しょうの雑記ブログ

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電話が苦手な人の心理と、その対策

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 場面緘黙症を経験した人というのは、ある程度喋れるようになったとしても、「電話が苦手」という人が多いと思います。場面緘黙症だった人は、ある程度克服しても、「話すことがあまりうまくない」という感覚が残っている人が多いのではないでしょうか。そして、「電話で話す」となると、対面して話すよりもハードルが上がります。自分も、いまだに電話は苦手です。ここでは、「電話が苦手な人の心理と、その対策」について考えてみたいと思います。自分が、電話が苦手なのは、以下の4つの理由によるものです。

 

    ①いつかかってくるかわからない。

 ②着信音に驚く。

 ③誰からかかってくるかわからない。

 ④相手の顔がわからない。

 

 

①いつかかってくるかわからない。

 電話というのは、いつかかってくるかわかりません。事前に、知っている人と会って、「何日の、何時頃にかけるよ」と知らされている場合は、心の準備ができます。しかし、そういう場合は例外で、電話というのは、基本的に突然かかってきます。そのため、心の準備ができないまま電話にでることになります。それによって、精神的に敏感な人は、心が乱されます。

 

 

②着信音に驚く

当たり前ではありますが、電話の着信は音によって知らされます。「音」というのは、目には見えないものの、実はすごく刺激が強いものです。急に大きな音がすると、だれもがびっくりして振り返ります。電話の音も、それほど大きくはないものの、突然鳴ります。そのため、他のことに集中している時に、急に着信音が鳴ると、びっくりして不快な気分になるったりします。

 

 

③誰からかかってくるかわからない。

 電話というのは、着信が鳴り、受話器を取ってから相手が名乗るまで、誰からかかってくるかわかりません。そのため、急に嫌な人からかかってくることがあります。そうなると、心の準備ができていないまま嫌な人と話をしなければならないため、余計に心理的にダメージを受けやすくなります。

 

 

④相手の顔がわからない。

 電話というのは、当たり前ですが、声だけでコミュニケーションを取ります。

 人と会って話をする場合は、相手の表情がわかるので、声のトーン以外にも、相手の表情を見て、「機嫌が良さそうか、悪そうか」ということを判断しながら話すことができます。しかし、電話になると、相手の表情がわからないので、声のみで相手の機嫌を判断しなければなりません。しかし、声のみの情報だと、相手の機嫌を推測することは難しいです。そのため、電話だと、相手がどのような気分なのかわからないまま話すことが多くなります。そうなると、自分がどういった対応をすればいいかわからなくなり、それがストレスになります。

 

 

 これらが、自分が電話が苦手な理由です。電話というのは、日常的によく使われる伝達手段ではありますが、よく見てみると、神経が過敏な人にとっては、心を動揺させる要素が多く詰まっていることがわかります。

 

 

 では、次に、電話が苦手な人は、とういった対策をとればよいのか、考えてみましょう。ここでは、「プライベートでの対策」「仕事での対策」を考えてみましょう。まずは、プライベートでの対策です。対策は、以下の3つです。

 

 

電話が苦手な人の対策(プライベート)

①固定電話は契約しない。

②携帯をサイレントモードにする。

③連絡は、基本的に、メールなどの文字を使った手段にする。

 

 

①固定電話は契約しない。

 最近は、みんなが携帯電話を持つようになりました。そのため、固定電話の必要性はどんどん下がっています。固定電話があると、余計に費用もかかりますし。「サイレントモード」がなかったりして、急に着信が鳴るおそれがあります。そのため、電話が苦手な人は、固定電話は契約しない方がよいかと思います。

 

 

②携帯をサイレントモードにする。

 電話の着信音が苦手な人は、携帯を「サイレントモード」にして音が鳴らないようにするとよいと思います。サイレントモードにしても、携帯ならば、着信履歴が残ります。サイレントモードにすると、なかなかタイミングよく着信をとることは難しいとは思いますが、着信履歴が残っていれば、後でそこにかけなおせば、大抵はなんとかなります。あとは、「大体これくらいの時間に、あの人から着信がある」とわかっている場合は、着信音を鳴らすようにすればいいのです。

 

