場面緘黙症だった僕の、その後の人生

小学校時代に場面緘黙症を経験。社会に出た後も、仕事になじめずに苦しむ。社会にうまく適応できないという悩みあり。このブログが、同じような悩みを持っている方の参考になれば幸いです。

言語聴覚士の専門学校時代(2年目)(臨床実習について)

 専門学校2年目になると「臨床実習」がありますが、学校生活で「実習が一番きつかった」と言う人は多いです。これは、言語聴覚士だけでなく、同じリハビリ職の理学療法士や作業療法士に聞いても、そう言う人が多いです。

 

 臨床実習は、病院や施設などで働いている言語聴覚士の指導者のもとで行います。大体、1ヵ月から2ヵ月間ほど、病院や施設に出向いて、実習を行います。自分の場合は、2か所、実習に行きました。

 

 実習では、学生は、言語障害のある実際の患者様の検査などを行い、その人の状態を評価します。そして、その評価結果に基づき、治療プログラムを立案し、言語の訓練を行います。

 

 指導者は、「どのような評価を行うか」「きちんと検査が行えているか」「治療プログラムは適切か」「適切な言語訓練が行えているか」といったことを見て、実習の合否や成績を決めます。

 

 学生は、知識が少なかったり、きちんとした評価プログラムや治療プログラムが立てられないと、指導者から厳しく指導されることもあります。

 

 しかし、問題なのは、「パワハラまがいの指導をする指導者」が存在することです。実習中、できの悪い学生が来ると、その学生の能力だけでなく、人格を徹底的に否定するような指導者もいます。このような、ブラック企業さながらのパワハラをする指導者というのも、時々いるようです。

 

 過去には、理学療法士の実習で、指導者のパワハラにより、学生が自殺してしまうといった痛ましい出来事も起こってしまっているようです。

 

 言語聴覚療法のリハビリというのは、おおまかな流れはあるものの、細かい部分は、各セラピストの裁量に委ねられている部分もあります。そのため、その指導者のこだわっている部分をうまく汲み取れないと、「違う」と言われ、実習で徹底的に叩かれてしまうこともあります。

 

 また、実習中のことを振り返った時に、「とにかく寝る時間がなかった」と語る人は多いです。実習の指導者や病院や施設に勤めているので、当然のことながら、自分の仕事もあります。その合間を縫って、学生の指導を行います。

 

 そうなると、本格的に学生に指導を行うのは、「勤務終了後」となります。17時半や、18時から本格的な指導が始まるわけです。そうなると、家に帰るのは、19時や20時となります。そこから、夕食を食べて、風呂に入ってから、実習報告書や翌日の評価計画や作成するので、とにかく時間がなくなります。実習は、期間が決められているので、期間内にきちんと実習報告書をまとめなければなりません。そうなると、実習後半になればなるほど時間がなくなります。

 

 自分の場合は、実習中に徹夜をしたことはないですが、実習の佳境に入ってくると、2~3時間しか睡眠時間が取れないこともありました。