「最近、全然楽しいことがない」と思っている人は、結構いるはずです。
人間、生活していると、様々なストレスに直面します。
そして、そのストレス状態が続くと、今まで楽しいと思っていたことをしても、楽しめなくなってしまったりします。
これは少しまずい状態です。
それが続くと、最終的にはうつ状態になってしまいます。
そうなることは、なるべく避けたいところです。
そうならないためには、楽しいことを早く見つけた方がいいでしょう。
しかし、「楽しいことがない」と思っている時というのは、活動のエネルギーが低下している時です。
そういう状態の時は、「遠くに旅行に行く」といったような、大きなエネルギーを必要とすることはしにくくなります。
だから、もっと手軽に、すぐにできる楽しいことを見つけたいところです。
「楽しいことがない」と思っている時に、やってみるといいのは、「太陽の光を浴びる」ことです。
それを聞いて、「なんだ、そんなことか」と思う人もいるでしょう。
しかし、これは意外とバカにできません。
多くの人にとって、太陽の光というのは、「なんとなく浴びている」ものです。
「集中して、太陽の光を浴びている」人はほとんどいません。
しかし、試しに、「集中して太陽の光を浴びる」ことをしてみましょう。
晴れている日に、外に出て、目をつぶって太陽の光を浴びます。
そうすると、「太陽の光って、こんなに気持ち良かったのか」と改めて気づき、「太陽の光を浴びるのは楽しい」と思うはずです。
まあ、夏だと暑すぎて気持ちいいとは感じられないでしょうが、夏以外の季節ならば、大抵の場合「気持ちいい」と感じられ、楽しめるはずです。
「太陽の光を浴びること」の良さは、その「手軽さ」です。
晴れている日ならば、外に出ればすぐ浴びることができます。
しかもお金もかかりません。
それでいて、気持ち良くて、気分も明るくなるのだから、いいことづくめです。
今の時代は、色々複雑になってきているので、こういう「原始的な気持ち良さ」というのは忘れがちです。
しかしそこであえて、「太陽の光を浴びる」という原始的なことをしてみると、気分が大きく変わって、前向きになったりするものです。