誰もが、「できれば、かっこよくなりたい」と思ったりしますが、「かっこよさ」の定義は人によって違います。
全ての人が「かっこいい」と思うことは存在しません。
多くの人が「かっこいい」と思うことでも、自分としては「あまりかっこよくない」と思ってしまうこともあります。
逆に、自分が「これがかっこいい」と思っても、人から「かっこ悪い」と言われてしまうこともあります。
誰でも、人から「かっこいい」と言われたら嬉しいものです。そして、一度言われると、もっと言われたくなります。
そうなると、「どうしたら、人からかっこよく見られるか」を考え始めてしまいますが、これをまず第一に考えることはやめましょう。
なぜなら、「人からかっこよく見られるか」を第一に考えてしまうと、自分の軸がなくなるからです。
「他人からの評価」というのは、非常に曖昧なものです。
ある人は「これがかっこいい」と言うかもしれないですが、別の人に聞いてみると「これはかっこよくない」と言うかもしれません。
そうなると、誰に合わせるべきなのか、わからなくなります。
そして、他人の目を気にしていると、無用なストレスがたまります。
「他人に合わせる」ということは、言い換えると、「自分を消す」ということです。そればかりやっていると、どんどんストレスが蓄積してしまいます。
だから、もしあなたが「かっこよくなりたい」と思うなら、まず第一に「自分が思うかっこよさ」を追及すべきです。
自分が、「これがかっこいい」と強く思うことであれば、他人から「かっこ悪い」と言われても気にすることはありません。
そして、「こうした方がもっとかっこよくなるかもしれない」と思うことがあれば、どんどんそういうことをやってみて、自分が思うかっこよさを追求して深めていきましょう。
最初は、あなたの追及しているかっこよさをバカにする人もいるかもしれません。
でも、そのかっこよさを本当に深く追求していくと、「あなた独自の味」が出てきます。借り物ではない、「あなたにしか出せないかっこよさ」になるのです。
そして、他人からどう見えるかを気にしていなかったとしても、もしあなたが本気で「自分が思うかっこよさ」を突き詰めたのであれば、必ず誰かしらは、あなたのかっこよさを認めてくれる人が現れます。
だから、もし本気で「かっこよくなりたい」と思うなら、他人の目を恐れず、「あなたが思うかっこよさ」をとことん追求してみましょう。
そうした方が、人生が面白い方向に転がっていきやすくなりますし、充実感も得られるはずです。