場面緘黙症だった僕の、その後の人生

小学校時代に場面緘黙症を経験。社会に出た後も、仕事になじめずに苦しむ。社会にうまく適応できないという悩みあり。このブログが、同じような悩みを持っている方の参考になれば幸いです。

「成長すること」を一番の目標にしない

 今の時代は、「どれだけ成長したか」が重視される社会です。学校では、昔と今の成績を比べて、成績が伸びていたらほめられますし、前より成績が悪ければ叱られます。会社に入っても、同じようなことは続きます。営業の仕事につけば、以前の営業成績と今の営業成績を比べられます。以前より成長していればほめられるし、成長がみられなけらば叱られます。

 

 確かに、人間、継続して何かに取り組んでいれば、段々とうまくなって成長することは多いです。そして、自分自身で成長していることを実感できれば、気分は良くなります。また、周りの人から成長していることをほめられると、嬉しくなります。そう考えると、「成長すること」のメリットは大きいと言えます。

 

 しかし、何か物事を続けたとしても、必ず成長できるとは限りません。経験を積んだため、考え方が固定化し、逆に「柔軟な発想ができなくなる」こともあります。そうなると、なかなか成長が実感できなくなったりします。

 

 また、加齢の問題もあります。一般的に、「記憶力」や「体力」は、年齢を重ねるごとに落ちていく傾向があります。そうなると、経験が増えても、加齢による衰えもあるため、トータルとして成長が実感できないこともあります。

 

 「成長すること」を一番の目標にしてしまうと、うまく成長できなかった時に、成長できていない自分を責めるようになってしまいます。また、「あんなに沢山時間をかけて取り組んだのに、成長できなかった」と無力感に陥ってしまったりします。そうなると、気分はどんどん落ち込んでいってしまいます。

 

 こういったデメリットを考えると、何か物事に取り組む際は、「成長すること」を一番の目標にしない方がいいのではないでしょうか。「成長すること」を一番の目標にして物事に取り組むのではなく、「今、集中して物事に取り組めているかどうか」を重視しましょう。

 

 一つ一つに集中して取り組むことができれば、成長できる確率は上がります。また、成長できなかったとしても、「あの時は、集中して物事に取り組めていたな」という満足感は残ります。

 

 「成長を実感すること」は、確かに嬉しいことです。しかし、それを重視しすぎると、大切なものを見失ってしまう確率は高くなります。そのため、「結果的に成長できていたらラッキー」くらいに考えて、成長することを目標にはせず、目の前のこと一つ一つに集中して取り組んでいくようにしましょう。