日頃、「運動不足」で悩んでいる人が多いと思います。
ただ、いざ運動をしようとしても、「どういう運動が良いのかわからない」という人もいるでしょう。
試しに、近所をランニングしてみても、すぐに疲れて嫌になってしまい「三日坊主で終わってしまった」という方も結構いるのではないでしょうか。
自分は、日常的な運動として、「水泳」を以前から行っています。
他の運動だと、三日坊主になることが多かったですが、水泳に関しては、だいぶ長く続けられています。
自分の実感として、水泳は、「定期的に行う運動としては、かなり良い」と感じています。
そこで今回は、「水泳」について、詳しく解説していきます。
まずはメリットについて述べてから、デメリットについても解説します。
水泳のメリット
まずは、水泳のメリットについて解説します。
全身を動かすことができる。
水泳というのは、全身運動です。
手足を鍛えられる他、腹筋も結構使います。
泳ぎ終わった後は、腹筋が張っていることが多く、「あ、水泳って、意外と腹筋も使うんだ」と気づかされます。
また、意外にも「首」も鍛えられます。
クロールで息継ぎをする時は、首をひねって息継ぎを行います。
泳いでいる時は何度も息継ぎをするので、それがいい首の運動になります。
このように、水泳は、全身を万遍なく動かすことができ、普段あまり使っていない体の部分も動かすことができます。
関節の負担が少ない。
水泳は、水の中で行う運動です。
水の中は、浮力があり、重力による関節の負担を抑えられます。
そのため、関節に痛みがあるような方でも、取り入れやすい運動となっています。
雨の日でもできる。
プールに通う場合は、大抵は、屋内の温水プールに通うことになるでしょう。
室内で行うので、雨が降っていても、雨を気にせず運動ができます。
ランニングなどは、雨が降っていると、行うことはなかなか厳しいと思います。
行えたとしても、かなり行いづらくなるでしょう。
しかし、プールであれば、雨の日でもいつもと同じように行うことができます。
体力がつく。
プールにしばらく通っていると、以前より体力がついていることを実感します。
水泳は、全身運動なので、続けていれば当然、体力がつきます。
体力がつけば、体は以前よりも疲れづらくなります。
水に入ることでリラックスできる。
水に入っていると、リラックスできます。
普通、運動というのは、行うと、緊張が強くなりがちです。
しかし、水泳の場合は、水の中に入って行うので、適度に体がリラックスした状態で運動を行うことができます。
自分の世界に入れる。
水泳というのは、ある意味では「自分との闘い」です。
泳いでいる時は、泳ぐことに必死になるので、あまり他のことは考えなくなります。そうなると、「自分の世界」に入ることができ、それが心地よかったりします。
ただ、慣れてくると、泳いでいる時でも、別のことを考えられたりするのですが、泳いでいる時に考え事をすると、良いアイデアが浮かびやすい気がします。
それはおそらく、泳いでいる時は、緊張と弛緩のバランスが、いいバランスで保たれているからでしょう。
疲労感により、眠りやすくなる。
何か不安なことがあると、夜、寝付けなくなる人は多いです。
寝る前に色々考えてしまうからでしょう。
そんな時は、運動してみるといいでしょう。
特に水泳は、泳いだ後にぐっと疲れが出たりするので、夜に水泳を行うと、寝つきが良くなります。
プールは、社会人向けに結構遅くまでやっているところもあるので、寝付けない人は、夜に泳ぐ習慣をつけるといいと思います。
長く泳げるようになると自信がつく。
水泳というのは、続けていると、段々と長い距離を泳げるようになります。
そうなると、「成長している」と実感でき、少し自信がついてきます。
日頃、「自信を持てること」というのは、そう多くはなかったりします。
ただ、水泳に通っていると、手軽に自信をつけられるのでおすすめです。
水泳のデメリット
ここからは、水泳のデメリットについても解説していきます。
会費がかかる。
ランニングならば、近所を走ればいいので、利用料はかかりません。
しかし、プールは、使うには会費を払わなければなりません。
会費は、大抵月額で、ある程度の出費は覚悟しなければなりません。
しかし、出費はあるものの、真面目に通えば、出費以上のものが自分に返ってくると自分は思います。
・水着になることの恥ずかしさがある。
「太っている」「痩せすぎている」「ぜい肉が多い」など体系にコンプレックスがある人は多いでしょう。
水泳をするには、水着になる必要があります。
そのため、体系にコンプレックスがある人は、水着になることに抵抗があったりします。
自分も、だいぶ痩せているので、最初は、水着になることに、抵抗がありました。
しかし、プールに通っている人を見て思ったのが、「みんな、あまり他の人のことを見ていない」ということです。
プールに通う人は、みんな自分の世界に入っていて、「今日は何m泳ぐぞ」とか、「こういうプログラムで泳ぐぞ」とか、自分のことしか考えてない印象があります。
そのため、体系にコンプレックスがある人でも、別に「人から見られている」とは感じないので、水着になっても案外、平気です。
また、最近は色々なタイプの水着が出ているので、「どうしても露出を少なくしたい」という方は、Tシャツタイプの比較的露出が少ない水着も売っています。
プールの利用時間制限がある。
ランニングならば、自分の走りたい時間に走れますが、プールだと、ジムが開いている時間しか泳ぐことができません。
また、水泳教室や、学生の水泳選手が練習で使っている時間があり、ジムが開いている時でも、「この時間は、フリーで泳ぐ人は利用できません」と利用できないことがあります。
そのため、「自分は、ちょうどこの時間が空いているのに、利用制限があって使えない」ということもあります。
プールに行くことが、面倒だと感じる時がある。
プールのあるジムが近くにあればいいですが、案外、プールのあるジムは少ないです。
そのため、自宅からジムまで、ある程度、距離が離れていることが多いと思います。
そうなると、冬の寒い時期などは、ついついジムに行くこと自体が面倒になることがあります。
ただ、行く前は面倒でも、頑張って行くと、行った後は、すっきりして、「行って良かった」という気持ちになることが多いです。
まとめ
水泳のメリット、デメリットについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
デメリットもあるものの、個人的には、水泳は、デメリットよりもメリットが多いと感じています。
人によって、「合う」「合わない」はあるかもしれませんが、「水泳に興味がある」という人は、一歩踏み出して、試しにやってみるといいでしょう。
実際にやってみたら、水泳の面白さに気づいて、新しい世界が広がることもあります。