場面緘黙症だった僕の、その後の人生

小学校時代に場面緘黙症を経験。社会に出た後も、仕事になじめずに苦しむ。社会にうまく適応できないという悩みあり。このブログが、同じような悩みを持っている方の参考になれば幸いです。

メンタルが病んでしまった人には、運動は、水泳がおすすめ

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 自分は、以前、適応障害で休職していたことがあります。休職当初は、家にこもってばかりで、あまり外に出かけませんでした。しかし、そういった生活が続くと、運動不足になり、体力が落ちていることを実感しました。それに気づいた時に、「何か運動を始めなければ」と思うようになりました。それに、運動をすると、気分も少し前向きになるかなと考えました。

 

 自分は、元々、運動が得意ではありません。学校の体育の授業で団体競技を行うと「お荷物扱い」でした。そのため、運動に対する苦手意識が強くなり、それまであまり運動をしてきませんでした。そのため、自分にどんな運動が合うのかわかりませんでした。そこで、まずは手軽にできる運動から、色々と試してみました。

 

 最初に、ランニングを試してみました。試しに、近所の公園を走ってみました。運動不足のためか、ちょっと走っただけで、「しんどい」と思い、脚も痛くなり、長く走ることはできませんでした。やってみると、しんどいだけで、楽しさを感じることはできませんでした。「これは、とても続かないな」と思い、ランニングを取り入れることは諦めました。

 

 次に、筋トレも試してみました。とりあえずは、家でできる自重筋トレを行いました。具体的には、「腕立て伏せ」「スクワット」などです。こちらも「しんどいばかりで楽しくない」と思い、取り入れないことにしました。

 

 「一番手軽にできる運動」ということで散歩もしてみました。確かに散歩は、それほど疲れずに行えるのですが、散歩をしてもあまり「運動をした」という気分にはなりません。「運動としてはちょっと物足りない」と感じ、他の運動を探してみることにしました。

 

 そこでふと思いついたのが「水泳」でした。自分は、一応泳げましたが、「なんとか泳げる」程度のレベルで、泳ぎ方も、まともにできるのはクロールくらいでした。そのため、「果たして水泳が続くのか?」という不安もありました。ただ、「水の中に入るのは、気持ちよさそう」と思い、やってみたくなりました。そして、「まあ、泳げなければ、水中ウォーキングでもすればいいや」と思い、水泳を試してみることにしました。

 

 水泳ができる施設がないか探したところ、近所に、水泳がメインのスポーツクラブがありました。そのスポーツクラブは、基本的には会員制でしたが、会員でない人も、1日利用券を買えば、使用することができるとのことでした。そこで試しに、1日利用券を購入し、プールを利用してみました。

 

 まず試しに、「どれだけ泳げるだろうか」と思い、泳げるだけ泳いでみました。する と、悲しいことに、25mですら泳ぎ切ることができませんでした。水中の中で手足を動かすと、水の抵抗があるため、すぐに手足がしんどくなりました。また、息継ぎがうまくできず、苦しくなりました。そこで、「水泳って、思っていたより大変なんだな」と感じました。しかし、水中ウォーキングもあったため、初日は、それほどは泳がず、水中ウォーキングをメインに行いました。

 

 初日にして水泳の大変さを実感しましたが、それと同時に「水の中に入る気持ち良さ」も感じていました。確かにしんどかったのですが、他の運動では味わえなかった「気持ち良さ」を水泳では味わうことができました。そのため、しんどさはあったものの、「もう少し水泳を続けてみようか」と思いました。

 

 次に行く前に、ネットで「泳ぎ方」を検索してみました。正しい泳ぎ方を知りたかったからです。うまくできなかった息継ぎの方法も載っていました。それを参考に、次にプールに行った時に、その息継ぎの方法を試してみました。すると、まだぎこちなさはあるものの、初回よりはうまくできて、手ごたえを感じました。

 

 そういう感じで試行錯誤しているうちに、段々と、なんとか見られるくらいには泳げるようになってきました。そして、続けているうちに徐々に上達してきて、初めて25mを泳ぎ切った時は、「やった!」と、達成感がありました。また、さらに距離を伸ばし、「50m」「100m」を泳ぎ切ることができた時も、それぞれ達成感がありました。そういしているうちに、プールに通うことが習慣となりました。

 

 そうしてプールに通ったり、カウンセリングを受けたりしているうちに、心身ともに徐々に元気が出てきて、当時通っていた職場に復職することができました。今思い返すと、復職できたのは、「休職中、水泳を取り入れた」ことが大きかった気がします。「水泳で体力をつける」ことで復職する自信が出てきました。また、メンタル面にも、水泳は良い影響を及ぼしました。

 

 では、ここからは、具体的に、水泳を行うことのメリットと、デメリットを具体的に説明していきます。「水泳を始めてみようかな」と思っている方がいたら、参考にしていただけたらと思います。

 

水泳のメリット

・全身を動かすことができる。

 水泳というのは、全身運動です。手足を鍛えられる他、腹筋も結構使います。泳ぎ終わった後は、腹筋が張っていることが多く、「あ、水泳って、意外と腹筋も使うんだ」と気づかされます。また、意外にも「首」も鍛えられます。クロールで息継ぎをする時は、首をひねって息継ぎを行います。泳いでいる時は何度も息継ぎをするので、それがいい首の運動になります。このように、水泳は、全身を万遍なく動かすことができ、普段あまり使っていない体の部分も動かすことができます。

