しょうの雑記ブログ

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アウトドアブランド、「patagonia(パタゴニア)」の魅力について

 自分は、あまりアウトドアの活動はしないのですが、「アウトドアブランドの洋服」は好きで、よく着ます。

 

 アウトドアブランドの洋服は、アウトドアで活動しやすいように作られています。

 

 そのため、街で着ても、とても機能的で、便利だからです。

 

 そして、最近のアウトドアブランドの洋服というのは、「デザインが優れたもの」が多くなっています。

 

 ブランド側も、「街で着ること」も意識して製品を作るようになっているので、街でも違和感なく、おしゃれに着られるものが沢山あります。

 

 そして、実際、アウトドアブランドの服を街で着る人は増えています。

 

 アウトドアブランドには様々なものがありますが、その中でも、自分が特に好きなのが「patagonia(パタゴニア)」です。

 

 パタゴニアというブランドをよく知らない人もいると思うので、まずはパタゴニアについて説明します。

 

 

 

 

 

 

パタゴニアとは

 「パタゴニア」は、アメリカのアウトドアブランドです。

 

 「パタゴニア」というのは南米の地名になりますが、アメリカのブランドです。

 

 パタゴニアを代表するアイテムとして、「フリース」があります。

 

 今では、フリースと聞くと「ユニクロ」を思い浮かべる人は多いと思います。

 

 しかし、世界で初めてフリースを開発したのは、この「パタゴニア」なのです。

 

 パタゴニアのフリースは、着ていて暖かいのはもちろんですが、デザイン性にも優れていて、根強いファンが多いアイテムです。

 

 パタゴニアでは、フリースの他にも「マウンテンパーカー」「ダウンジャケット」「バッグ」など、アウトドアで使える様々な製品を作っています。

 

 また、本格的なアウトドアで用いる服だけでなく、「Tシャツ」「シャツ」「スウェット」など、街で着られるカジュアルなアイテムも数多く展開しています。

 

 そういったアイテムも、人気があります。

 

 自分が、初めてパタゴニアというブランドを知ったのは、1990年代の後半頃です。自分は、当時は中学生か高校生くらいだったと思います。

 

 その当時、「ファッションとしてのアウトドアブランドブーム」がありました。その中で、「おしゃれなアウトドアブランド」の一つとしてパタゴニアを知りました。

 

 当時は、「パタゴニアを着ていれば、おしゃれだと思われるのではないか」というくらいの感覚で、パタゴニアの服を着ていました。

 

 しかし、パタゴニアというブランドを詳しく調べていくと、ファッション性が高いだけではない、様々な魅力に気づき、さらにこのブランドが好きになっていきました。

 

 

 

 

 

パタゴニアの魅力

  ここからは、自分が思う「パタゴニアの魅力」について解説していきます。

洋服の作りの良さ

 パタゴニアの製品は、全体的に、値段は高めです。

 

 しかし、その値段に見合ったしっかりりした作りをしていると思います。

 

 アウトドアブランドにとって、「服の作りの良さ」というのは、重要なポイントだと思います。

 

 アウトドアの過酷な環境で使うには、作りが悪いというのは致命的です。

 

 その点、パタゴニアは、アウトドアでも耐えうる、しっかりした服を作っています。

 

 そして、本格的なアウトドアで使う製品だけでなく、街着用の製品も、作りはしっかりしています。

 

 「街で着る用のシャツ」なども、縫製はしっかりしています。

 

 また、細かい部分を見ても、こだわって作っていることがわかります。そのため、何シーズンも使い続けることができます。

 

街で着られる、シンプルで、洗練されたデザイン

 自分は、あまりアウトドアの活動をしません。

 

 そのため、アウトドアブランドの洋服を選ぶ際は、「街で着られるデザインかどうか」を重視します。

 

 パタゴニアの服というのは、他のアウトドアブランドに比べて、「街で違和感なく着られるデザイン」の服が多いです。

 

 アウトドアブランドの服というと、「派手なデザイン」のイメージがある人も多いでしょう。

 

しかし、パタゴニアの服は、「シンプルで、落ち着いたデザイン」のものが多いです。

 

 そして、シンプルでありながらも、どこか洗練されたデザインとなっています。

 

 パタゴニアは、アウトドアブランドなので、赤や黄色のような原色を使ったカラーの服もあります。

 

 しかし、そういった派手な色を使った物でも、デザイン自体はシンプルなので、街着でも取り入れやすくなっています。

 

 また、Tシャツなどのグラフィックも洗練されていて、センスを感じます。

 

環境に対する意識の高さ

 パタゴニアは、環境問題に対する取り組みにも力を入れています。

 

 そういう姿勢も、パタゴニアを支持したくなる理由の一つです。以下に、環境問題に対して、パタゴニアが行っている取り組みをまとめてみました。

 

綿素材の製品には、無農薬のオーガニックコットンを使用している

 パタゴニアの、綿素材を使った製品には、無農薬のオーガニックコットンを使用しています。

 

 オーガニックコットンは、環境に優しく作られているコットンです。

 

 どうせ買うなら、こういった製品を買いたくなりますね。

 

 また、パタゴニアの綿素材の製品は、肌触りも柔らかくて素晴らしいです。

 

リサイクル製品の開発に力を入れている

 パタゴニアは、リサイクル製品の開発をしています。

 

 例えば、「使用済みのペットボトルや古着を再利用してフリースを作る」といったことを行っています。

 

 使用済みのペットボトルや古着というのは、放っておいたらゴミになるものです。

 

