しょうの雑記ブログ

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「怒髪天」というバンドの魅力について

 今回は、僕の好きな「怒髪天」というバンドの紹介をします。このブログの読者の方には、「怒髪天を知らない」という方もいるかと思います。そういう方のために、詳しく説明します。

 

 怒髪天は、北海道出身のバンドです。メンバーは、「増子 直純さん(ボーカル)、上原子友康さん(ギター)、清水 泰次さん(ベース)、坂詰 克彦さん(ドラム)」の4人組です。

 

 結成は1984年です。途中、活動を休止していた期間もあったようですが、結成してからもう30年以上経っています。

 

 音楽性は、パンクロックを基調として、そこに和の要素が加わります。「R&E(リズム・アンド・演歌)」と呼ばれたりします。演歌や日本の歌謡曲からも影響を受けているようです。パンクロックを基調としてはいますが、曲によって、音楽性の幅は広いです。激しい曲もありますが、切ないしっとりとした曲や、コミカルな曲もあります。色々なテイストの曲があるのも、怒髪天の魅力の一つです。

 

 怒髪天は、バンド名はいかついですが、「曲はポップで覚えやすい」と思います。怒髪天の楽曲は、ギターの上原子さんが作曲をして、ボーカルの増子さんが歌詞を書いています。メロディーが覚えやすいのは、上原子さんの手腕でしょう。そして、増子さんが手がける歌詞は、非常に熱いものが多く、聴いていて背中を押されるような気分になります。いろいろ苦労してきたせいか、「社会にうまくなじめない人にも響く歌詞」が多いです。「人生、なかなかうまくいかない」と思っている人には、余計に響くかもしれません。そして、熱い歌詞だけではなく、コミカルでユーモアあふれる歌詞も書けたりします。

 

 怒髪天というバンドは、「ボーカルの増子さんの人間力」が大きな魅力になっています。増子さんは、周囲の人やファンから「兄貴」「兄ィ」などと呼ばれる、男気あふれる、兄貴キャラです。しかし、それでいて、厳しい部分だけでなく、コミカルな部分やちょっと抜けている部分もあるので、その「人間的魅力」にひかれてしまうのです。

 

 怒髪天の音楽は、音源で聴くのもいいですが、何といっても、「ライブ」が素晴らしいです。ボーカルの増子さんは、ライブでは、力を振り絞って歌い上げます。ライブで聴いていると、その熱が伝わってきて、こちらの気持ちも熱くなります。客もそれに応じて、拳をつきあげていたりしています。

 

 また、キャリアも長いので、演奏にも安定感があります。単純に、「ロックバンドとしての演奏の完成度」も、非常に高いと思います。

 

 そして、怒髪天のライブは、「MC」も大きな魅力の一つです。MCは、ほとんど、ボーカルの増子さんが行います。増子さんは喋りがうまく、MCの中でもどんどん小ネタを放り込んできて、会場を爆笑の渦に巻き込みます。増子さんのMCを聴いていると、まるで、綾小路きみまろの漫談を聴いているような気分になります。MCを聴いていると、「増子さんは、きっと、芸人になっていても成功しただろうな」と思ってしまいます。

 

 しかし、増子さんのMCは、ただ面白いだけではありません。基本的にはふざけていることが多いですが、時には真剣になって、観客の背中を押してくれるような、熱い言葉を言うこともあります。怒髪天は、売れるまでに時間がかかり、沢山、苦労を重ねてきたバンドです。そういう経験からくる「言葉の重み」が、増子さんのMCにはあります。そういう言葉を聴くと、時には涙ぐんでしまうこともあります。自分は、ライブに行くときは、曲を聴くのと同じくらい、増子さんのMCも楽しみにしています。そこまでMCが楽しめるバンドは、なかなかいないと思います。

 

 もしこの記事を見て、「怒髪天というバンドを初めて知った」とか「怒髪天の音楽に興味を持った」という方がいたら、ぜひCDで楽曲を聴いたり、ライブに足を運んでみてください。特に、ライブに行くと、怒髪天の魅力がダイレクトに伝わると思います。

 

 怒髪天というバンドは、ある意味クセが強いので、最初は少し抵抗があるかもしれません。しかし、一度はまると、「珍味」のような味わいがあるので、抜け出せなくなると思いますよ(笑)。

 

 人生、辛いことも多いですが、怒髪天の音楽を聴くと、「辛い人生を生き抜くための活力」をもらえます。

 

 そして、「怒髪天の音楽は『人生そのもの』だな」とも思います。人生では、辛くて悲しいこともあれば、嬉しくて楽しいこともあります。そういった、人生の喜怒哀楽が、怒髪天の音楽には凝縮されているような感じするのです。怒髪天の音楽を聴くと、「人生、色んなことがあるけれど、それぞれの瞬間に、しっかりと向き合って生きなきゃいけないな」と思わされます。