場面緘黙症だった僕の、その後の人生

小学校時代に場面緘黙症を経験。社会に出た後も、仕事になじめずに苦しむ。社会にうまく適応できないという悩みあり。このブログが、同じような悩みを持っている方の参考になれば幸いです。

言語聴覚士として病院に勤務(2年目以降、休職から復帰後)

 休職から復帰後は、「しっかりやるぞ」という気持ちが強かったように思います。職場では、自分から積極的に他の人に声をかけるよう心掛けていました。ただ、今思い返すと、ちょっと頑張りすぎていた部分もあり、「過剰適応だったかな?」と思うところもありました。ただ、その時は、「無理してでも周りと合わせよう」という意識が強かったです。

 

 最初は、担当の患者を持たずに仕事をしていましたが、徐々に慣れてくると、担当の患者を持つようになりました。

 

 仕事は、やはり辛い部分が多かったですが、休職中に身につけたメンタルコントロール法を使いつつ、なんとかごまかしながら続けていました。職員とのコミュニケーションでストレスを感じることは多かったですが、それと同時に、患者とのコミュニケーションもストレスに感じることもありました。「この人とは合わないな」と感じても、自分が担当となってしまえば、その患者とは毎日のように顔を合わせてリハビリを行います。それがしんどい時もありました。しかし、中には、「この人と話しているとほっとするな」と思う、相性のいい患者もいました。そういう人とのリハビリの時間が、癒しになっていたと思います。

 

 あとは、自分の中で、「休みの前日の夜は、外食をしよう」と決めていました。休みの前日の夜に、「よし、明日は休みだ」と思いながらおいしい料理を食べていると、だいぶストレス解消になりました。

 

 ただ、仕事を続けていると、ストレスは徐々に蓄積していきます。そして、続けるごとに、仕事の責任も重くなってきます。職場復帰から2年が過ぎたあたりから、「あれ、メンタル面がだいぶ落ちているな」と感じることが増えました。それで、仕事を休んでしまうこともありました。その頃から、「このままこの職場で続けていたら、またメンタルがおかしくなりそうだぞ」という予感がしました。

 

 そしてその頃、ちょうど家庭の事情で実家の方に帰る必要が出てきたので、「これはちょうどいい機会だ」と考え、思い切ってその職場を辞めました。辞めた時点では、次の職場はまだ決まっていませんでした。

 

 


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