 このように、携帯は、「基本的にはサイレントモード」にして、大事な電話がかかってきそうな時だけ、着信音を鳴らすという形にするとよいかと思います。

 

 

③連絡は、基本的に、電子メールなどの文字を使った手段にする。

 最近は、日常的なやりとりは、電子メールやLINEといった、文字を使った伝達手段でほとんど可能になっています。電話が苦手なら、無理に使わず、基本的にはメールなどの文字を使った伝達手段でやりとりをしましょう。

 

 ただ、メールだと、連絡がつくまで時間がかかってしまう場合もあるため、どうしても緊急で連絡を取りたい場合は、電話を使いましょう。

 

 

 プライベートであれば、「電話を全く使わない」ということも、頑張れば可能かと思います。しかし、仕事になると、なかなかそうも言っていられないことが多いです。次は、仕事での対策について説明していきます。対策は、以下の5つです。

 

 

電話が苦手な人の対策(仕事)

 ①電話対応がない職種を選ぶ

 ②外部とのやりとりが少なそうな職種を選ぶ。

 ③小規模な職場を選ぶ

 ④事前に準備する(話す内容、筆記用具、メモ帳)

 ⑤聞き取れなかった時は、しっかり聞き返すようにする

 

 

①電話対応がない職種を選ぶ。

 仕事の職種によっては、電話対応が必要ない職種もあります。「電話がどうしても苦手だ」というのであれば、そもそも電話対応をする必要がない職種を選ぶというのも手です。

 

 

②外部とのやりとりが少なそうな職種を選ぶ。

 仕事の電話では、「内部の人とのやりとり」と「外部の人とのやりとり」があります。内部の人であれば、普段仕事で顔を合わせている人が多いので、電話が来ても緊張しにくいです。しかし、外部の人とのやりとりだと、全く面識のない人とやりとりをしなければなりません。これはかなり緊張します。

 

 そのため、仕事を選ぶ際は、「外部とのやりとりが少なそうな職種を選ぶ」ということも、一つの手です。

 

 

③小規模な職場を選ぶ

 小規模な職場に入ると、人の数が少ないですから、職員一人一人をよく知ることができます。よく知っている人となら、電話でやりとりをしても、緊張感は少なくなります。そのため、「小規模な職場を選ぶ」ということも有効です。

 

 ただ、小規模な職場でも、外部とのやりとりが多い仕事だと、慣れない人と電話で話す機会が増えるので、注意しましょう。

 

 

④事前に準備する(話す内容、筆記用具、メモ帳)

 電話が苦手な人は、事前に準備をしておくと、だいぶ気分が違います。自分が電話に出た時に、「まずこの言葉を言う」という言葉を自分なりに決めておきましょう。そうすることで、電話を受けた時も、言葉がスムーズに出やすくなります。

 

 また、筆記用具やメモ帳もしっかり準備して、電話の横に置いておきましょう。そして、筆記用具やメモ帳の置く位置を決めておきましょう。そうすることで、電話に出てすぐにメモをする用意ができるので、多少心に余裕ができます。

 

 

⑤聞き取れなかった時は、しっかり聞き返すようにする。

 電話が苦手な人というのは、「1回でちゃんと聞きとらないと」というプレッシャーが強いように思います。そのプレッシャーにより、余計に苦手意識が強くなります。また、「聞き返したら、相手に失礼かな」と思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、実際に聞き返しても、それで不快な気分になる人というのは、実際はほとんどいません。聞き返されても、「電話だから聞き取れないのは仕方ない」と、大抵の場合、相手は思ってくれます。

 

 だから、「聞き取れなかったら、聞き返せばいい」と考えておきましょう。そう考えれば、多少気は楽になるものです。

 

 

 幸い、現在はだいぶ電子メールが発達してきたので、以前に比べれば、電話でコミュニケーションを取る機会が減ってきてはいます。だから、電話が苦手な人は、それほど「電話が苦手なのを克服しなきゃ」と思い込む必要はないと思います。苦手なら苦手で、基本的に他の手段で連絡を取れば、なんとかやっていけたりします。

 

 ただ、全く電話と関わらずに過ごすことも難しいので、「つかず離れず」くらいの距離間で、電話と向き合うようにするのが良いのではないでしょうか。