場面緘黙症だった僕の、その後の人生

小学校時代に場面緘黙症を経験。社会に出た後も、仕事になじめずに苦しむ。社会にうまく適応できないという悩みあり。このブログが、同じような悩みを持っている方の参考になれば幸いです。

言語聴覚士の専門学校時代(2年目)(臨床実習編、1か所目)

 臨床実習についての続きです。自分は、2か所実習に行きましたが、比較的「当たり」だったように思います。同級生の実習の話を聞くと、「自分が行ったところは、だいぶ恵まれていた」と思いました。

 

 1か所目に実習に行ったところは、主に小児の言語リハビリを行っている病院でした。僕は、関東にある専門学校に通っていましたが、近場に実習先がないということで、はるばる九州にある病院まで実習に行きました。期間は2か月間でした。住まいは、ウィークリーマンションを借りていました。

 

 指導者の言語聴覚士は、年配の男性の先生でした。熱い先生でしたが、学生に無茶な要求をすることはせず、温かさも兼ね備えた先生でした。また、指導も、空き時間を見て効率よく行ってくれるので、比較的早い時間に帰ることができたのもありがたかったです。

 

 病院に通ってくる子供は、様々な疾患の子がいましたが、中でも、自閉症の子供が多かったです。

 

 重度の自閉症の子もいて、急に大声で叫びだす子もいました。最初はかなり驚きましたが、実習が進むにつれ、少しずつ自分も自閉症の子に慣れていきました。

 

 先生は、そういった重度の自閉症の子に対して、時に優しく、時に厳しく指導をしていました。見ていて、「こんなに強く言っていいのかな?」と思うこともありました。ただ、ずっと見ていると、「先生と子供の間に信頼関係があるから、強く言えるんだな」ということに気づきました。子供も、強く言われた後は興奮したりもしていましたが、しばらくするとまた元に戻り、先生のことを嫌っている様子はありませんでした。

 

 また、自分が行ったところは、九州の田舎の方だったので、休みの日は、自然が多い中を散歩したり、レンタサイクルで走ったりしました。また、その地方の人は、温かい人が多く、「関東地方の人とだいぶ雰囲気が違うな」と感じました。そういう感じで、息抜きもできていました。

 

 実習には、自分の他に、もう一人、男性の学生も来ていました。そのため、その人と相談しながら、実習報告書を作りました。実習後半になっても、それほど時間に追われているという感覚はなく、ある程度余裕を持って、実習報告書を仕上げることができました。

 

 そして、実習終了後は、先生から、「せっかくだから、観光につれてってあげるよ」と言われ、先生の車で、近くの観光名所を案内してもらいました。

 

 そのような観光気分も味わえ、1か所目の実習は比較的楽しく過ごすことができました。


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