 しかし、ゴミになるものを再利用して製品にできれば、ゴミは減らせます。

 

 リサイクル製品を作るには、普通の製品よりもコストがかかります。

 

 しかし、コストをかけてでも、「ゴミを減らして、環境を良くしたい」と考えている姿勢には、好感が持てます。

 

直営店では、マイバッグの持参を勧めている

 パタゴニアの直営店で買い物をすると、「マイバッグは持っていますか?」と聞かれます。

 

 そして、マイバッグを持っている人には、ショッピングバッグに商品を入れず、そのまま渡されます。

 

 マイバッグを持参することを煩わしく思う人もいるかもしれません。

 

 しかし、洋服を買って、商品をショッピングバッグに入れてもらっても、そのショッピングバッグは、すぐに捨てられてしまいます。

 

 そう思うと、そのショッピングバッグは無駄になりますし、環境にも良くありません。

 

 アパレルメーカーでマイバッグを推奨しているところは多くはないと思います。

 

 そんな中、パタゴニアでは、マイバッグを推奨しているので、そういった姿勢もいいなと感じます。

 

 

 

 

 

修理のサービスを受け付けている

 パタゴニアは、公式で、修理のサービスを行っています。

 

 物によっては修理が難しい製品もあるようですが、多くの製品が、修理可能となっています。

 

 企業としては、修理せずに、新しいものを買い換えてもらった方が、利益は上がるでしょう。

 

 ただ、環境のことを考えると、新しいものを買い換えるより、修理して使い続けた方がゴミは減らせます。

 

 そのため、パタゴニアは、公式で修理サービスを行っているのだと思います。

 

 そういう、「利益最優先ではない」ところも、パタゴニアの良さだと思います。

 

 また、ユーザーにとっても、愛着のある服を修理して長く使えるというのは、嬉しいことです。

 

直営店の店員の、感じの良さ

 自分は、時々、パタゴニアの直営店に行くことがあります。

 

 パタゴニアの直営店に行って店員さんと話すと、いつも、「みんな、感じがいい」と思います。

 

 パタゴニアの直営店というのは、「チェーン店」です。

 

 しかし、一般的なチェーン店とは違う、「店員の親切さ」や「店員との話しやすさ」を感じます。

 

 チェーンのアパレルの店員の中には、いかにも、「なんとかして売ってやろう」という下心が丸見えの接客をする人がいます。

 

 そういう店員に当たってしまうと、話していてとても疲れます。

 

 そして、逆に、買う気が失せてしまうこともあります。

 

 しかし、パタゴニアの店員には、「なんとかして売ってやろう」という押しつけがましさは感じません。

 

 「この製品には、こんなおすすめポイントがありますよ。

 

 もし気に入ったら、買ってくださいね」という感じなのです。

 

 そうなると、店員さんとの会話も楽しくなります。それにより、「買いたいな」という気持ちが、自然に湧いてきます。

 

 パタゴニアの店員に感じのいい人が多いのは、パタゴニアの「社風」が関係していそうです。

 

 パタゴニアという会社は、他の会社ないユニークな取り組みを行っています。

 

 パタゴニアでは、どうやら、「勤務中でも、社員はサーフィンに行ける」ようなのです。

 

 社員は、勤務時間中でも、「サーフィンに行きたい」と思ったら、行くことができるようです。

 

 パタゴニアは、アウトドアブランドです。

 

 そのため、社員にも、アウトドア活動を積極的に行うよう推奨しています。

 

 そのため、「勤務中でも、サーフィンに行ってもよい」となっているようです。

 

 しかし、それを聞くと、「それで仕事はまわるのか?」という疑問が出てきます。

 

 どうやら、パタゴニアでは、ある社員がサーフィンに行っている間は、「残った社員でその穴埋めをする」という仕組みがあるようなのです。

 

 元々そういう仕組みがあるので、勤務中でも、サーフィンに行けるようなのです。

 

 こういった、自由な社風が、社員の接客の良さにつながっている気がします。

 

 そして、積極的が良いと、ついつい何度も、直営店に足を運びたくなります。

 

 

 

 

 

まとめ

 この記事を読んで、パタゴニアに興味を持った人がいたら、まずはお店に行って、パタゴニアの製品を見てください。

 

 実際に見ると、パタゴニア製品の魅力がよりわかると思います。

 

 直営店が近くにあれば、直営店に行ってみてください。

 

 そうすると、親切な店員さんが、パタゴニアの製品について、詳しく教えてくれます。

 

 パタゴニアの製品は、値段が高めなので、そう頻繁には買えません。

 

 しかし、好きなブランドではあるので、今後も定期的に直営店に足を運んで、パタゴニアの製品を、少しずつ揃えていきたいと思っています。

 

 また、パタゴニアは、洋服だけでなく、小物も色々出しています。

 

 小物も、洋服と同様、デザインも良く作りもしっかりしています。

 

 そのため、「なかなか洋服にお金がまわせない」という人は、まずは手頃な小物から揃えていくというのもありだと思います。

 

 パタゴニアは、製品が良いのはもちろんですが、それに加えて、このブランドが持つ、「型にはまらない自由な雰囲気」がとても好きです。

 

 「企業理念」についても、共感できる部分が多いです。

 

 このように、何か物を買う際は、その製品だけを見るのではなく、「企業理念」を調べてみて、企業理念に共感できる会社の製品を買ってみるのも面白いのではないでしょうか。

 

https://www.patagonia.jp/home/