しょうの雑記ブログ

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予定を必ず守ろうとしない方がいい理由

 周囲の人を見ていると、「予定に縛られている人が多い」と感じます。自分の周囲だけではなく、日本人の大半が予定に縛られているような気がします。

 

 仕事をしている人は、仕事の予定がどんどん入ってきます。また、仕事が休みの日でも、プライベートの予定がぎっしり入っている人は多いです。

 

 日本人は、基本的に予定をきっちり守る人が多いです。

 

 仕事の予定はもちろん、プライベートの予定も、入れたからにはきっちり守らなければと考えがちです。

 

 そして、予定をうまく守れなかった場合は、「自分は予定も守れないダメな奴だ」と自分を責めてしまったりします。

 

 そうなってくると、予定を守ることが第一優先になり、物事をうまく楽しめなくなります。

 

 しかし、「予定」というのは、本来そんなに明確に決まっているものなのでしょうか。

 

 よく考えてみると、「予定」というのはかなりあいまいなものだということがわかります。

 

 例えば「何時に、どこどこに集合」という予定があったとします。

 

 しかし、電車が何らかの拍子で遅れてしまえば、その場所に時間通りに着けません。

 

 また、当日、風邪で熱を出してしまえば、その場所に辿り着くことすらできません。

 

 何かが起こったために、「予定を変更する」ことはいくらでもありえます。

 

 「予定がきっちり守られる」というのは、決して当たり前のことではないのです。

 

 そのため、予定に縛られて身動きが取れなくなっている人は、「別に、予定は必ず守らなくてもいい」と考えるようにしましょう。

 

 「予定は守れたら守るけど、守れなくても仕方がない」くらいに考えましょう。

 

 そうすることで、予定がびっしり入っていたとしても、心の余裕が生まれます。

 

 それに、自分が予定を守れなかったとしても、相手に心を込めて謝れば、大抵の場合、相手は許してくれます。

 

 だから、予定を守れなかったとしても、その後の対応をきちんとしていれば、いくらでも挽回はできるのです。

 

 そもそも、未来を完全に予測できる人はいないのに、「予定を必ず守れ」という風潮はどこかおかしいです。

 

 現代は、予定に人間が管理され、ストレスがたまりやすい社会です。

 

 しかし、それにのまれるのではなく、そこで考え方を少し変えて、予定だらけのこの社会を、うまく乗り切っていきましょう。

 

 「予定を必ず守ろう」と考えるより、「予定は未定」くらいに考えておいた方が、うまくやっていけるのではないでしょうか。