「自信を持つ」というのは、なかなか難しいことです。
自分で「自信がある」と一旦思ったことであっても、他の人から「これはダメ」と言われると、すぐ自信がなくなってしまったりします。
どうしても、「自分に関する悪い情報」は気になります。
自分に関する良い情報が入っていたとしても、自分に関する悪い情報が入ってきてしまうと、「やっぱり自分はダメか」と思ってしまう人も多いでしょう。
確かに、自分に関する良い情報と悪い情報を両方入れて、自分について客観的に考えてみることは大事です。
しかし、悪い情報にばかり気を取られて過度に自信をなくしてしまうのならば、情報を取り入れる意味がありません。
そのため、「自分の悪い情報が気になって、すぐに自信をなくしてしまう」という人は、あえて悪い情報を取り入れずに、良い情報ばかりを取り入れるようにするのも手です。
「自分に関する悪い情報」というのは、自分で探すつもりがなくても自然に耳に入ってきてしまったりします。
それならば、わざわざ自分から悪い情報を取り入れようとする必要はありません。
だから、普段は、「自分に関する良い情報はないかな」ということにアンテナを張って過ごしていくといいでしょう。そうすると、「意外と、自分に関する良い情報はあるものだな」ということに気づきます。
良い情報というのは、注意していないと気づかないものですが、注意していると意外と多く見つかったりします。
しかし、「『自分に関する良い情報』ばかり仕入れていると、考え方が偏るのではないか?」と思う人もいるでしょう。
確かに、偏る部分もあるかもしれませんが、偏っても気にしない方がいいと思います。
第一、「自分に関する情報を、全く偏りなく仕入れる」ことは不可能です。
自分に関する情報の全てを聞けるはずはないですし、全てを聞けないということは、仕入れた情報は必ずどこか偏っているということです。
自分の気分が良くなるのならば、ある程度、「自分に関する情報」は、良い情報に偏って仕入れてもいいのではないでしょうか。
それに「知らぬが仏」ということわざがあるように、自分に関する悪い情報を仕入れてしまったがために、それに自分の考え方が影響されて、考え方も悪い方向へ進んでしまうことがあります。
そうなるくらいなら、そんな悪い情報は知らない方が自分のためになります。
だから、「自分の気分が良くなるのであれば、自分の都合のいい情報だけ集めてもいい」と思っておきましょう。
その方が、気分良く毎日を過ごせます。
ある意味、「勘違い」になるかもしれないですが、「いい風に解釈する勘違い」なら、どんどんしていって構いません。
その方が自分に対して自信が持てるようになります。
そして、自分に自信があった方が、物事もうまくいきやすくなります。