 

・関節の負担が少ない。

 水泳は、水の中で行う運動です。水の中は、浮力があり、重力による間接の負担を抑えられます。そのため、関節に痛みがあるような方でも、取り入れやすい運動となっています。

 

・雨の日でもできる。

 プールに通う場合は、大抵は、屋内の温水プールに通うことになるでしょう。室内で行うので、雨が降っていても、雨を気にせず運動ができます。ランニングなどは、雨が降っていると、行うことはなかなか厳しいと思います。行えたとしても、かなり行いづらくなるでしょう。しかし、プールであれば、雨の日でもいつもと同じように大なうことができます。

 

・体力がつく。

 プールにしばらく通っていると、以前より体力がついていることを実感します。水泳は、全身運動なので、続けていれば当然、体力がつきます。体力がつけば、体は以前よりも疲れづらくなります。

 

・水に入ることでリラックスできる。

 水に入っていると、リラックスできます。普通、運動というのは、行うと、緊張が強くなりがちです。しかし、水泳の場合は、水の中に入って行うので、適度に体がリラックスした状態で運動を行うことができます。

 

・自分の世界に入れる。

 水泳というのは、ある意味では「自分との闘い」です。泳いでいる時は、泳ぐことに必死になるので、あまり他のことは考えなくなります。そうなると、「自分の世界」に入ることができ、それが心地よかったりします。ただ、慣れてくると、泳いでいる時でも、別のことを考えられたりするのですが、泳いでいる時に考え事をすると、良いアイデアが浮かびやすい気がします。それはおそらく、泳いでいる時は、緊張と弛緩のバランスが、いいバランスで保たれているからでしょう。

 

・疲労感により、眠りやすくなる。

 何か不安なことがあると、夜、寝付けなくなる人は多いです。寝る前に色々考えてしまうからでしょう。そんな時は、運動してみるといいでしょう。特に水泳は、泳いだ後にぐっと疲れが出たりするので、夜に水泳を行うと、寝つきが良くなります。プールは、社会人向けに結構遅くまでやっているところもあるので、寝付けない人は、夜に泳ぐ習慣をつけるといいと思います。

 

 

・長く泳げるようになると自信がつく。

 水泳というのは、続けていると、段々と長い距離を泳げるようになります。そうなると、「成長している」と実感でき、少し自信がついてきます。メンタル的に落ち込んでいる人というのは、自信がない人が多いので、何でもいいから、成長して自信をつける体験が必要です。そういう意味では、水泳は、手軽に自信をつけられるのでおすすめです。

 

 

水泳のデメリット

・会費がかかる。

 ランニングならば、近所を走ればいいので、利用料はかかりません。しかし、プールは、使うには会費を払わなければなりません。会費は、大抵月額で、ある程度の出費は覚悟しなければなりません。

 

 しかし、出費はあるものの、真面目に通えば、出費以上のものが自分に返ってくると自分は思います。

 

・水着になることの恥ずかしさがある。

 「太っている」「痩せすぎている」「ぜい肉が多い」など体系にコンプレックスがある人は多いでしょう。水泳をするには、水着になる必要があります。そのため、体系にコンプレックスがある人は、水着になることに抵抗があったりします。

 

 自分も、だいぶ痩せているので、水着になることに、最初は、抵抗がありました。しかし、プールに通っている人を見て思ったのが、「みんな、あまり他の人のことを見ていない」ということです。プールに通う人は、みんな自分の世界に入っていて、「今日は何m泳ぐぞ」とか、「こういうプログラムで泳ぐぞ」とか、自分のことしか考えてない印象があります。そのため、体系にコンプレックスがある人でも、別に「人から見られている」とは感じないので、水着になっても案外、平気です。

 

 また、最近は色々なタイプの水着が出ているので、「どうしても露出を少なくしたい」という方は、Tシャツタイプの比較的露出が少ない水着も売っています。

 

・プールの利用時間制限がある。

 ランニングならば、自分の走りたい時間に走れますが、プールだと、ジムが開いている時間しか泳ぐことができません。また、水泳教室や、学生の水泳選手が練習で使っている時間があり、ジムが開いている時でも、「この時間は、フリーで泳ぐ人は利用できません」と利用できないことがあります。そのため、「自分は、ちょうどこの時間が空いているのに、利用制限があって使えない」ということもあります。

 

・プールに行くことが、面倒だと感じる時がある。

 プールのあるジムが近くにあればいいですが、案外、プールのあるジムは少ないです。そのため、自宅からジムまで、ある程度、距離が離れていることが多いと思います。そうなると、ついついジムに行くこと自体が面倒になることがあります。特に、冬の寒い時期などは。ただ、行く前は面倒でも、頑張って行くと、行った後は、すっきりして、「行って良かった」という気持ちになることが多いです。

 

 

まとめ

 水泳のメリット、デメリットについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。デメリットもあるものの、個人的には、水泳は、デメリットよりもメリットが多いと感じています。そのため、「水泳に興味がある」という人は、一歩踏み出して、試しにやってみるといいでしょう。ただ、人によって、「合う」「合わない」はあるので、水泳をしてみて、「合わない」と思ったら、無理に続けることはありません。

 

 しかし、試しにやってみたら、水泳の面白さに気づいて、新しい世界が広がることもあると思いますよ。