場面緘黙症だった僕の、その後の人生

小学校時代に場面緘黙症を経験。社会に出た後も、仕事になじめずに苦しむ。社会にうまく適応できないという悩みあり。このブログが、同じような悩みを持っている方の参考になれば幸いです。

言語聴覚士の専門学校時代(2年目)(臨床実習編、2か所目)

 2か所目に実習に行ったところは、関東地方にある総合病院でした。こちらも、家から通うには遠かったので、ウィークリーマンションを借りて、そこから通っていました。


 この病院は、1か所目に実習に行ったところよりも、職員が忙しそうにバタバタ動いており、最初はその雰囲気にのまれました。ある程度規模の大きい病院で、言語聴覚士も、5~6人ほど在籍していました。


 指導者の言語聴覚士の先生は、30代の男性の先生で、時には厳しい時もありましたが、基本的にはユーモアのある楽しい人で、魅力ある人でした。そのため、厳しいことを言われても、それほど気になりませんでした。


 ただ、1か所目に実習に行ったところよりも、細かい部分を要求され、実習中は、全体的に余裕がない感じでした。


 実習では、脳血管疾患で失語症となった、高齢の女性の方の言語リハビリを担当しました。仮に、名前を「Aさん」としておきましょう。Aさんは、僕のことを孫のようなものと思ったのが、こちらがあたふたした対応をしていても、にこやかに対応をしてくれました。


 後で他の病院スタッフから、「Aさん、○○君(僕のこと)との言語リハビリを楽しみにしているみたいだよ」と言われました。それを聞いた時、「ああ、自分は半人前だけど、それでも、少しでも人を喜ばせることができているんだな」と、少し嬉しくなった記憶があります。


 実習も後半になり実習報告書の最終まとめに入っていましたが、なかなかうまくまとめることができませんでした。そのため、夜は寝る時間を削って、実習報告書を書いていました。


 そのため、実習の後半になると、睡眠時間は2~3時間くらいしかとれず、日中は眠気と戦いながら、実習をこなしていました。


 そして、実習の最後には、言語聴覚士だけでなく、理学療法士や作業療法士も含めたリハビリ科全体の職員の前で発表をしました。リハビリ職員だけで、40人くらいはいたと思います。多くの人の前で発表するのは、とても緊張しました。


 発表が終わり、質問に入ると、色々と間違いを指摘され、厳しいことも言われました。「くそっ!」と思いましたが、これで実習も終わりだと思い、何とか我慢して耐え、実習を終えることができました。


 実習が終わった日の夜は、レストランに寄って、「実習終了祝い」ということにして、おいしいものを食べました。その日の夕食は、解放感もあったためか、食事はいつも以上においしかったです。


 「やった、実習が終わったぞ~!」と大声で叫びたい気分でしたが、そこで叫んでしまうと、周りから変な目で見られるので、心の中で思い切り叫びました。

 


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