みなさん、洋服は好きでしょうか?
「洋服が好き」という人は多いと思います。
今は、お店に行ったり、ネットを見たりすると、様々なものが売っています。
そこで、かっこいい服を見つけると、つい「欲しい!」となる人は多いでしょう。
僕自身も、洋服は好きで、昔は結構色々なデザインのものを買っていました。
しかし、色々買ってきた中で、最近は、「洋服って、実は、かっこいい服を選ぶより、『かっこよすぎない服』を選んだ方がいいんじゃないか?」という気持ちになってきました。
それを聞いて、「なんで? かっこいい服の方がいいじゃん」と疑問に思う人は多いでしょう。
そこで、「なぜ、かっこよすぎない服がいいのか」について説明していきたいと思います。
かっこよすぎない服がいい理由
飽きずに着られる
多くの人が「かっこいい」と思う服というのは、「個性が強い服」が多いです。
個性が強いからこそ、多くの人の目をひいて、「かっこいい」と思われるのです。
しかし、「個性が強い」ということは、「飽きがくるのが早い」傾向があります。
だから、最初に、「これは個性的でかっこいい」と思った服というのは、結構早く飽きてしまい、すぐに着なくなってしまうパターンは多いです。
また、個性の強い服というのは、最先端のデザインを取り入れています。
そのため、そのデザインが流行しているうちは、目をひくデザインなので、「かっこいい」とみんなが言ってくれます。
しかし、流行が過ぎると、みんな、「ダサい」と言い始めます。そして、流行のサイクルは早いので、すぐに着られなくなります。
それに対して、「かっこよすぎない服」というのは、デザインはベーシックで、人目をひかないものが多いです。
そのため、人によっては、「地味すぎる」と映るかもしれません。
しかし、そういったインパクトのない服の方が、長年愛用できたりするのです。
着心地がいい
「かっこいい服」というのは、「着心地より、見た目を優先している」傾向があります。
そのため、かっこよく見えるよう、シルエットがシャープなものが多いです。
しかし、そうなると、着心地は悪くなります。
最初は、「かっこよく見せるため」と我慢して着ていても、着心地が悪いと、どうしても段々着なくなっています。
その点、「かっこよすぎない服」は、シルエットにゆとりのあるものが多いです。
確かに、シャープなものに比べると、見た目のかっこよさは落ちるかもしれませんが。しかし、その方が、着心地が良いため、長く着ることができます。
価格が安い
「かっこいい服」というのは、「最先端のデザイン」や「最先端の素材」を使っている場合が多く、作るのに、コストがかかります。そしてそれは服の価格にも反映されるので、どうしても値段が高くなります。
また、高級ブランドの服というのは、まさにみんなが「かっこいい」と言うような服です。ただ、そういうブランドというのは、「ブランド料」が服に入っているので、余計に割高になります。
その点、「かっこよすぎない服」は、定番のデザインなので、デザイン料はあまりかかりません。
また、素材も、素朴なものを使っている場合が多いです。
そうなると、コストが抑えられるので、比較的安い価格で買うことができます。
では、「かっこよすぎない服なら何でもいいのか?」と言うと、そうではありません。
「かっこよすぎない服」を適当に選んでしまうと、見た目がダサくなりすぎたり、長く着られなかったりします。
そこで、ここでは、「見た目がそこそこよく、長く着られる、かっこよすぎない服」を選ぶ時のポイントについて説明していきます。
「かっこよすぎない服」を選ぶ時のポイント
昔からずっと使われているデザインのものを選ぶ
デザインは、なるべく「昔から使われているデザイン」のものを選びましょう。
「昔から使われているデザイン」というのは、「ずっと生き残ってきたデザイン」と言えます。
時代の変化に負けず、ずっと生き残っているというのは、そのデザインが優れているからです。
だから、そういうデザインを選びましょう。
服を選ぶ際は、「このデザインは、昔から使われているものか?」ということを考えながら選ぶといいでしょう。
また、昔からずっと使われているデザインを選べば、今後もずっと着られる確率は高くなります。
素材感の良いものを選ぶ
長く着るためには、「素材」は重要です。
悪い素材を選んでしまうと、すぐに着れなくなりますが、良い素材を選べば、長く着ることができます。
しかし、「良い素材」を見極めるのは難しい部分があります。
例えば、同じ「綿」でも、悪い素材のものもあれば、良い素材のものもあります。
しかし、服の素材表記を見ただけでは、同じ「綿」という表記なので、良し悪しはわかりません。
良い素材の見極め方は、まず、見た目で、「素材感が良い」と感じるものを選びましょう。
次に、触ってみて、「肌触りが良い」と感じたら、それは良い素材である確率が高いです。
なるべく、そういうものを選びましょう。
シルエットにゆとりのあるものを選ぶ
「長く着る」ためには、着心地が重要です。
あまりタイトだと、着心地が悪くなってしまいます。
そのため、程よいゆとりのあるシルエットのものを選びましょう。
ただ、「着心地」を重視しすぎると、ダボダボのものを選びがちですが、これは良くありません。
そうなると、「部屋着」に見えて、「かっこよすぎない」ではなく「ダサい」になってしまいます。
だから、「気持ちやぼったい」くらいに見えるサイズ感がベストだと思います。気持ちやぼったく見えるくらいの方が、着心地が良くて、長く着れたりします。
おすすめのブランドは「無印良品」
「かっこよすぎない服を選ぶ場合、「どこのブランドがいいのだろう?」と思う人もいるかもしれません。
自分の一番のおすすめのブランドは、ズバリ、「無印良品」です。
無印良品の服は、はっきり言って、デザインは地味です。
ただ、ベーシックなデザインを採用しているので、長く着られます。
また、素材にもこだわっていて、価格も手ごろです。
「かっこよすぎない服」を探す場合は、まずは無印良品の中から探してみるのがいいのではないでしょうか。
まとめ
無印良品の服以外にも、「かっこよすぎない服」は沢山あると思うので、自分なりの「かっこよすぎない服」を探してみてはいかがでしょうか。
あえて「かっこよすぎない服」を選んだ方が、長年愛用できる服に出会える確率は上がると思いますよ。