場面緘黙症だった僕の、その後の人生

小学校時代に場面緘黙症を経験。社会に出た後も、仕事になじめずに苦しむ。社会にうまく適応できないという悩みあり。このブログが、同じような悩みを持っている方の参考になれば幸いです。

無職だと、「派遣の登録で話しただけ」でちょっと嬉しくなることがある

 自分は、もう半年ほど無職の状態が続いています。無職も、最初は楽しいのですが、長くなってくると、心にあまり良い影響を及ぼしません。

 

 無職には、「生活のリズムが崩れる」「自分に自信がなくなる」「人とあまり話さなくなる」といった問題点があります。

 

 まず、無職だと、仕事がない訳ですから、朝早い時間に起きる必要がありません。そのため、起きる時間が遅くなります。特に冬だと、朝は寒いので、余計に早い時間に起きること難しくなります。そして、朝早く起きる必要がないので、寝る時間もついつい遅くなります。こういうことを繰り返していると、生活のリズムはどんどん崩れます。

 

 次に、無職だと、「他人から必要とされること」が一気になくなります。仕事というのは、していると「誰かの役に立っている」という感覚があります。そうなると、少し自分に自信がついてきます。しかし、無職だと、仕事をしていないので、「誰かに必要とされている感覚」がありません。そうなると、「自分は、誰からも必要とされていないんだ」と思うようになり、段々と自信がなくなっていきます。

 

 そして、無職だと「人と話す機会」が圧倒的に減ります。仕事の中には、「人と沢山話す仕事」もあれば「あまり話さない仕事」もあります。しかし、「全く誰とも話さない仕事」というのは、少ないです。大抵の仕事は、誰かしらと話をします。それがわずらわしい時もあるのですが、仕事であっても、「誰かと話す」ことは、人の満足感につながったりします。

 

 無職で、結婚相手がおらず、家族ともあまり仲が良くないとなると、本当に、日常的にほとんど人と話さなくなります。ほとんど人と話さない毎日を送っていると、段々とエネルギーがなくなってくるような感覚があります。

 

 最近は、「正社員じゃなくても、とりあえずバイトや派遣でもいいから働こうかな」という気持ちになってきました。それで、この前、派遣会社の登録に行ってきました。

 

 派遣会社の登録は、まず履歴書と職務経歴書を提出します。そして、派遣会社の営業の人が、それを見ながら、今まで経験した仕事内容について詳しく聴いてくるので、色々と話します。また、今後希望する仕事の条件や職種についても、詳しく聴いてくるので、それについて話します。そのため、登録の際は、結構長い時間、派遣会社の人と話します。

 

 そして、それが終わった時、ふと頭の中に、「今日は、長い時間人と話せて、ちょっと嬉しかったな」なんてことを思ってしまったのです。

 

 派遣会社の人は、仕事で話している訳ですから、別に僕と話したくて話している訳ではありません。そして、僕の方も、「聞かれたから話している」だけで、話したいことを話している訳ではありません。いわば、これは「上辺だけの会話」です。しかし、無職で、じっくり人と話す機会がほとんどない自分にとっては、こんな上辺だけの会話だったとしても、「長く人と話せて、ちょっと嬉しい」と思ってしまったのです。

 

 そんな自分に気づいた時、「あ、このままじゃダメだな」なんてことも思ってしまいました。