感じます。
ボタンには「EG UNIQLO」と刻印されており、今回のコラボ商品のオリジナルボタンのようです。
本体に縫い付けてあるタグは、このようになっています。シンプルですが、なかなか良い雰囲気です。
また、裾は、スリットが入っていて、前よりも後ろが長いという、ポロシャツによく見られる仕様となっています。
素材について
素材は「75% 綿」「25% ポリエステル」です。
ドライ素材なので、汗をかいても、乾きやすい素材のようです。
比較的肉厚で、しっかりした素材感です。
サイズ感について
こちらのサイズ感は、「かなり大きめ」です。
自分は、173cmのやせ型で、普段、ユニクロの商品を買う際は、MかLサイズを購入します。
しかし、この商品の場合は、Sサイズでジャストだったので、Sサイズを購入しました。
そのため、この商品を購入する際は、普段のユニクロの商品のサイズよりも、1サイズか2サイズ落とすといいのではないでしょうか。
ただ、「ビッグシルエットで、大きめに着たい」という方は、普段のサイズを購入してもいいかもしれません。
身幅は大きめで、アームホールも太目です。そして、着丈は短めです。
ニューヨークのブランドらしく、アメリカ的なサイズ感です。
価格について
こちらの商品の価格は、「2990円+税」となっています。
「ユニクロのポロシャツ」と考えると、少し高めの値段かもしれません。
しかし、エンジニアード・ガーメンツがデザインしていて、これだけ凝った作りになっていることを考えると、「2990円+税」という価格は、非常に安いと思います。
まとめ
「Engineered Garments」というブランド名は、日本語に直すと、「巧みに設計された服」という意味です。
そのブランド名の通り、今回のユニクロとのコラボでも「巧みな設計」が垣間見れます。そして、細部をよく見てみると、「さすが」とうならされます。
エンジニアード・ガーメンツのインラインの商品は、価格が高いので、なかなか手が出ないという人も多いでしょう。シャツでも、2万円以上したりするからです。
しかし、今回のユニクロとのコラボ商品は、「2990円+税」という非常にお手軽な価格で買うことができます。
この値段で、エンジニアード・ガーメンツがデザインした商品を買えるというのは、すごいことだと思います。
そのため、この商品が気になった方は、気軽に購入してみてもいいのではないかと思います。
そして、これをきっかけにエンジニアード・ガーメンツを知った人は、せっかくの機会ですから、このブランドについて、詳しく調べてみるのも面白いと思いますよ。
そうしていくことで、自分の中のファッションの幅が、広がっていく部分もあると思うので。